2017年09月05日

壮絶、お父様の最期! 〜聖和5周年を迎える前に 再確認したい事〜  《可知講師》2



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2012.7.19☆


可知講師のみ言、続編です。



親が最後に選ぶ選択の道

弟子たちが、如何に愚かな者たちだからといって、
統一教会を滅ぼして、
もう一度始めからやり直すことは出来ません。

そこでその弟子たちに、心底から自覚させ、
決意させ、勝利させるために、
親にとって最後に残された選択の道は
一つしかありませんでした。

食口たちに当てた手紙より(1965.6.30)


“親の心、子知らず”という言葉があります。
また「親を養わんと欲すれば、親いまさず」
(親に尽くし得なかったことを、今してあげたいと思っても、
親はもうこの世にいない)(『小学』外篇)という言葉があります。

御言にも次のような御言がありました。

自分たちを育てておいて霊界に行った
父母を考えるとき、
一生の間信じることができずに親不孝した、
その親不孝に対する悔い改めの心を
忘れることができないのです。

(2006.1.1)

親が子のために生きてあらゆることを教えても
子が悟らなければ、
親が自らを祭物にし、その死によって悔い改めさせ、
子に悟らせて勝利させるしかない、と。

真の御父様は2012年4月27日の天正宮の訓読会で、
以下のように指示されました。

このままでは誰一人、『基元節』に
天の前へ連れて入ることのできる人がいない。

全員が40日断食をしてでも、
これまでの歩みを反省し、
悔い改めて、30日原理本体論特別教育に参加し、
氏族的メシヤを勝利して
『基元節』を迎えなければならない。

過去のすべての事は問わない。



その後、自らの肉身を祭物とするかのように、
真の御父様は、御自身を極限に追いやるような日々を続けていかれました。

訓読会が延々と続き、食事もとらず、
時には9時間、13時間半と続きました。


真のお母様も、後日、次のように語っておられます。


お父様は元来とても健康なお体で
お生まれになられたため、
管理だけでもしっかりされれば
もっと長く生きることが出来たのですが、
最近数年間は一日を千年の如く感じられると語られながら
大変お忙しく動かれました。

…ある時は私の身体の調子が悪くて、
ついて行くことが出来ませんと
お伝えしたこともあります。
そうしたらご自身お一人で行かれると言われました。

…そのように無理をする生活を
継続して来られました。


(2012.9.23)


真の御父様は風邪をこじらせて肺炎となり、
かなり咳きこんでおられたため、真のお母様の説得によって、
2012年8月3日に江南のカトリック大学聖母病院に入院されました。

しかし真の御父様は、「何も出来ないここは牢獄だ!」と言われるので、
静かに静養して動かない事を条件に、12日ごろ、
真のお母様が真の御父様を天正宮に戻されました。

しかしその車の中で「今から巨文島に行かなければならない」
「飛行機はどこだ!」等、叫んでおられました。


お母様のみ言です。


8月13日は太陽の日差しが非常に強かったのです。

にも拘らずその痛いほどの日差しを受けられながらも、
一抱えではきかないほどの大きな
酸素ボンベを持って回らなければならない立場で
あることを御存知でありながら、
しきりに見て回るとおっしゃったのです。

・・そして私の手を掴み
「オンマ、ありがとう!オンマ、よろしく頼む!」
とも語られました。

このようにされたのは何を意味するのでしょうか?

時々御言の中で
「私は行く時になった。私が行く時を知っている」など、
このようなみ言を数多く語られたのですが、
最後にそのような準備をされた期間であったことは
間違いありませんでした。

…少し休んで下さいとお勧めすると
「オンマの膝で横になりたい」と言われながら、
うたた寝をされたりもしました。
健康であられた時は一度もされなかった
そのような行動を、近頃はたくさんされました。

一生涯を通じて誰よりも強く生きてこられた
お父様でしたが、お体が大変になられてからは
子供がお母さんを必要として頼ってくるように、
いつも私の側に近くにいたいと言われました



天正宮に戻られても、真の御父様は無理をされ、
再び悪化したため清心病院を経て聖母病院に再び移られました。
病院では治療に苦痛が伴うため、睡眠治療を続けておられましたが、
進展が見られず、環境が整っている清心病院に移動されました。

そして、9月3日、お母様、子女様たちに看取られながら
静かに聖和されていかれました。



「親の心、子知らず」・・・
わたしも、子供たちが時には言うことを聞かず、
不甲斐ない思いになるときがありますが、
そういうときほど、真の父母様が
私たちをどう思われているのか、
そのことを思い訪ねて、胸が苦しくなることがあります。

真の父母様はどこまでもどこまでも、
私たちのことを子供として、見続けておられるのです。
お父様の歩みもまさにそうであり、
そして、霊界に行かれても、全く同じ心情圏で、
見つめておられることが感謝でなりません。

父母様の深い愛の中に生かされている私であることを
改めて感じるのです。

あと、一日続きます。






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posted by ten1ko2 at 08:51 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする