2017年09月19日

自分と家庭のことをしつつ、隣の人に家庭完成させてあげる?! 《金元弼先生》天国4



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金元弼(ウォンピル)先生の講話、
今日は『天国創建のために』の4回目、
「他の人を救うために」です。


子供はみな、父母から学びますから、子供に問題があれば、
結局、父母に問題があるということになるのです。
父母が苦しみ、いろいろ解決できない問題があれば、
必ず、子女がそれで苦しみます。

子女にそういう苦痛を与えない父母になるためには、
どうしたらいいかということを考えなければなりません。


それは、強制的にやる方法もありますし、
何とかして説得してやる方法もありますが、
とにかく祝福家庭はすべて、神が願う家庭として
成長するようにしていかなければだめなのです。

ですから「死ね」と言うのではなく、
「生きながらやりなさい」と言うのです。

家庭生活をしながら、神のみ旨をやるように、ということです。
この調和が難しいのです。

心情的に幼いと、この調和ができないのです。


ある人は、一回に二つの仕事をすると、
頭がこんがらがって何もできないという人がいます。
これと同じです。

自分が家庭生活をしながらみ旨をやるという、
二つの仕事を一緒にしなければだめです。
そういう訓練をしなければなりません。

ですから私たちは自分のことを一生懸命にやるだけで
良いとは言えないのです。

自分のことをやるのは当たり前のことであって、
次に自分の隣の人を生かすことまでしないと、
責任を全うしたとは言えないのです。


先生が今までやってこられた、先生個人として完成するということ、
それはもちろん最小の目標です。

そして、先生が家庭を完成させるということも、それが最終の目標ではないのです。
個人を完成し、家庭を完成する目標は、
結局、世界の人々を救うことが目標です。

自分の個性完成、自分の家庭完成、これはまだ易しいのです。
しかし、いかにして他の人を完成させるか、これはもっと難しいことです。

自分のことは自分でやれるからいいけれども、
他の人のことは自分でやれないのです。
ですから助けてあげて、その人ができるようにしなければなりません。
他の人を完成させて、他の家庭を完成させるようにすること、
これは最も難しいのです。


だからこそ先生は、それをまたしてこられたわけなのです。
私たちも同じです。

自分の完成だけが問題ではなくて、家庭完成をしながら、
隣の人をいかにして個人完成させ、家庭完成させるかです。
これをやって初めて、私たちの使命は全うされるのです。


私たちがみ言を語るのも、説教をするのも、すべてそのためです。
人に聞かせて、その人がそのようにするためにやるのです。

このように、人を生かすことが神の願いです。
神が私たちを救ったのも、私たち個人の救いが目的ではないのです。
私たちを通して、次の人を救うことが目的なのです。
私たちはたいていそれを忘れているのです。

キリスト教もみな、自分だけの完成、個人の救援で終わりです。
しかし私たちは、隣の人を導くことがいかに難しいかを知って、
それをやらなければいけません。
これをやって初めて私たちは、
自分の目的、目標、責任分担が完遂されるというのです。

ですから模範を示すことが責任分担です。
模範を示しながら、他の人がそれについて行けるようにすることです。

その両方をして初めて、責任を全うできるというのです。
これをはっきり知っておくべきです。

天国創建のために 
1986年4月4〜7日 
ドイツ・カンベルグ修練所(日本人修練会)



私たちの団体は、世界基督教統一神霊協会から、
世界平和統一家庭連合に名称変更しました。

ただ名称を変えただけでなく、
私たち自身も意識と行動を
はっきりと変えないといけない立場です。

私の家庭完成は、もちろんのこと、
伝道する人たちに対して、
家庭完成を成していくこと。。。

昔から言われてきたことではありますが、
今は、本当にそういう時代であることを
はっきりと認識していかないといけないのだと思います。

続きます。




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posted by ten1ko2 at 11:32 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする