金元弼(ウォンピル)先生の新シリーズ、
「理想の出発点は『ためにある』こと」より、
「教会員のために祈られる先生」を紹介します。
☆
オーストリア教会の皆さんに直接お会いすることができ、心から感謝しております。
オーストリア教会の歴史は、ポール・ワーナーさんの開拓以来、21年になります。
21回目のオーストリア教会創立記念日を心から祝賀します。
そしてオーストリア教会の皆さんがご父母様の心情を抱いて、
その願いを果たすようにと苦労されてきたことに対して、心から感謝します。
また私は、こういう皆さんが私の兄弟としているということを誇りに思います。
☆
教会員のために祈られる先生
毎日曜日ならびに月初め、教会の祝祭日は、朝5時に敬礼式をしますが、
文先生は常に世界中の統一教会のメンバーのために、
神が愛される孝子女になれるようにと心を込めてお祈りしておられます。
そのお祈りがどのように世界の人々の中に実っているかを、
私は今、皆さんにお会いして実感しました。
先生はだれも知らない迫害の中で、神の解放と人類の解放のために、
ご自身の家庭を犠牲にしながらひたすら歩む中で、
ついてくる私たちに対して、
「惨めな先生についてくる教会員も、
どんなにか惨めな道を歩んでいることだろう」
と考えながら、神が直接見守ってくださるよう祈られるのです。
私は、そのように神にお祈りされる先生の声をたびたび聞きました。
☆
私たちはこの道を知る前に、神は栄光の神であり、
幸せな神であろうと思いました。
しかし、この道を知った時、私たちは、
神がどんなに惨めな神であるかが分かりました。
それゆえに、私たちは、常に難しいことがあっても
神に助けを請うよりも、いかにして
惨めな神の代わりになってあげられるかと思うまでに変わりました。
この世には宗教を信仰している人がたくさんいますが、
私たちはその点が違います。
個人の救いのための教えと、神を解放し人類を解放するという教えと、
ここに大きな違いがあるのです。
☆
私たちの行く道は、メシヤの行く道そのものです。
ですからこういう事情をよくご存じの先生は、
私たちのことを常に心配せざるを得ないので、
神の加護が私たちと共にあるようにと常にお祈りしておられるのです。
それをはっきりと知ってほしいのです。
☆
私は先生に出会ってから40年になりますが、
先生はこの40年、一日も休まず朝5時から働いておられ、
夜12時以前に休まれるのを見たことがありません。
ですからこの先生と一緒に生活するということが、
どんなに難しいかがはっきりと分かります。
先生の近くに侍るリーダーであっても、
先生に自分のやっていることを報告したり、
あるいは指示を受ける必要がある時には、
1時でも、2時でも、3時でも我慢できますが、
その用事が済むと先生の所から早く離れたいという心をもっています。
そういうことを見ても、先生が人の力では
できない生活をしておられるということが分かります。
先生は、神の国をこの世に実現するという、その目的を達成するまで、
こういう生活を継続しておられるということを念頭に置いてください。
1986年5月18日 オーストリア教会
☆
お父様が神様の解放のために祈りを捧げ、
食口たちの苦労を思って、涙される。。。
そのようなお父様の姿が思い出されます。
そして、先日も紹介したように、お母様
地球の反対側で歩んでいる祝福家庭のために
夜も眠ることができない中を過ごしておられます。
「真の父母」というのは、
名前だけ与えられているわけではなく、
心情圏もそのごとくに歩んでおられるのです。
真の父母様に深く感謝いたします。
続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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