2017年10月25日

真の父母は地球を救う?! 「地球温暖化」について知ろう!



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「自然を破壊するのは人間の利己心です。
……地球の環境が破壊されたのは、
人より少しでも大きく、
早く成功しようとする人間の貪欲さのためです。

……自然は神様の創造物であり、
人類のために下さった贈り物です。

……自然を大切にして愛することは、
神様を愛することと同じです。
神様がつくられたすべての存在を、
愛の対象として感じなければなりません」

(『平和を愛する世界人として』光言社版P339-341)



真のお父様が語られるように、地球環境は
危惧される大きな問題が山積みです。
例えば「地球温暖化問題」──
いったいどのように解決していったらいいでしょうか。

真の父母様は、「鮮鶴平和賞」を通じて具体的に
その解決に向けて、動いてくださっています。

中和新聞Onlineで連載中の
「真の世界平和を求めて」
その中で、わかりやすく解説されています。


人類が直面する大きな課題の1つが、地球環境問題です。
その中でも深刻なのが、「地球温暖化」であると言われています。

統一運動がどのように取り組んでいるかを紹介します。
 


海面上昇の脅威を訴えてきたアノテ・トン氏

文総裁の遺志を受け継がれた韓鶴子総裁は、
世界平和の実現に貢献した個人または団体の功績を表彰する
「鮮鶴平和賞」を創設。その第1回受賞者に、
地球環境問題に貢献した人物を選ぶように提言されました。

2015年8月28日、韓国・ソウル市内のホテルで行われた
同賞の第1回授賞式では、受賞者の1人に、
キリバスの大統領(当時)として、気候変動に伴う危機を
国際社会に訴えてきたアノテ・トン氏が選ばれました。

彼は、太平洋に浮かぶ低平地の小島嶼国家が、
海面上昇によって直面している危機について、
国際社会に熱意をもって伝え、
この問題に積極的に取り組むように導いてきました。

国際社会がこの問題の解決に着手するには包括的な諮問機関が必要です。
アノテ・トン氏は、国連を含む主要な国際機関に対して、
その創設を呼びかける重要な役割を果たしたのです。


授賞式で彼は、
「もし全世界が、和解と共存と協力を促進する
文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻のビジョンを受け入れれば、
より良い平和な世界になるでしょう」と述べ、

「気候変動は、世界の全ての人々にさまざまな程度で影響を与えます。
我が国民は、この世界的な災難の最前線に立っているのです」と、
水没の危機に瀕している自国の現状を訴えました。

今後も、天宙平和連合(UPF)をはじめとする統一運動は、
地球環境問題の解決に向けて継続的に取り組んでいきます。



さて、「地球温暖化」
これによって何が問題になるのでしょうか。
現在までの国際的な流れについても
説明されていますので、よろしければどうぞ。



地球温暖化と海面上昇は「疑う余地がない」

地球の平均気温は、1880年から2012年の期間に0.85 度上昇しており、
長期的に上昇傾向にあることは「疑う余地がない」と評価されています。

また地球温暖化のメカニズムについては、
「人間の産業活動に伴って排出された温室効果ガス(二酸化炭素、メタンなど)
が主因となって引き起こされている」とする説が主流です。

「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)によって公表された
「IPCC第5次評価報告書」(2014年)は、
20世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な要因について、
人間の影響である可能性が「95%以上」であるとしています。


地球温暖化によって引き起こされる代表的な環境問題の1つが「海面の上昇」です。
温度が高くなると、海水は熱膨張によって体積を増し、
さらに大陸氷床が融解することによって、海面が上昇するのです。

先述の報告書によると、今世紀末の世界の平均気温は、
現在よりも0.3から4.8度の範囲で上昇し、平均海面水位は、
0.26から0.82メートルの範囲で上昇する可能性があるとされています。

海面の上昇により、ツバルやキリバス共和国などの太平洋上(赤道付近)の島嶼国は、
既に水没の危機に瀕しているのです。



気候変動に関する国際的な取り組みと課題

地球温暖化問題に対する国際的な枠組みを設定した条約が、
「気候変動に関する国際連合枠組条約」で、
1992年に作成され、1994年に発効しました。

この条約に基づく交渉の代表的なものが、毎年開かれている
「気候変動枠組条約締約国会議」(COP)です。
その中で有名なのが、1997年に京都で開かれた「COP3」で、
このとき、温室効果ガスの削減目標を定める「京都議定書」が採択されました。

京都議定書が、先進国に拘束力をもつ排出削減義務を負わせたことは、
温暖化対策の第一歩として非常に大きな意義があったと言えます。

一方で、中国などの新興国に義務を課さなかったこと、
米国が最終的に批准しなかったこと、
目標設定の公平性が確保できなかったこと、などの課題を残しました。


京都議定書の採択から20年がたちました。
その間、世界経済の牽引役は先進国から新興国に代わり、
国際政治の構造も様変わりしたため、新しい仕組みが必要とされてきたのです。

そのような中、2015年12月にパリで開かれた「COP21」で、
「パリ協定」が採択されました。

これは、発展途上国を含む世界の196の国と地域全てが温暖化対策に取り組む、
初めての国際的な枠組みであるという点で評価できる反面、
以下のような課題も指摘されています。


@各国の合意を優先し、京都議定書のように
 温室効果ガスの削減目標の達成を義務づけなかった。
Aしたがって、温暖化対策が実施されるかどうかは、各国の取り組み次第である──。

気候変動に対する国際的な取り組みが、今のままでは、
実質的解決は困難であると指摘されており、解決を妨げる最大の問題は、
「国家エゴ」と「経済至上主義」だと言われています。

米国のトランプ政権は2017年6月1日、国内の化石燃料産業を振興させるために、
パリ協定からの離脱を表明しました。



真のお母様は74億人類の真の父母として、
今何をなすべきか、そのことを常に考えておられることでしょう。

ですから、人類の救いに対しても、
宗教的分野だけでなく、環境問題に対して、
強い意識を持っておられるお母様は、
父母の心情を動機としたものだと思います。

そして、この「鮮鶴平和賞」も真のお父様の遺志を継ぐものです。
『お父様ができなかったことを代わりに成し遂げる・・・』
そんな、お母様の思いが強く感じられるのです。




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posted by ten1ko2 at 09:56 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする