2017年10月30日

世界で最も深刻な2つの問題、「家庭崩壊」と「青少年淪落」解決の唯一の方法とは?! 《朴普煕先生》



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朴普煕(パク ボウヒ)先生のみ言、
続編です。



次に申し上げたいことは、このような責任を果たすために、
日本が強く発展しなければならない、ということです。

強く発展するということは結局、日本が教勢を広げて、
充実した100万教勢に到達し、各方面、つまり
政治・経済・社会・教育・道徳・文化、あらゆる面で
統一文化をもって影響を与えることのできる、
巨大な統一運動へと発展しなければならないということです。


今、世界で最も深刻な問題は、「家庭の崩壊」と
「青少年の倫理・道徳の衰退」の二2点です。

現在、家庭の崩壊がいかに進んでいるかということは、
統一教会の中にいる私たちには想像もつかないほどです。

アメリカでは、結婚した夫婦の半分以上が離婚しており、
中でもカリフォルニア州では、4家庭のうち3家庭が壊れているのです。

それは、先進国と言われる国ほどひどくなっています。
アメリカ、イギリス、フランス、そして日本、韓国。
日本も今、どんどんアメリカの後を追っています。
統計では5家庭に1家庭が離婚しているということです。


家庭というのは、神様がつくられた最も重要な基本単位です。
神様は、これしかつくられなかったのです。

家庭、すなわち四位基台の一つひとつが細胞のごとく完成すれば、
それが自動的に氏族となり、民族となり、国家となり、世界となっていくはずでした。
しかし今、その基本となる細胞が崩れつつあるのです。

家庭における2つの柱が何かといえば、父と母です。
しかし今では、この父と母という問題がめちゃくちゃになっています。


現在、アメリカでは私生児が毎年、100万人以上生まれています。
父親のいない子が、すでに何千万人もいるということです。

ですから学校で、「父母の名前を書きなさい」と言われても書けないのです。
母の名前は知っていても、父親の名前は知らないのです。

“お父さんはどこにいるかも分からない、
でも自分は生まれている”。
これが現状なのです。


そのような人間が集まった社会に、どのようにすれば
正しい家庭観を植えつけることができるのでしょうか。

父母という概念自体がなくなってしまっている社会に、
父母の愛など存在するはずがありません。
これをキリスト教では終末といい、仏教では末法といいます。

この終末の世を救う案、方法、または原則を持っているのはだれでしょうか。
それはつまり、天の神様が人類の父親であり、母親であられること、
すなわち“天の父母”という概念を人類に教えることができるのは
一体だれなのか、ということです。

それはアメリカの大統領でも、日本の首相でも、韓国の大統領でもありません。
それは、政治の力で解決される問題ではないのです。


それではだれがやるのかといえば、唯一、真のご父母様の理想だけが
この2つの問題を解決することができるのです。
なぜならば、真のご父母様だけが神のひとり子として、
神様から原罪を清算する権限を与えられたかただからです。

ですから、家庭を再建する力を持っているのは真のご父母様だけなのです。
そして、その理想を広めていくのが「真の家庭運動」であり、
具体的には「祝福」を通して実践していくのです。

この運動は、地上に蔓延する乱れた結婚観を、
天と真のご父母様の結婚観に戻す運動です。


この結婚観を一言で言えば、
「男女ともに、結婚するまでは徹頭徹尾“純潔”を守る」ということです。
絶対に婚前の性行為は許されないということです。

これは天の法則です。
自然の法則を破れば自分が破壊されるように、
天の法則を破れば霊的に破壊されてしまうのです。


例えば、だれであっても50階の建物の屋上から飛び下りたならば死んでしまいます。
また、水の中では空気を吸うことはできず、おぼれてしまいます。
それは自然の法則を破ったからです。

それと全く同様に、霊的な法則を破れば
永遠なる死、自己破壊がもたらされるのです。
アダムとエバが堕落したのも、その法則を破ったからです。

神様はアダムとエバに対して、
「善悪の知識の木からは決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう」
と、はっきりと言い渡されました。
「死ぬかもしれない」ではなく、「必ず死んでしまう」と言明されたのです。

それにもかかわらず、彼らはそれを取って食べてしまったので、
ふたりは死んでしまったのです。
それは肉体の死ではなく、霊的な死を意味します。
ですから人類歴史は、「死」から出発したということが言えるのです。


それでは、婚前に純潔を守って、理想的な結婚をした後は
どのようにしなければならないのでしょうか。

互いに一対一の絶対愛を貫くのです。
これを、「夫婦の愛は一方通行である」と表現します。

夫は妻に対してのみ、妻は夫に対してのみ、真の愛を注ぐのです。
ほかにはだれもいないのです。
世界にそれぞれ30億の男性と女性がいたとしても、
一度理想的な結婚をしたならば、自分の伴侶が唯一の異性となります。

このような絶対愛で結ばれた、貞操と純潔を守る家庭によってのみ
“真の愛の花”が咲くのです。

この思想は、現代の世界では考えられないほど厳格であり、
保守的であると言われるかもしれませんが、
これは神様の法則なのです。
時代が20世紀になろうと30世紀、40世紀になろうと、
人類は必ずここに帰ってくるべきなのです。


このように、今、だれも解決することのできない
「家庭の崩壊」と「青少年の倫理・道徳の衰退」を解決することができるのが、
正にこの「真の家庭運動」なのです。

この運動は宗教的にだけでなく、社会的にもアピールすることのできる
国家運動になっていくことでしょう。


「統一教会創立43周年に寄せて」
1997.5.1



このみ言は、20年前の内容ですが、
そのころのアメリカの家庭状況の悲惨さを見ると、
現在は、もっと深刻なのかなと思います。

真の家庭運動しか、家庭問題を解決できる道はないと思います。
そして、何よりも「私」の家庭が真の家庭を目指して、
地域に良い影響を与えられるように、
努力することが必要だと思うのです。

余談ですが、最初に掲載した、
お父様と朴先生の写真、
お二人の心情の近さを感じる素晴らしい写真ですね。。。

続きます。






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posted by ten1ko2 at 09:49 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする