2018年05月22日

嵐の中の航海「お父様と一緒に死ぬなら本望」?! 《真のお母様は幸運の女神》3



fishingTM2.jpg


真の父母様と釣りの証し。
今日が最終回です。


1989年春、真のお父様が考案された
新型漁船「ファイバーグラスボート」が出来上がり、
聖別式が行われました。

式が終わると、お父様が、
「さあ、マグロを取りに行こう」
とおっしゃいました。

新型漁船の責任者は
港周辺を試運転するつもりでいましたが、
いきなり本番です。


急遽、ロングライン(はえなわ漁の漁具)を積み込んでいると、
港の緊急警報が鳴り響き、
「ハリケーン接近」と聞こえてきました。
港口を見ると、漁船が次々に帰港していました。

その光景を見た責任者は、
慌てて真のお母様のもとへ駆け寄り、
真のお父様の出港を止めていただこうとしました。

ところが、おふたりはほほえみながら
休憩所から出てこられて新型漁船の前に着くと、
お母様がお父様に
「行ってらっしゃい」とおっしゃっているのです。

韓国の先生に確認すると、
「大丈夫だ。
真の父母様が手をつないで祈祷してくださった」
と言っていました。

港を出るとき、他の漁船は必死に
帰港しているのに、こちらは出港です。
複雑な心境ではありました。


外海に出ると、急に波風が強くなり、
ついに大波が漁船にぶつかって、
波の上に乗せられたり、
波間に落とされたりしました。

何しろ初航海の船ですから、
万が一どこかに不具合が起きれば、
粉々になって嵐の海に沈むのです。
そう思った瞬間、死の恐怖に襲われました。

誰もが真っ青になって沈黙した瞬間がありましたが、
真のお父様だけは穏やかな表情で
瞑想しておられたのです。

そのお姿を見て、ふと、
「お父様と一緒に死ぬんだったら本望じゃないか」
という思いが湧きました。
すると、死に対する恐怖心がすーっと消えたのです。

数分後、韓国の先生が
「お父様と一緒だ!すごーい」
と叫びだし、みんなで元気に
「イエース、ワンダフル」
と答えていると力が湧いてきました。

こうして嵐の海を乗り越えることができたのです。


嵐が去った後、はえなわ漁の仕掛けを
二時間だけして引き上げると、
メバチマグロやさまざまな魚が
掛かっていて大漁となりました。

港に戻ると、真のお母様が
満面の笑みで迎えてくださいました。

私は後になって気づきました。
あの死の恐怖心を乗り越えられたのは、
真の父母様が手をつないで
祈祷してくださった賜物だったということをです。



真の父母様は、荒天であっても、
絶対に大丈夫であると確信していたのでしょう。
というよりも、もしかしたら嵐が来ることも
わかっていたのかもしれませんが、
何があったとしても行かなければならないという
覚悟をもって海に出られたのでしょう。

ご父母様が心を一つにし
祈って出発したことは、必ずなされていくのだと思います。

そして、この先輩の通過した心情というのは、
み旨の道に通じるのではないかと思います。

どんな困難な状況であったとしても、
真の父母様と絶対的に一つになれば、
必ず道が開かれるし、勝利できるのだと。

真の父母様は先がお分かりになるけれど、
私たちはあまりにも無知なので、
これからの摂理がどのようになるか、
目の前のことだけを見ていると
不安にさえなったりします。。。

しかし、「摂理の春が来た」と語られるお母様。
今は黄金期であると。
勝利を確信しておられるお母様と一つになって、
み旨の道を突き進んでいきたいと思うのです。







にほんブログ村

良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!
(なお、記事の冒頭の家庭連合のバナーもブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜

いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。

大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。

*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます



※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 16:30 | Comment(0) | お父様と海・釣り 自然・万物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

私たちはどれだけ奇跡的な存在か?! <祝福家庭のアイデンティティー> 



180521 20180501_17.jpg


李成萬副会長が
「祝福家庭のアイデンティティーとは」という
寄稿をしておられます。
ポイントだと思うところだけ紹介します。



真の父母様との奇跡的な出会い


真の父母様と同時代に生まれ、同じ空気を呼吸すること自体が大きな福です。

み言に
「原理を探すのは、茫々たる海の中で砂粒を拾うのと同じである」(「み旨の道」)
とありますが、
生きて真の父母様にお会いすることは、
それと等しいほど奇跡的なことと言えるでしょう。

お父様は既に霊界におられ、お母様もいつか霊界に行かれます。
そのあとに誕生する人々は、真の父母様に実体でお目にかかることも、侍ることもできません。

私たちは霊界の全ての先祖を代表し、全人類と子孫万代を代表して、
真の父母様にお会いしました。

イエス様に直接侍り、み言を聞き、み旨のために身を捧げた弟子たちと同じ立場です。
それは感謝しても感謝しきれない事実なのです。



真の父母様の最高のプレゼント

真の父母様は、堕落人間である私たちが生まれ変わり、
救われるために祝福の門を開いてくださいました。

原罪は清算され、偽りの父母であるサタンによってもたらされた
偽りの愛・生命・血統は断絶し、天の父母様の
真の愛・生命・血統に接ぎ木されるようになったのです。

天の父母様との親子関係は回復しました。
ですから真の父母様は、「祝福は、真の父母様が
人類に下さる最高のプレゼントだ」とおっしゃるのです。

私たち祝福家庭は、天の父母様の息子・娘だという自覚を常にもつべきです。
一瞬もその誇りを失ってはいけません。
この点が曖昧になれば、正しい信仰生活はできなくなります。

「真の父母様との出会い」という奇跡の土台の上に、
「祝福」という、もう一つの奇跡を体験した私たちです。

生まれながらに死んでいた立場から生かされ、無償で、地球より重く、
天宙的な価値をもった新しい生命が与えられました。
真の父母様は私たちの生命の主であられます。

ですから、祝福で重生された私たちの生命は、私のものではなく、
天の父母様のものであり、真の父母様に所有されたものと言えるのです。



真の父母様に似る道

それでは、私たちが送るべき生活や、「祝福家庭の道理」とはどのようなものでしょうか?

それはお母様が、2020年までの年頭標語として下さった指針
「創造主、天の父母様に似た、真の愛を実践する天一国の真の主人になろう」
に明らかに示されています。

天の父母様は心情の神様、真の愛の本体であられます。

真の父母様は真の愛の実体として生きられ、私たちに
「真の愛とは、与えてまた与え、与えても与えたという事実自体を記憶せず、
与えてもその代価を望まず、怨讐のためにまで生きるものだ」と教えてくださいました。

地上生活の目的は「真の愛の人」になることです。
真の父母様のように、天を愛し、人類を愛し、
万物を愛することに狂ったようにならなければなりません。

地上でそのように生き、「真の父母様に似た子女」になってこそ、
永遠なる真の愛の世界、天上天国に入城できるのです。



真の父母様の願いとは

真の父母様は、私たちが天の父母様のみ前で真の孝子・孝女となり、
さらに忠臣になることを渇望しておられます。

孝子、孝女とは父母の願いを悟り、成してさしあげる子女のことです。
天の父母様の最大の願いは、失った子女を探し出し、祝福によって救援することです。

私たち祝福家庭を通して、祝福二世はもちろん、
氏族と隣人、万民を祝福なさりたいのです。
これは全祝福家庭の責任であり、神聖な使命です。

無形なる天の父母様は、実体をもつ祝福家庭をお使いになるしかありません。
子女である私たちが、真の父母様の手と足と口に
なってさしあげてこそ、全人類の祝福は可能です。

「ビジョン2020勝利」「天一国安着」は、
この地に祝福家庭が満ちあふれるときに成就します。
最高の真の愛の実践は祝福に導くことです。

お父様の祝福家庭に対する遺言であり、
お母様が最も強調される「神氏族メシヤの使命完遂」に向けて、
私たちはみな、祝福伝道師にならなければなりません。

『祝福家庭』88号(2018年春季号)より


お母様が語られているように、
私たちは、真の父母様が生きておられる時、
まさに「黄金期」に生きている者であり、
しかも貴いみ旨を歩んでいる者たちです。

数十年後、数百年後・・・
おそらく、私たち以上に聖い姿になっている後孫たちは、
たとえ、霊的には劣っているような私たちでも、
真の父母様とともに地上でみ旨を歩んだ私たちに、
どれだけ羨む思いを持つでしょうか。。。

その私たちが地上で何をしていたか、
後孫たちは関心を持つでしょう。

足りない者ではありますが、
副会長が語られているように、
神氏族メシヤとしての使命を果たしたいと思うのです。








にほんブログ村

良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!
(なお、記事の冒頭の家庭連合のバナーもブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜

いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。

大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。

*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます



※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 08:55 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

家庭と伝道の両立をするにはどうしたらいいか?! 《金元弼先生・質疑応答》2



180520.jpg


金元弼(ウォンピル)先生のみ言。
質問応答の続編です。



伝道と家事、育児の両立について

  質問:育児や家事と伝道の両立、信仰のマンネリ化について
     どうしたらいいのか教えてください。


育児、家事は伝道のプロセスです。
それを通して神の心情を相続する場です。

子供が生まれて八日目に奉献式をするように、
子供は自分の子供ではなく、神の子女であり、
真の父母の子孫であると考えなければなりません。

また、子供は全世界の人々を縮小した立場であり、
先祖たちの結実であり、将来の子孫の先祖となります。
その子供の中には、私が復帰しなければならないすべてが入っているのです。

子供が泣いていたらほうっておかないで、
だれから言われなくても面倒を見るでしょう。

しかしこの時、何も聞いてくれないし、
自分のことばかりしていて母親の気持ちを分かってくれない子供を
自分の子供だと考えないで、すべての人類、
またこれから生まれる人類の縮小体だと考えてください。


私たちは、内的に神から親の心情を受け継いでいる者であり、
世の中の人々に対してアベルの立場です。

アベルというのは、兄弟でありながらも、
カインに対して親の心情を受け継いだ人のことをいうのです。
ですから世の中の人たちに対して、私たちは自分の子供のごとく
とらえて接していくことができるというのです。
自分の子供を世話するような心で、その人たちにも接していくのです。

子供が言うことを聞かない時には、私が伝道に行った時に
受け入れてくれないカインの人々のことを考えるのです。

自分の子供なら、自分の気持ちを分かってくれなくとも
関係を切らないで尽くしていくように、
霊の子となる伝道対象者にも
親の心をもって尽くしてあげないといけないということです。

それと同時に、神と真の父母が私たちをどのように許し愛してくれたかを、
育児を通して分からせるために私たちに子供を与えたのです。

ですから育児によってその心情が分かったら、
世の中の人にも同じような心情で尽くしていくことができるようになります。


家事にしても同じです。
家には主人や子供がいて、掃除をしたり食事を作ったりしなければなりません。

家の中のことをするときに、世の中のこと、国のこと、
教会のこと、そして天国のことを思い浮かべながら、
神と真の父母はどのようにされるのだろうかと考えてみなさい。

食事を主人と子供のために作るだけでなく、
神と真の父母と子女様のために作るとしたら、どういうふうに作るでしょうか。
パッパッと今までのように作るでしょうか?
時間がないので速度は速くなるにしても、心情を込めるようになるでしょう。

皿を洗うにしてもサッサッとなるでしょうか、きれいに洗うでしょうか?
そして皿に傷がついたとすれば、それは使わないようになるでしょう。
どうして神と真の父母の前にそういう割れ目のある皿を使うでしょうか。

ですから家事を通して、神と真の父母の心情をすべて受け継ぐことができるのです。

先生が、説教をする時にはその三倍祈って語るようにしなさいと言われたように、
家事を通して得た霊の糧を人々に与えることができるのです。
ですから家事や育児をする時も、心を込めてやりなさいというのです。

信仰生活についての質疑応答
 1989年6月22日 
ドイツ・カンベルグ修練所(日本人修練会)



日々の生活で、神様と真の父母様に
侍る生活というものがどういうものなのか、
具体的な指導をいただいたようで、
本当に感謝です。

目の前に真の父母様がおられなくても、
家事や育児においても、
侍る意識をもって、対していきたいと思います。





にほんブログ村

良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!
(なお、記事の冒頭の家庭連合のバナーもブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜

いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。

大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。

*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます



※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)

posted by ten1ko2 at 09:14 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする