鄭元周(チョンウォンジュ)総裁秘書室長の証し。
続編です。
☆
金日成主席に会った当時の逸話
1991年11月、北朝鮮の金日成主席に会いに、北京を経由して
北朝鮮に入っていく前に、ご父母様はハワイでその準備をされました。
その当時、私は何も知らないままハワイに行くことになりました。
ただお母様から「今、ハワイに行く。
私たちはハワイに行くのだが、冬服が必要だ」
という程度のみ言だけ聞きました。
当時の私は、ハワイは夏なのにどうして冬服が必要なのか考えながらも、
夢にもその行き先がどこかを考えることができませんでした。
ご父母様にお供して、朴普煕総裁夫婦、金孝律、尹基炳、
私たち夫婦が同行しました。
ご父母様はハワイにおられながら、そこの島を巡り
精誠を尽くしていらっしゃいました。
ハワイでの最後の日にお母様が北朝鮮に行かれると伝えてくださり、
これは極秘だとおっしゃったのです。
お母様から北朝鮮に行くという話を聞いた当時は全身が身震いしました。
あまりにも驚いて何も言うことができませんでした。
ご父母様の傍らにいながらも、それほどまでに途方もない仕事を
されていることを、満足に知ることもできずにいたのです。
☆
まず北京に到着したのですが、アメリカ人は北朝鮮に入ることができず、
韓国国籍をもつ者だけが入ることができるとのことでした。
そのため夫は北京に残ることになり、中国で黄(火+華)周氏が合流して
北朝鮮に入ることになりました。
北朝鮮で準備した金日成主席の特別専用機が
ご父母様をお迎えするために北京に飛んできました。
これは夢なのか、現実なのか?
美人の北朝鮮の女性が案内員として来て、親切に案内してくれました。
感動と感激の涙が流れます。
恐ろしさの涙も流れます。
ご父母様の身辺の安全がいちばん恐ろしい問題に思われました。
飛行機が滑走路を離陸するとき、全身に鳥肌が立ち、
期待と心配など万感が交差しました。
☆
そういう渦中でも、お母様は余裕をもたれて
笑って喜んでいらっしゃいました。
飛行機が清川江を過ぎるとお母様は昔の歴史を振り返られました。
「これが清川江なのね。
乙支文徳将軍(六世紀末高句麗の武将)が薩水の大戦をした所よ」
とおっしゃいました。
この川でどのようにして賢く戦って勝ったのだろうかと話されたりもしました。
続いて私たち一行は、話に聞いていた平壌に到着しました。
お父様のお姉様と親戚たちが迎えに出てきて待っていました。
空港に来たお姉様を見られて、
お父様はお母様を「家内だ」と紹介されました。
お父様の兄嫁も出てこられました。
☆
共産圏復帰のための特別精誠
共産圏復帰のための特別精誠
1991年12月 3日のことでした。
私は一日の日課が終わって部屋で寝ていました。
内側からカギがかからないので、一人で寝ているのが恐く感じました。
外の廊下は真昼のように明るかったです。
寝ていると突然、戸が開く音がしました。
はっと驚いて眠りから覚めました。
お母様が入ってこられて耳元でそっと
「三時まで、正装をしてご父母様の部屋に集まるよう
静かに皆に伝えなさい」と言われました。
私は何のことか分からずそのまま伝達しました。
明け方2時に廊下をそっと歩いて金孝律氏の部屋に入った私は、
お母様のみ言をそのまま伝えました。
残りの一行には金孝律氏が伝達しました。
明け方三時にすべての一行が集まりました。
このようにして特別祈祷式が行われました。
☆
真の父母様は側近中の側近である、
元周先生にも、北朝鮮に入国することを、
直前まで話していなかったんですね。
信頼しているとか、していないとか、
そういう問題ではなく、
サタンが侵入しないように、
条件が奪われないように、
そういうことなのかな、と思います。
ハワイの地において、
祈祷を捧げられたお父様。
金日成の親の心情圏に到達して、
北に向かわれた、というのは有名な話です。
真の父母様の、
生々しい歩みが伝わってくるようです。
〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜
いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。
大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。
*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます
※ このブログは、
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教会本部とは一切関係がありません。
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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