鄭元周(チョンウォンジュ)総裁秘書室長の証し
続編です。
☆
南米の摂理
南米の摂理
1994年冬、南米は夏でした。
最初に行ったときは、田舎の風景そのままでした。
行けども行けども平原であり、アリの巣だけがうじゃうじゃとある地域でした。
あまりに暑くて息ができない地域でもありました。
初年度には、まだご父母様の公館がなかったので、
他人の家を借りて生活なされました。
12月になると、ジャルジンの近くは禁漁期間で釣りをすることができません。
警察の保護のもと禁漁期間であるにもかかわらず
川で釣りをすることができました。
警察はいつも水の中に入っていき横になっていました。
水の中で横になって船を出して釣りをする姿を見守っていました。
息をすることができないほど蒸し暑くて、水の中に入って釣りをするほどでした。
ご父母様が昼ご飯を召し上がるときも、首だけ上に上げられて
水に入って船をつかんで召し上がったりもしました。
☆
ジャルジンに行くと金江と銀江がありますが、
その交差する所で釣りをされました。
最初に釣りをされるとき、船に乗って一回りなされるのですが、
走っている船の中にみごとなトラド(魚)が
ジャンプして飛び込んできました。
これが何か摂理的な意義があるものと判断なさったようでした。
それで非常に深刻に考えて祈祷なさるのを見ました。
その地域は完全に密林地域です。
船で走ってみると木々が妨げるので、
頭をかがめてようやく抜けていくことのできる所でした。
☆
言葉で表現するのが難しいほど劣悪な環境でした。
いつも野外で食事をされます。
水に浸食されて木が倒れるので、川辺に行っても釣りをするのが大変でした。
そのとき、そこに来ていた人たちの数を数えて男女二人ずつ
二十組に分かれたのですが、お父様とお母様も一組になられました。
二人一組となってシャベルと鎌を抱えてジャルジンの川辺を
一番から二十番まで定めて、各自が釣り場を整えるようにされたのです。
金江と銀江がぶつかる場所に行くと、東屋が一つあるのですが、
ご父母様はそこに階段を自らつくられました。
☆
虫がとても多く、汗が出て息もつけないほどでした。
橋ができるまでは修練生たちがリレーで一定の間隔を保って立ち、
石油で松明をともしてその明かりで物資を運搬し、
ご父母様もその明かりに従っていかれなければなりませんでした。
当時は茂った森でした。
雨が降るときには、ぬかるみになるのでなおさら大変でした。
ご父母様の荷物も真っ赤な土でぐしゃぐしゃになるほどでした。
いくつかの台をつくって前の庭に置いて、
夜はそこに座られてみ言を語られました。
明かりがないので星がより近くに見えました。
いつも十字星が頭上に浮いていました。
毎晩、外でみ言を語られると服が露で濡れました。
蚊が多くて牛蝿のようなものが多く、
ご父母様があちこち刺されて、とてもご苦労なされました。
アリが人の頭に卵を産むということもありました。
草創期には開拓でした。
ここでニューホープファーム(新しい希望農場)宣言をなされ、
絶対信仰・絶対愛・絶対服従を宣布されたのです。
☆
真のお父様は、韓国における一つの摂理を果たせなかったので、
蕩減復帰をするために、正反対の地、南米において、
エデンの東を復帰する摂理をされました。
それがジャルジンでの開拓です。
証しにあるように、生々しい体験、
本当に劣悪な環境の中で、
開拓していかれた真の父母様のお姿でした。
しかし、どんな困難な状況にあったとしても、
全てを感謝して乗り越えていかれる真の父母様。
神様と善霊界の協助の中で、
勝利していかれたのだと思います。
私たちも苦しい状況の時、
真の父母様の精神を相続して
道を切り開いていきたいと思います。
〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜
いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。
大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。
*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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