2018年05月24日

歴史的なパラグアイ川探査、お湯が出ない船でお母様は?! 《補佐官が見た》7



180524 paraguay.jpg
<パラグアイ川>


鄭元周(チョンウォンジュ)秘書室長の真の父母様の証し。
今回は、「パンタナール探査」です。


1997年9月20日、パンタナール踏査のために
ブラジル、Caicaras(カイサル?)のホテルに到着しました。
ホテルとは言うものの韓国の旅館並みでした。

明日から進められる歴史的なパラグアイ川の踏査に向けた準備の最後の日でした。

準備において実質的な責任はお母様が担当されます。
お父様が使われる物、召し上がる物、常備薬をお母様がすべて準備されるのです。

私は書いておいても満足にできませんが、
お母様はほとんど自動的にすべてを準備されるのです。
お母様はいつも科学的に仕事をなさり、すっきり整理なさいます。

すべてを準備した後、歴史的な踏査のために船に乗り込みました。


船のスペースはとても狭かったです。

狭い空間で川の水で沐浴をされました。
浄水されたと言うのですが、船の事情を見ると完璧な浄水は不可能でした。
お湯は想像もできませんでした。
冷たい水で入浴するととても寒いので、昼にしなければなりませんでした。

お父様がお休みになられるお部屋は、
少しでも楽に使われるようにお母様が自ら整理されました。

お父様がお部屋に入ってこられ、どこに座って勉強なさり、
トイレの使用はどのようにされるということを一つ一つ考えられて、
すべてのものをお父様が楽に生活することができるように準備なさいました。

翌日の朝、船が出発すると同時に甲板の上では訓読会で一日が始まりました。
昼も蚊と牛蝿(ウシバエ)に刺されながら
一日に12時間ずつ訓読会をしました。

手の甲に蚊が来て刺しても蚊を追い払うことができずに訓読会をしました。


1997年9月21日からパラグアイ川の最上流にあるCaceres(カセレス)を皮切りに、
パラグアイ川の踏査が始まりました。

50キロメートルの地点ごとに杭を打つのですが、そこはすべて密林地域です。

虫に刺されながらも、お父様とお母様が船から降りて直接、杭を打たれました。
杭を打ちながら「ここは私の地だ」と叫ばれるのです。
写真をお撮りになって万歳を叫ばれた後、再び船へ上がってこられるのです。

羽根のあるアリのような虫が、本当にご父母様を煩わせました。
船の中全体がその虫から落ちた羽根でいっぱいになって、
戸を開けることができないほどでした。

一週間以上をそのように生活なさりながらも、
いつもお父様を楽しく楽にしてさしあげようとする
お母様のこの上ない精誠は変わりありませんでした。


あるときは、お母様が冷たい水で沐浴して出てこられて、

「私が13人の子供を生んだものと食口たちは思っているけど、
実際は14人を生んだ。
統一教会の教会員たちのために私が死ぬ覚悟をして多くの子女を生んだ。

國進と権進の間が5年あったが、その期間に3、4度の自然流産があった。
そのときが1971年から1975年までだが、
お父様がアメリカに来られて最も困難な時期だった。

当時12歳だった孝進が、お父様を狙う者たちを見分けて
『お母さん、僕があいつらをこらしめようか』
と言うほどお父様の身辺が危ない状態にあった。

そのようなお父様に侍っていこうと、
とても緊張して自然流産するほかなかった」とおっしゃいました。

その影響で今でも冷たい水でシャワーをすると、
悪寒がして5分ほどは動くことができないと言われました。
ところが、船内ではお湯が出ないので、
冷たい水だけでシャワーをされなければならなかったのです。

毎日、疲労薬を召し上がりながらも顔に表さず、その期間を過ごされたお母様でした。



お母様はたくさんの子女様をお産みになられました。
胸痛い流産の話も初めて知りました。

そんなお母様が、今、最前線で歩まれているということが、
本当に奇跡的なことであり、
どれほど大変なことでしょうか。。。

公的な立場であるがゆえに、
ご自身のお体もしっかりとケアーしておられますが、
それ以上に、全人類を生かしていく、という
熱い思いを持っておられるために、
常に前を向いて歩まれるお母様なのだと思います。






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いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
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posted by ten1ko2 at 10:30 | Comment(0) | 父母様の路程 生活の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする