2018年06月09日

「精誠と決意を感じたので、帰りたくない!!」とお母様 《釜山祝勝会》



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皆さんの精誠と決意を感じたので、
私も行き(帰り)たくないです。


真のお母様



5月27日、大盛況のうちに開催された釜山大会。
その祝勝会の話題と、その時のお母様のみ言を紹介します。



嶺南(ヨンナム)圏の責任者と食口の精誠が実った大会

チャン・ドクポン慶南教区長の司会で真のお母様をお迎えして全体で敬拝。
参加者代表が花束を贈呈しました。

お母様が記念ケーキをカットされたあと、
韓国の朴榮培(パク・ヨンベ)第5地区長の夫人、森長えみ子さんと
日本人宣教師の代表4人が贈り物を奉呈。

その贈り物には、同地区で歩む日本人宣教師たちの
「お母様のためにお食事の一食だけでも直接おもてなしをしたい」
との心が込められていました。


チン・ヂャンヂン慶北教区長が報告祈祷を捧げ、朴榮培地区長が登壇。
「神韓国家庭連合統一新羅孝情第5地区」と紹介し、
以下のように大会の勝利報告を行いました。

「1万人の目標に対して1万2000人が集い、既成祝福対象者3000人、青年3000人でした。

釜山教区の朴桔男(パク・キルラム)教区長と食口たちが、
ベクスコ第2展示場を7周する『エリコ城精誠』を21日間行い、
ポムネッコルの涙岩で徹夜祈祷する『1日徹夜精誠』には、
慶南教区の食口600人が参加しました。

お母様は大会で、『北へ北へと上がっていかなければならない』と語られましたが、
歴史学者によると『6・25動乱(朝鮮戦争、1950-53)』で、
南が『洛東江の戦闘』によって戦局を反転させたのが5月27日といいます。

ですからきょうは、洛東江戦線のような大反撃の時であり、
統一の運勢の新しい水門が開いた日です。

私たちは、青年・大学生リーダーシッププログラム、未婚男女祝福活性化、
言論を通した伝道環境の創造などを進め、実体聖霊である真のお母様を証しながら、
神様の国、神様の夢を成し遂げられるように前進、前進、また前進します」



釜山での「1万人祝福式」開催を誓う

李相宰(イ・サンヂェ)蔚山教区長の「勝利提議(乾杯)」で晩餐が始まり、
食事が一段落すると、朴桔男教区長が大会の感想を発表するとともに、
1週間前に見た夢の話をしました。

「コンテナを満載した大型船舶が釜山国際港に入港すると、右手に指揮棒、
左手に綱を持たれたお母様が彗星のごとく現れて、
私にその船を陸に上げるように号令されました。

重い船を肩に載せ、お母様がラッパを吹いて導かれる所に着くと、
そこは大きな運動場でした。
船を下ろすと運動場はいっぱいになり、
どこからか拍手が聞こえ、お母様はいなくなられたのです。

指揮棒は世界を指導する聖霊を意味し、ラッパはみ言、
船はベクスコ(上から見ると船の形)ということでしょう。
拍手は、きょうの参加者のものに違いありません。

釜山はこの勢いのまま、ベクスコでの『1万人祝福式』を勝利し、
206の洞(日本の『町』に相当)で神氏族メシヤを必ずや勝利します」


鄭東元(チョン・ドンウォン)大邱教区長の感想発表、
尹煐鎬・世界本部事務総長の報告に続いて「天一国孝情苑伝授式」が行われ、
お母様が、韓日米を代表する李基誠・神韓国家庭連合会長、
徳野英治・神日本家庭連合会長、鄭元周・総裁秘書室長、
そして朴榮培地区長の4人に下賜されました。

文化公演では、伊藤まなみ・大邱教区長夫人がお母様のお好きな「カゴパ」などを歌い、
日本人宣教師7人による「蔚山教区孝情文化団」が
「蔚山アリラン」「釜山港へ帰れ」などを熱唱。

お母様がみ言(別記)を語られたあと、
朴ソンヨルUPF釜山支部長が億万歳三唱を先導し、
お母様に全体で敬拝をお捧げして、祝勝会は終了しました。  



真のお母様のみ言 (要旨)


皆さんの精誠と決意を感じたので、
私も行き(帰り)たくないです。(拍手)

真の父母様は、世界摂理のために
外国で多くの時間を過ごされました。
特に南米摂理では、奥地で蚊に刺されながら、
劣悪な環境で苦労をたくさんされました。

そこで、カトリック国家圏は
私たちの統一教会(家庭連合)を
理解することができなかったではないですか。

そのような環境で、未来の人類のための食糧問題
のみならず、環境問題を心配し、
本当に血のにじむ努力をされたのです。

多くの夢をもち、皆さんが想像することもできない
公的な財産、本来の主人であられる創造主・
天の父母様(神様)の地、国、世界を、
(天の父母様に)お返ししてさしあげるために、
多くの奇跡のようなことを繰り広げられました。

その時、南米で国家メシヤとして苦労した人がいます。
その人は還故郷して命が危ぶまれる死線を越え、
新しく生まれた身で
残りの人生に最善を尽くそうと決意しました。

そして家庭連合の本部に報告をして、
10万ウォンの車を買って帰ったといいます。
私はその事情を知っています。

私はここに来て、その人の恨を
解いてあげなければならないと感じ、
車を買ってあげようと思います。

「牧会者として働く」と言ったので、
12人用の車がよいと思います。
誰か気になりますか? 
晋州教会長のシン・ミョンギです。

私はそのまま行くのが口惜しいです。
地区長、この行事が終わったら、
教区長たちと一緒に打ち上げの祝宴をしてください。
(地区長、教区長たちがお母様と記念撮影をする)

最後に…、「私たちの願いは統一」を歌いましょう。
(全体で歌う)

統一韓国のために!
(お母様が右手を挙げられる)(拍手)


2018 神韓国家庭連合嶺南圏 希望前進決意大会祝勝会
天一国 6 年天暦 4 月 13 日 (2018 年陽暦 5 月 27 日)午後 5 時から
釜山 ウェスティン朝鮮ホテル


奇しくも昨日の記事に掲載したように、嶺南(ヨンナム)大学では
最後まで講演できませんでしたが(1992年)、
それから25年、1/4世紀を経て同じ嶺南の圏域で
このような勝利を得ることができたことは、
素晴らしいことであると思います。

韓国では、神氏族メシヤ活動を中心に
食口たちがみ旨にまい進していると聞きました。
大きな規模で祝福式も行われるとのこと。。。
釜山の1万人祝福式もその一つでしょう。

新しく李基誠会長になられて、
清平と連結することを通して、
霊肉合同作戦、霊界の協助があって、
さらに導かれているのかと思います。

お母様は精誠を覚えてくださり、
南米で苦労された教会長に
車のプレゼントをされました。

黄金期と言われている今、この時。
本当に精誠を捧げていきたいと思うのです。






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2018年06月08日

講演を続けられない事態に、その時お母様は?! 《補佐官が見た》9



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鄭元周(チョンウォンジュ)総裁秘書室長の証し。
続編です。



韓国40大学での講演会と世界巡回

1992年の第2次日本8大都市巡回講演も
アラスカで突然決定されましたが、
そのときは日本語で話されなければなりませんでした。

頻繁に使われるわけでもなく、熟達した日本語でもないのに、
東京ドームのような大きな会場で講演しようとされるので、
どれほど準備が大変だったでしょうか。


その大会を終えてすぐに韓国40大学の巡回講演をされました。
韓国のキャンパスはざわついており、きわめて緊張した雰囲気でした。

お母様にお供して巡回した中で、高麗(コリョ)大学 Korea University
嶺南(ヨンナム)大学Yeungnam Universityの事件は本当に深刻でした。
いつどの瞬間にどのようなことが起こるか分からない状況でした。

嶺南大でお母様がみ言を語られる間、外では
その大学の学生たちと私たち原理研究会の学生たちが衝突していたのです。

20分近くみ言が伝えられている最中、
学生たちはほぼ押し入ってきて、場内は騒然となりました。
とても防ぐことができず、金奉泰会長がお母様をお連れして退場しました。

その渦中にあってもお母様は、状況が騒然として止むを得ず途中で終えるので、
残りの部分は家で読んでくださるように、
とお願いすることをお忘れになりませんでした。

お母様は何としても終えてから行かなければと言われて拒まれましたが、
事態が次第に深刻になったので、どうすることもできなかったのです。

車でお父様と電話で話し、状況を説明されながらも、
かえってお父様を慰労なさいました。
このような場合に指導者たちがお父様に心配をかけることを考えて、
常にうまく説明なさるお母様であられます。

またそのような状況の中で、お父様ではなく
お母様であったことが幸いだと考えられるかたがお母様であられます。


1992年にはアメリカ8ヵ都市、
ヨーロッパ8ヵ都市の巡回講演も始まりました。

93年春には、お父様がアメリカ12ヵ都市を巡回講演をなさった基盤の上に、
お母様の32ヵ都市巡回講演と
その年の9月7日に、アメリカ国会での講演も進行されました。


講演文は通常、このように準備されます。

み言の原稿草案をお父様が決められると、お母様が仕上げられるのですが、
英語の原稿の場合にはご子女様が翻訳を助けてさしあげます。
その原稿を自信がつくまで読んで読んでまた読んで勉強するお母様であられます。

ボリビアの首都ラパスは海抜四千メートルの高山地帯なので
酸素呼吸器を舞台のそでに待機させておいたこともありました。

また、講演が終わった後、とても厳しい状況でも
遠くから来た食口たちのことを考えて、
祝勝会の場でみ言を続けられたこともありました。


ヨーロッパ巡回の講演の途中で、風邪でのどを痛めて
咳をされていたことがありました。

そのとき、元国家元首が出てきてお母様にのど飴を渡してさしあげたのです。
「サンキュー」と言われて、微笑とともにその飴を
お口に入れて講演されたことがありました。

東洋人として英語で講演なさるお母様の姿を見れば誰でも助けたくなります。
お母様を前にして敵対感を抱く者は誰もいません。
お母様にお目にかかれば誰もが心が溶けるのです。
誰もが、お母様に会うと愛によって溶かされるのです。

(2003年4月発行の著書より)


お母様のスピーチの時、
途中退場せざるを得ない、
そんなことがあったのか、と初めて知りました。

しかし、そういう時でも、動揺されず、
むしろお父様でなく、私で良かった、と、
そのように解釈される真のお母様。

どんな時にも神様を思い、
そして、真のお父様のことを
何よりも第一に考えられるお母様。
私たちも相続しないといけないですね。。。





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2018年06月07日

堕落性をきれいな包帯で巻いてもダメ、どうしたら治る?!《金元弼先生・質疑応答》4



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金元弼(ウォンピル)先生の講話。
先回の質問に対する続きのお話です。



「堕落性を取り除く作業」

私たちには堕落性があるのです。
それを包帯でどんどん巻いていくと、この堕落性は出てきません。

では、堕落性を脱ぐためには、どうしたらいいのでしょうか?
それは刺激を与えなければなりません。

そうしたらこの堕落性が、「ばーん」と出てくるのです。
その時に何もしなければ、またそのまま中に入っていきます。
ですから、出た時に切り取らなければいけないのです。

この作業をしなければなりません。


堕落性本性の最も中心は何でしょうか?
それは自己中心的な愛です。

私たちがお互いに、兄弟の中でも、メンバーの中でも、夫婦の中でも、
自己中心的な考えを主張し合ったとするならば闘いしかありません。

ご主人が夜遅く帰ってきたとき奥さんが既に寝ているとすれば、
苦労してきたのに気持ちが悪いのです。
なぜでしょうか?

「自分を分かってくれない」と、
自分を中心として考えたから寝ている奥さんが嫌なのです。

もし、「彼女はどんなに疲れているのだろう」と考えたときには、
彼女に対して嫌だという思いを改めるようになるでしょう。

このように、自己中心的な考えが出てきたときに、
その人の事情に立って考えることによって、
堕落性が切れるというのです。

こうして、私の中にある堕落性が一つ一つ取り除かれていくのです。


今、私たちの教会の中に愛がないように見えるかもしれませんが、
そのように見えるのは、お互いに私たちが堕落性という、
奥に沈んでいるものを出してあげる作業をするからだと考えなさい。

自分では断つことができませんから、
だれかが刺激を与えなければなりません。

ですから自分がだれかに対して気分が悪くなったとすれば、
私の堕落性を取ってくれるために、
その人が私の堕落性を出してくれた恩人だと考えるべきだというのです。

私たちがお互いにそのように考えながらやっていくときに、
その人は真の意味において愛すべき人ということが分かるようになります。


「信仰生活についての質疑応答」
この質疑応答は1987年1月29日の説教
「祝福家庭の使命」の後になされたものです


金元弼先生の例題は、本当にその通りだと思ってしまいます。

家族の関係においても、また、兄弟姉妹の関係においても、
自分の堕落性が出てしまうような出来事があっても、
膿を出してくれる存在なんだ。。。
そう思えば、全てが感謝なんですね。

先日読んだ、渡辺和子さんの
「置かれた場所で咲きなさい」の一節に、
学長として、学生たちに進んで挨拶し、
笑顔で声をかけても、相手が反応しない時、
このように解釈したと言います。

「私のほほえみは神様のポケットに入ったのだと考える」

人の批判をする以上に、
そういう人を与えていただき感謝です、
という心の器を持っていきたいと思うのです。







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posted by ten1ko2 at 10:41 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする