伝道の証し。
今回は祝福伝道の証しを紹介します。
☆
私は、150軒くらいしかない片田舎の村に住んでいますが、
結婚していない人が20人近くいます。
3年前、親族や友人知人の中で結婚できていない人の名前をあげて
伝道担当者が訪問しようという時があり、
私も区域の伝道担当者として10人程の名簿を頼りに訪問してみました。
出会えた親御さん自身は結婚してほしいと思っていても、
本人とはなかなか話し合いが出来ないという共通の悩みを抱えておられました。
やっと本人に会うことが出来ても、全然その様な気持ちはないと、
あっさり断られてしまった人がほとんどでした。
☆
そんな中で、「結婚したいのでどうかお願いします」
と手をついて頼んで下さった人が一人いました。
その人は、⼩学校の先⽣を定年退職された方でした。
近所の方で、両親は特に神仏を⼤切にされ、代々信仰篤い家です。
この人が現在、霊の子となったSさんでした。
Sさんは、真⾯目で仕事熱⼼で評判の良い先⽣でした。
定年退職後すぐに⺟親を亡くされ、翌年に父親も亡くされて一人ぼっちとなられ、
その淋しさはどうしようもなく、打ちひしがれていた時でした。
今まで、一般の結婚相談所で何回かお⾒合いされましたが、
なかなか上手くいきませんでした。
そんな中、昨年の教区主催のブライダル交流会にお誘いするために、
パンフレットを持ってご案内しました。
しかし、過去の経験もあり、
「どうせ又あのにがい思いをするだけだから気持ちが進まない」と断わられました。
2 回、3 回とパンフレットと私の書いた手紙を持って勧めに⾏きましたが断られました。
教会⻑から「もう一度⾏って来ましょう」と言われましたが、
嫌がっている人をブライダルに誘うのは辛く、気が重かったのです。
しかし、中⼼が言われるのに、私がここで止めてしまったら
この人にチャンスは無いかもしれないと思い、
勇気を奮って断られるのを覚悟で⾏ってみました。
あまり何回も勧めるので、Sさんは「待てよ、何度断ってもこんなに言われるのには
何か深い意味があるのかもしれない」と思ったようで承知して下さいました。
☆
当日は、⾞の中で一言も話されず、こちらも機嫌を取りながら、
「勉強のために⾏くつもりで参加しよう」と励まし、
やっと気持ちを切り換えて下さった様な状況でした。
⾏く途中、⾞の中から⼆重の虹が出たのを⾒たこともきっかけになり、
これは幸先良いかもしれないとの夢をもちつつ会場へと急ぎました。
ホテルの中へ入られると、「もう自分が頑張るしかない」と思われたのか、
順番に出会う⼥性と笑顔で話し合っておられたので安⼼しました。
希望する人を3人決定する中で、自分を希望していて下さる⼥性が
いて下さった事を非常に喜ばれ、
「その人と話したい」と人が変わった様になられました。
希望した人とゆっくり話し合う事ができ、通じ合えてカップル成⽴となりました。
本当に「まさか駄目だろう」と思って参加されたのでしたが、
神様、真の父⺟様、ご先祖様の導きを感じました。
☆
ところがその後、妹さん夫婦がインターネットで家庭連合の結婚だと知り、
お勧めした私に対して厳しく
「今からでも止めてほしい」と強く言って来られました。
しかし、Sさんは相対者の方をとにかく気に入っていて、
「この人以外には自分と合う人はいない、
四柱推命でみてもらっても抜群の相性であり、
この縁を逃したらもう次はない。
兄弟の縁を切ってでもこの結婚を守りたい」と強く主張されました。
妹さん夫婦もSさんの決意を知って認めざるを得なくなり、
第3回目のカップルセミナーの後、Sさんと相対者さんを自宅に招いて下さり、
ごちそうをして歓迎して下さいました。
その後、1日1、2回は必ず電話をされ、デートも重ね、
お互いの親族とも紹介し合い交流を深めながら、
2人の絆を確かなものにしていかれました。
祝福献⾦も了解の上ですぐ納められ、
今年1月に既成祝福を受けられました。
もう結婚は出来ないと諦めていた人でしたが、
こうして尊い導きによって、明るい家庭を築くことができ、
村に⼤きな証しを⽴てて下さった事を嬉しく思います。
☆
Sさんは教区清平聖地巡礼ツアーに参加されました。
ご夫婦は、親孝⾏をする事、先祖を⼤切にする事、霊界を重んじる事という、
3つを⼤事にしたいという共通の価値観を持っておられます。
しかし清平摂理についてはまだ⼗分に理解ができておらず、
最初はツアーの参加にとまどいがあり、もう一歩踏み出せない様子でした。
それで、伝道教育部⻑から先祖解怨の⼤切さなどの講義を受けると、
中⼼人物として今、自分が担っている責任を自覚されました。
教会⻑を中⼼として、関係スタッフの方々と相談しながら進めていく中で
Sさんは相対者と共に納得され、
「霊界や先祖の事は重要やから何の不⾜も思いも無い。
解りました」と感謝して、先祖解怨を決意されました。
家庭出発されてから2ヶ月くらい経ったばかりでしたが、
それまではお互いに解らなかった事も、
家庭⽣活する中で⼆人の間にいろいろな事が出てきました。
その度ごとに⾯談を受けながら指導を受けていかれました。
問題の原因は我々の体についている恨霊であり、
解決出来なかった他家の恨みを持つ恨霊や、
自分の中の恨霊を特別解怨することで問題解決に導かれることを理解され、
今回のツアーで解怨をされました。
この様に先祖や霊界の事は何よりも優先していかれる姿勢には
本当に清いものを感じております。
☆
この度の教区ツアーは、Sさんにとっては、
先祖解怨と自分達に働きかける中⼼恨霊の解怨という目標があり、
緊張と不安があったと思います。
しかし周りの兄弟姉妹の⽀えや、
何よりも教区⻑や教会⻑の熱い思いやりがあったので、
その不安を越えて、希望の持てる、
喜びと感謝の思い出深いツアーになったと思います。
今回、Sさんにとって嬉しかった事は、教区⻑がお疲れの中にも関わらず
時間の経つのも忘れてホテルのロビーで講義をして下さったことだそうです。
「自分は日本一の講師の先⽣に一対一で講義をしていただいたのだ」
という誇りと感謝の気持ちで一杯だったそうです。
どうしてこんなに熱⼼にして下さるのか、
感動してとても嬉しかったという感想でした。
神様、真の父⺟様、教区⻑、教会⻑はじめ、関わって下さったスタッフの方々、
皆さんのお陰と深く感謝申し上げます。
これからも祝福家庭として頑張って下さる様、
皆様のお⼒を借りながら温かく⾒守っていきたいと思います。
ありがとうございました。
☆
150軒の片田舎にすんでいて、
そこで、祝福伝道をする。。。
とても勇気のいることだと思います。
真の父母様の願いに応えるため、
祝福に導こう、熱い思いがあって、
そのような取り組みをしていったと思います。
地域の人に真の父母様を証し、伝道すること。
これは、神様、真の父母様はどれほど喜ばれるでしょうか。
伝道の秘訣は、自己伝道・内部伝道、
その土台で、外部伝道です。
この婦人は、まさに自己伝道を通して、
伝道する意欲を強く持たれ、
そして内部伝道を通して、
責任者の方たちから協助を受け、
そして、祝福に導くことができました。
神氏族メシヤ勝利の道。。。
私達も相続していきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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