今年聖和された、36家庭・池生蓮( チ センリョン 지생련)先生の
お母様の証しを紹介します。
表題は、「真のお母様の愛の世界 」です。
☆
真のお母様の学生時代とご聖婚初期を前後して
真のお母様の学生時代とご聖婚初期を前後して
お母様と私との初めての縁は、真のお父様のお相手の選択のために
私が個人的に百日精誠祈祷を捧げていたときではないかと思います。
1958年の冬のことです。
当時の教会の内的な雰囲気は、何より
お父様のお相手の選択に対する関心と精誠に満ちていました。
当時、教会を通っていた大部分の女性たちは、未婚の女性であれ、
おばあさんであれ、ひいては既婚女性であるとにかかわりなく、
もしかしたら自分がお父様のお相手となって人類の真の母の位置に立つのでは、
というどうしようもない人間的な欲心と期待でざわついていました。
このような草創期の教会の雰囲気が、時間がたつにつれて
ある緊張と混乱を増すように思えて、
私は、神様があらかじめ準備されたお母様が早く現れたら
という気持ちが切実でした。
それで、このために個人的に100日祈祷を捧げることにしたのです。
そのときの私は、梨花女子大迫害事件によって
卒業を二か月後に控えて学校から追い出されたのち、
ソウルの新世界デパートの向かい側にあった商業銀行本店で
営業社員として働いていました。
明け方五時に起きて、南山中腹で
比較的安全そうな所を探して、毎日祈祷を捧げました。
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「天のお父様、先生の内助者は何よりも先生に絶対的に従順に従い、
先生のみ旨を理解する女性でなければなりません。
忍耐力が強く、心が揺れ動かず、み旨の道を行くのに
どのような困難に突き当たっても耐え、
一途な姿勢で先生を内助できる女性でなければなりません。
ですから、私たちの貴い先生によく侍りながら、
あなたのみ旨を成就するのに大きな力となり得るかたをお送りくださいませ」
このような摂理的な条件のほかにも、お父様のお相手は、
人間的にも資質が優れていて、
真のお父様とよく調和する人でなければならないと私は考えました。
それで、そのお相手が、美しい容貌にして、背が適度にあって、
知能が高く、声も美しかったらという願いを、
具体的に父なる神様に祈祷しました。
当時は、真のお母様を迎えるために
このような精誠と祈祷を捧げた食口たちが、
たぶん私以外にもたくさんいたはずです。
☆
天のお父様は私のこのような祈祷を、
いや私たちすべてのこのような願いを聞き入れてくださいました。
1960年3月27日(陰3月1日)の朝4時、
天は当時、一輪の花のようだった韓鶴子様を
お相手として決定なさったのです。
私は、お母様がお相手に決まる前に、
時折、教会でお母様を見かけたことがありますが、
容貌がずば抜けているのが印象的でした。
まるで苦労を知らないような貴い雰囲気があり、
身なりがこぎれいであられました。
当時、お母様の実の母であられる大母・洪順愛様は、
お父様の食事を準備する仕事をされていました。
お母様も当時は平凡な学生信徒として定期礼拝に参加されていましたが、
時折、母親に会いに青坡洞の本部教会に立ち寄られたりすることもありました。
☆
ご聖婚式前の教会では、女性という女性は「自分こそは天の花嫁」と思い
大変な状況だったと聞いていましたので、
そんな中で、冷静にまた真摯に精誠祈祷を捧げておられた人がいたことを
初めて聞いたような気がします。
お母様の背景、信仰的条件など、
天が準備した内容もありましたが、
地にも条件がなければ、
お父様との祝福があったでしょうか。
そう思うと、池生蓮先生の100日祈祷、
またおそらく先輩方も精誠を捧げられたと思いますが、
とても大きな条件だったと思います。
祝福家庭として、本当に足りない者ではありますが、
それでも、精誠を捧げる歩みは、
必ず天に連結されるのだということを信じて、
これからも歩んでいきたいと思わされるのです。
<池生蓮(チ センリョン)지생련先生プロフィール>
池生蓮巡回師は1931年9月25日(陰)慶尚南道金海出生、
2018年4月15日(天暦2月30日)、享年88歳で、アメリカで聖和(ソンファ)。
1955年1月10日、入教した。同年11月、
梨花女子大学法学政治学科4年在学中に、統一教会の信仰をすることを理由に、
信仰か学校かを選択せよとの学校側の不当な措置に、勉強を放棄して信仰を選択した。
1961年、李起錫氏と36家庭として祝福を受けて、文鮮明先生のみ言により、
1977年、アメリカ・サンフランシスコに渡る。
全国特別巡回師として活動した池女史は、アメリカで進児韓国学校、
理事長兼校長として20年間アメリカの子供たちを対象に韓国語と文化を教育。
1990年代後半以降も、先生の公館であるイーストガーデンで
祝福家庭の信仰指導と韓国語教育、そして聖地祈祷をされる。
真の父母様は、み旨に捧げた崇高な生涯を称え、
「祝・祖国光復必勝奉身代表」の揮毫を授けられた。
(4月25日原殿式、聖和式)
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あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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曲解や悪用ととれる引用、
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(善なる目的で使用することに関しては
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