世界の中で、祝福伝道が進んでいる
そのうちの一つはアジア圏でしょう。
タイで活動している『タイ・日』家庭が
先日、祝福式を盛大に執り行いました。
奥さまが証しをしておられるので、紹介します。
☆
9月29日にタイで祝福式を行いましたので、
その時の証しをさせて頂きます。
今までにも430家庭を目指し祝福式を何度か行ってきました。
今年の6月と7月に行った祝福式は、
それぞれ200組は集まるだろうと言われていたにも関らず、
実際に蓋を開けると、2回共わずか13組しか来られませんでした。
夫と共に1年間掛けて準備し、ようやくお母様に
「430家庭の勝利をお捧げ出来る!」
と、内心喜び準備した祝福式だっただけに、
奈落の底に突き落とされたような心情でした。
もう自信も気力も無くなり、お金も使いきり、
当分活動は出来ないと思っていました。
しかし、お母様が「他国で祝福式をしても良い」
と許可を出されたこともあり、
教会長が「他国からタイに多くの申込みが殺到する前に、
ここに住んでいる兄弟姉妹が勝利して欲しい」と願われる中、
お母様がそこまで願っておられる430家庭勝利であり、
お父様に天一国を創建することを誓って
最前線を歩んでおられるのだから、
私達もまたあきらめずに精誠を尽くそう
と、夫と一緒に再決意しました。
☆
伝道対象者で、娘の中学校の先生が、
昨年のお母様の12000名純潔大会の時に、
参加してくださっていました。
お母様がタイに植えてくださった種を、
大切に育てなければならないと思い、ケアーをしてきましたが、
その後に日本人伝道部主催の1日セミナーに決意して動員をした時、
この先生は授業をキャンセルまでして参加して下さいました。
またその後もアフターケアーをしている中で、
先生の出身地が私たちが活動していたところの近くだと分かり、
こういった事に関心を持った友人を、紹介をして下さることになりました。
☆
翌月には先生が夫と一緒にその友人(Pさん)に会いに行くことが出来て、
先生が洗礼ヨハネのように、家庭連合と私の夫を証して下さいました。
Pさんは、地域の健康管理の機構の責任を持っており、
地域の責任者の選出は、断酒や禁煙をしている方
また妾を持たない等厳しい条件があるのですが、
そのように原理的な意識を持った方でした。
家庭連合の紹介をすると深く関心を持ってくださり、
参加者を集める約束をしてくださり、
祝福式の日程も一緒に決めることが出来ました。
☆
ところが、祝福式前日の朝に、私が38度以上の発熱と悪寒で体中が痛くなり、
これは会場に向かう道中の約8時間は耐えられるのかと不安に思うほどでした。
夫も再決意し頑張っているので、とにかく行くことだけでも、
条件になるかも知れないし、夫を支えたいと思い、
祭物になった気持ちで行くことを決意し、
他のお手伝いしてくれるメンバー5名とで出発しました。
しかし今度は向かう途中、何とタイヤがパンクしてしまい、
田舎なので、修理工場も見当たらず、立ち往生してしまいました。
同乗していたメンバーが保険に詳しく対応を取ってくれたので、
無事取替え完了し、再び会場に向う事が出来ました。
結局現地には、12時間かかって朝の4時に到着したのですが、
兄弟姉妹の誰一人として不平不満をこぼすことも無く、
お互いを支え合う姿にも感謝でした。
☆
この事は、何か悪いことが起きたというよりは、
天の父母様が祝福式の準備として私達の心を聖別し、
一体化をさせる為に必要な役事をしてくださったのだと感じました。
また、同じく先に準備で来てくださっていた司会者のお父さんが、
急に前日夜中に入院されたり、
講師の子供たちが熱を出して看病が必要であったりして、
結局夜も眠られなかったのに、
祝福式には戻ってきてくださり、使命を遂行してくださり、
本当にこのような兄弟の精誠にも感謝でした。
また当日の朝はすごく雨が降ってきたので、先回の祝福式のように
また来れる人がごくわずかになってしまうのではないか、という不安がよぎりましたが
最後まで結果を気にせず、お母様の前に精誠を尽くそうと思いました。
☆
そして迎えた祝福式は、地区文化評議会長ご夫妻や地区長など、
選ばれた65家庭と60人の合計190人が参加されました。
その場は先生の友人(Pさん)が、本当に今までに見たことが無い程
その場を暖かい雰囲気で盛り上げ主管して下さいましたし、
Pさんのご主人も補佐で色々お世話し、スタッフとして動いてくださいました。
そんな導かれた真の愛に満ちたその会場の場は、
皆さん幸せそうで最後の蕩減棒までも殆ど受け入れていかれました。
最後に参加者の方が
「色々な行事が今まであったけど、
こんなに楽しく幸せな行事は無かった」と話して下さいました。
☆
タイはこれまで先輩家庭が裁判問題で本当に多くの犠牲を払ってこられましたが、
今まで神様と真のご父母様が愛してくださり、
今、まさに大きな役事を起こしてくださっているのだと感じました。
又、これらの祝福式を行なう中で、
私達夫婦や、手伝ってくださった兄弟姉妹にも多くの困難がありましたが、
全てを感謝に替えて諦めずに責任を全うしようと、
一体化して歩んで下さった兄弟姉妹にも心から感謝を致します。
このような一体化の精誠で真のご父母様が役事がなされたのだと思いました。
☆
その1週間後ですが、お母様の夢を見ました。
その夢は、広い河原に沢山の野良犬がうようよといて、
とても恐ろしい環境なのですが、そこにあったつり橋を
兄弟姉妹と必死で通り抜けた後に、
真のお母様がそこに立って前を向いて前進しておられました。
お母様は、片方の手には一人の姉妹の手を握っていて、
もう片方の手で私の手をつかんで下さり、引張ってくださいました。
そのお母様のお姿は決意に満ちたご様子でした。
本当にお母様に愛で包み込まれたようで、
共に苦労の最前線に立って下さっている母親の姿を感じたのでした。
又それは、本当に私達以上に神様とお父様の前に決意しておられる
真のお母様と一つになれば、困難を越える事が出来
必ず勝利することが出来ることを教えてくださっているのだと思いました。
私たちの決意の前に常に前を歩んでおられる、
真のご父母様に感謝をお捧げ致します。
そして最後に、基元節までに430家庭の勝利をお捧げ出来るように、
親孝行の道理を果たしていきたいと決意しています。
☆
素晴らしい証しですね。
お母様が夢に出てこられたのも、
神様の限りない祝福が
与えられたのだと思います。
勝利の秘訣は、
否定にもめげずに取り組んだこと、
そして、洗礼ヨハネ的人物の協助、
また、中心性と一体化、
主にこの三つではないかと思います。
2度の祝福式の取り組みで、
絶望的な人数に落胆しましたが、
ここであきらめないで取り組む中で、
義人と出会いました。
その方の協助がなければ、
190人という数字はできなかったでしょう。
また、当日までの歩みも順調ではありませんでした。
しかし、スタッフの方みんなが、
感謝して乗り越えていくことも条件となって、
式典が導かれたのではないかと思います。
タイは仏教国ですけれど、
『信仰は変えなくていい』という立場で、
祝福伝道が進んでいるそうです。
私たち日本にも、とても参考になる証しでした。
ありがとうございました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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