清平にある清心病院では、
病気の方のための10日修練会が行われています。
そこに参加された方の、霊的な恩恵の証しです。
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今年の2月、清心国際病院の10日修に参加し、
大変大きな恩恵を受けましたので、証しさせて頂きたいと思います。
その期間には、基元節の大役事もありました。
その様な決意に至りましたのは、昨年12月に、本当に驚いたことに
病院の検査で、乳がんだと分かりました。
ステージ3で、ブドウの房の様にごろごろ沢山あり、わきの下にも転移していました。
実家の母が認知症なので、面倒を見ないといけないこともあり、
私自身も健康でないといけないと思っていたので、
そういう自分が病気にかかってしまったのは、ショックでした。
でも、「今なら治せるから」という先生からの言葉で決意して、
12月最後の大晦日の清平2日修にとりあえず行って、
苦しんでいる恨霊を整理しようということで、特別解怨をしました。
2泊3日ですので、あっという間に行って帰ってきまして、
「これだけでは本当に足りないな」ということを感じました。
日本の病院では、他に転移しないように早く治療しましょう、
年明けすぐにと言われましたが、
この10日修に全てをかけて行きたいと思い、
家族の協力を得て、何とか行くことができました。
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清心病院のスタッフからは、
「患者ではあるけれど修練生なのですから、
こちらの主管にしたがって頑張ってください。
そうした病気になったという事は
かえって良かったことなんですよ」と言われました。
10日間、様々なプログラムが準備されていて、
夕方には精神科の先生や家庭医学の先生や、
清平のチーム長の講義がありました。
その他にも、伝言ゲームのプログラムや、
色を塗ってその人の内面を知るという美術療法プログラム、
フォトセラピーもありました。
これは、綺麗なチマチョゴリを着て、
食口のプロカメラマンが、撮影してくださり、
その最高の笑顔の写真を家に飾って、今の決意を忘れない様にするという事です。
いろんなプログラムがあり、本当に楽しく、素晴しい10日間であったと思います。
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大役事の時も、元気な人はワールドセンターに行き、
真の父母様のお話やいろんなプログラムに参加しました。
また、朝晩の役事は、病院の地下二階が患者の為の役事の場になっていて、
役事は、霊性治療と呼んでいます。
そういった霊性治療を、朝晩受けながら、最初は思いもよりませんでしたが、
自分の先祖に、凶悪な罪を犯した犯人(加害者)がいて、
その先祖の被害者が恨霊(はんれい)となって、(体の中に)びっしりと
コンクリートの様に固まってしまっていて、簡単には取れないということを
改めて理解させていただきました。
しかも、これまでは、適当に打っているところがありましたが、
按手する手自体が薬であり、鍼であり、手術道具であると、初めて知りました。
「手先から(霊が)すり抜けてしまうので、親指以外はピシッとつけなさい。
背筋を伸ばして、ちゃんと聖歌を歌いながら、懸命に役事をしましょう」
と、教えていただき、本当に良かったなと思います。
ご父母様が、絶対善霊、医療天使が補佐してくださるのだと学びながら、
1週間は、とにかくガン細胞が減って手術できるようになればいいなと思い、
役事して抜けているだろうな、という感覚で過ごしていたのです。
☆
最後2日になった時、10日目は朝の役事だけで帰途に就くため、
あと3回の役事しかないのだ、と気づきました。
聖地祈祷で祝福の樹まで登りながら、今までの登り方、
歩み方や、捉え方がどれ程間違っていたかと気づかされました。
「ごめんなさい、赦してください、
有難うございます、愛しています」
という言葉を唱えながら、一段、また唱えながら一段、
初めてこうやって、精誠を込めながら登っていきました。
「霊界の門が開けば、清平にいる間は24時間、常に霊分立される」
という、講師の言葉をふと胸に思い起こしながら、
階段を一段一段、天正宮が見える所まで登り、
ベンチに座って生命水を頂きながら、空を見上げていました。
そうすると、清平全体が卵の内側の薄い膜で覆われている様に見えて、
「ああ、ここは全体がお母様の子宮の中なんだな」
という事を、そこで感じさせていただきました。
「ここで本当に産み変えられるんだ」という感覚を得て、
祝福の樹まで登らせていただきました。
時間があれば、寝る前も、体内に向かって、自分の先祖によって
被害を被ってしまった方々、恨霊になってしまった方々に常にアナウンスをしました。
「とにかく出てきてください。
そこで怨みを晴らそうとしても幸福にはなれないので、
天の父母様の下に行って、沢山の福を受けて、
今まで味わった事がない真の愛に触れて欲しい、
そして幸せになって欲しいです」と、懸命に訴え続けました。
私達は完成途上にあるので、先に幸せになって福を受けてほしい、
祝福を受けて絶対善霊になってくださいと、ずっと訴え続けました。
☆
そして、帰る前日の朝の役事が始まりました。
自分と先祖代々の堕落性が一つ一つ見えてしまって、
激しい葛藤をしながら役事をしていました。
神様が願う人を愛していかなければいけないのに、
非原理的なところに目が行ってしまうような堕落性が、すごく感じられて
葛藤して自分ではどうすることも出来ないので、
前に掲げられている真の父母様の写真を見つめながら、
「何とか堕落性を脱ぎたいです」と、訴えかけました。
役事が終わろうとしているときに、
霊的に、お父様とお母様に手をつながれている幼女が出てきて、
よく見るとそれは自分だったのです。
ようやく心がすっきりし、一つの勝利感を得る事ができました。
☆
そして、その日の夜の役事の時には、本当に嬉しい気持ちになって、
心の底から嬉しくて、嬉しくて「こんなに恩恵を受けていいんだろうか」
という声が、胸から聞こえてきました。
「こんな恩恵は本当にありがたい」と感謝の言葉を言いながら、
ドッと、出て行かれた方(霊)もおられました。
また夜の時間にも、「この時に是非お願いします。
神様の許に行ってください。ラストチャンスです」
と、一生懸命に自分の中にアナウンスして、最後の役事に臨みました。
☆
朝、役事が始まると、なにかとても嫌な気分に襲われて、
「これ何だろう」と思っていたら、うっすら半透明の情景が見えてきました。
30歳手前の若い男性が、10代の年端もいかない女の子を、
追い掛け回して、手籠めにしていく様子が見えました。
その情景を見たくないのに、見えてしまい、理解したのは、
この男性が私の先祖であり、被害を受けた若い女の子が本当に怨みになって、
私の体の中に入っているのだということです。
「誰にも言えないし、家族にも言えないし、
知られたくもないし、思い出したくもない」
という気持ちが伝わってきました。
「本当に分かります。
本当に私でもそうなっていたでしょう」
と心で呼びかけながら涙が溢れました。
「だけども、そのまま片隅にずっと座り込んでいても、
幸せはやってこないから、ここで行きましょう。
立てないならば、手だけ出して欲しい」
といって懸命にお願いしても、なかなか、出て来てくださらないのです。
丁度その時に、ハン教会長が、私の背中を懸命にどんどん叩いてくださいました。
それで私も勇気が出て「お父様の手をつかんでほしい」と言ったら、
本当に、その子が出した手をお父様がぱっとつかんで、引っ張り出して、
また反対側の手をお母様がつかんでくださり、
真の父母様によって、そのかわいそうな女の子は出て行きました。
誰にも知られたくないし、話したくもないという、頑なな女の子でしたが、
振り返ってみると、私自身もそういう性質だなと思いました。
その霊は、長く私の中におられたのでしょう。
私達は多くの恨霊の影響を受けて、
それがあたかも自分の性質の様に錯覚しているという事を実感しました。
☆
このような激動の10日間でしたけれども、それから家に帰り、
次の日からまた治療が始まりました。
CTやエコーやMRIを撮った結果、ガンが殆ど消えてしまったのです。
沢山あったガン細胞が、どこにも写っていなくて、
一番大きかった2p程度の2つのガン細胞の痕跡だけが残っていました。
清平で沢山の霊が抜けるどうかは、その精誠の度合いによるということですが、
自分の先祖による多くの恨霊があると自覚して、救われて欲しいという思いで
必死に精誠を立てることで、実際このような役事があるのだと知りました。
☆
10日修の7日目に、清平病院の8階に湖が一望できる素晴しい
真の父母様の部屋があり、普段は誰も見学できませんが、
病院10日修に来た人のみ、そこを見学させてくださいます。
お父様が最後の3日間を過ごされたベッドに案内され、
「ベッドに触っても良いです」といわれ、
順番に列をつくって触れながら、目を閉じると、
あたかもお父様がそこに横たわっているような
そんな息遣いが聞こえてくるような気がしました。
病院10日修は数々の恵みが用意されていますが、
いかに私達が精誠を尽くしていくかにかかっている事を実感しました。
本当にありがとうございました。
☆
10日間の修練会は、特別なスケジュールがあり、
そこに参加すること自体、恩恵だと思います。
そして、何より、この方が一つ一つのスケジュールを
とても真剣に精誠を尽くして、臨まれていたことを感じます。
ある意味、「病気を治したい!」
という切実な思いもあったでしょうが、
それとともに内的な整理や、先祖の罪に対しても、
真剣に向き合いながら、自分のこととして、求めていく中に、
結果的に病気を克服することができたのだと思います。
清平役事は、最近、清平スタッフが日本に来られ、
全国各地で行われるようになっています。
また、今後、世界にも分苑ができるようになると聞きました。
全国、全世界で霊的な整理がなされることを通して、
日本、世界がより善なる方向に導かれることを感じます。
そして、私たちもこの証しの方のように、
より切実に深刻に求めながら、
個人の問題、家庭の問題を解決していきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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