2019年01月02日

神様を感じるために、万物を愛する! ノミにも天のメッセージ?! 《自叙伝》





浅川先生の自叙伝講話、
今回は、『万物を愛する』の前半です。


(次に)神様を愛するとは、
「神様がつくられたすべてのものを愛する」ことなのです。

文鮮明先生によると、すべての自然万物は神様が人間のために造られた創造物であり、
神様の愛が込められています。
また、自然万物は神様の象徴的姿でもあり、分身ともいえるのです。


「神が創造された万物は神ご自身を表す象徴的な
存在であり、人は神に似た実体的な存在です。
万物を愛することのできる人だけが
神を愛することができます」


(自叙伝『平和を愛する世界人として』、52ページ)



「すべてのもの」を愛するのですから、
どんな動物や昆虫、生物も愛することになります。

しかし、私たちは必ずしもすべての生物を愛してはいません。
最も愛している動物がペットです。
かわいいし、よくなつくからです。

その筆頭が犬です。

一軒の家で最高に犬を飼っているのが
207匹だという新聞記事を見たことがあります。
台所にも床の間にも犬がいて、ひょっとすると、
主人は家の外の人間小屋に住んでるのかもしれません。
最近では、犬の気持ちはともあれ、犬に服を着せている人も多いです。
犬のお見合いもあれば、犬の霊園もあります。

ここまで来ると、江戸時代に生類哀れみの
令なる悪法を出して批判された犬将軍、徳川綱吉も、
あの世で仰天しているのではないでしょうか。
一年に一度くらいしか、散歩に誘わない夫婦でも、犬は毎日散歩させています。


犬、猫、ハムスター、うさぎ、小鳥などは愛されています。
ところが、嫌われている生物がいます。
嫌われるどころか、発見されれば殺されてしまう生物もいます。

ゴキブリ、蚊、ハエなどです。確かに、色合いといい、姿といい、
不気味であり、到底ペットにする気にはなれません。
吐き気さえ催します。

しかし、これらもまた神様の創造物なのです。

文鮮明先生が無実の罪で牢獄生活をしたとき、
文先生を最も慰めたのは犬や猫ではありませんでした。
なんと、シラミとノミだったといいます。
しかも、「貴重な話し相手」(自叙伝、102ページ)になったというのです。


そればかりではありません。
神様のメッセンジャーでもあったのです。


「南京虫やノミを見る瞬間、ふと悟る啓示がありますが、
それを逃してはなりません。
神がいつ何を通して語られるか予測できません。
南京虫やノミであっても貴く思って
調べてみることができなければなりません


(同、102ページ)


さらに、

「世の中のすべてのものから神様のみ手を感じようと、
触覚を鋭敏にしました」
(同、327ページ)

と語られています。

「触覚」は感じ取る感性ですが、
この場合は、「神様のみ手」を感じ取ることを意味しています。
自然万物に触れて、神様の愛と働きを感じ取るのが、神様を愛することなのです。


浅川 勇男・著
(光言社・刊『心の書写〜文鮮明師自叙伝に学ぶ〜』より)
【第三章】神様を愛する



原理講論において、このようにあります。
「人間を中心とする被造世界が存在する目的は、
神を喜ばせることであった」

被造世界というのは、人間だけではなく、
万物も神様を喜ばせる、ということですね。

しかし、浅川先生の言われるように、
いろんな万物がいますので、
とうてい愛する心情が湧かないような(笑)
そのような万物もいるわけですよね。。。

人間的な、個人の感情ではなく、
神様の心情に立たないと
乗り越えられないでしょう。

特に女性は、感情的な生き物ですから
愛するようにと言われても、
生理的にとうてい受け付けられないかもしれません。

しかしお父様は、南京虫、ノミを通して、
神様のメッセージを受け取ったのですから、
本当に神様の心情に通じていた、
そう感じざるを得ません。

ささいな万物からも、天の父母様
真の父母様に通じることができる。
2019年は、万物も正しく愛し
主管して、良い年にしていきたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 13:14 | Comment(0) | 自叙伝書写(浅川先生) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする