浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、『天国に行くための三つの生き方』です。
☆
前述のように、愛の心根をもってのみ花は開き、
動物が寄ってくるというのですから、この愛の心根こそ、
最高の人生の目的であり、実りであるということができます。
そこで、三点にわたって、この地上に生きている生活の中で
身につけておくべき、とても大切なことをお話しします。
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第一は、愛されていることを実感する生活です。
愛されていることを身にしみて感じる生活です。
生かされている感謝の思いを、ふつふつとわき立てる生活です。
自分は衣食住によって生きているだけではなく、
愛によって生かされているという実感と悟り、
生かされている、感謝の生活、すべての人生は感謝である、
このような思いがふつふつとわいてくる心根を身につけることです。
☆
第二は、愛して忘れる愛の心根、尽くして忘れる愛の心根、
それをしっかり身につけることです。
計算高く生きては天国に行くことはできません。
損得の計算ができない人になるところにこそ天国に行く道があるのです。
尽くしてさえいればいい、与えてさえいればいい、
ある意味においては「真の愛のばか」が行くところが天国なのです。
そのような心根を身につけることが必要です。
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第三は、一人では絶対に天国へは行くことはできないということです。
愛は、相手のために生きることでのみ身につけることができるからです。
天国は夫婦で一単位、家族で一単位だと言いました。
ですから、結婚の目的は
死んで天国に行くために結婚するのだということになります。
これがある意味では、結婚の本質的な意味です。
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独り身がいい、一人のほうが気楽だという人がいますが、
現世では気楽かもしれません。
しかし来世では、愛のない、独りぼっちの寂しい世界を
永遠に過ごしていかなければなりません。
二人になってこそ、あるいは家族がいてこそ、
天国で永遠に楽しい生活ができるのです。
ですから、真の愛に満ちた家庭を築くことが
天国に行くために最も重要なことになります。
しかし、だからといって、結婚すれば天国に行けるのではありません。
天国に行けるような結婚をしなければなりません。
家庭を築けば天国に行けるということでもありません。
天国に入れるような、真の愛に満ちあふれた家庭を築いてこそ、
天国に行けるということなのです。
☆
「愛され、生かされていることに感謝」、
「愛して忘れる愛の心根、忘れてさらに尽くしていく真の愛の持ち主」、
「真の愛の家庭を築く」、
これら三つが天国に行く生き方なのです。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第二章 天国とは
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第二章 天国とは
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「独り身がいい、一人のほうが気楽だ」とありますが、
結局その人も、何かと『共有』しているという点においては、
本当に一人であるとは言えないのだと思います。
例えば、独り身であることを訴え、
その考えに同意する人たちで、意見を共有することで
喜びを感じているわけですよね。
人間は、例え一人だとしても
関係性を持たずしては生きることはできません。
やはり、原理原則に従って生きるしかないのです。
だとするなら、共有することに喜びを感じる、
すなわち、愛を分かち合う生活をすることです。
その究極が夫婦の間柄にあるのだと思います。
ですから、「真の愛のばか」になることが、
天国への近道なのですね。。。
天国へ行くための三つのポイント。
理論理屈ではなく、頭でっかちではなく、
心根にしていかないといけないのですね。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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