2019年02月16日

栄光在天、天に感謝し、問題児に感謝する?! 《金元弼先生》



190216 2003.2.6.jpg


勝利の栄光は、
まず第一に神に帰し、
次に犠牲となった人たちに
全部返さなければいけません



金元弼(ウォンピル)先生の『伝統の源流』
「犠牲の上にある今の私」の続きです。


自分のために犠牲になったたくさんの人たちに、
感謝の気持ちを返さなければいけません。
悟るとは、人を犠牲にしてできるものなのです。

夫婦の関係も同じです。
私が相手を愛するようになったということは、
相手をたくさん苦しめたせいなのです。

愛さなければいけないと悟ったということは、
過去には愛せなかったということです。
愛せなかったということは、相手を苦しめたということです。

星がたくさん付いている将軍が偉いのですか、
何も付いていない(一)兵卒が偉いのですか。

星がたくさん付いているということは、
たくさんの部下を殺したということと同じです。

ですから戦争に勝った将軍は、第一に誰を訪ねますか。
空のように高い位の将軍でも、一番下の兵卒に頭を下げます。
それは、その人たちの死によって、勝利がもたらされたからです。
その星は、彼のものではなく、その人たちのものなのです。


ですから、勝利の栄光は、まず第一に神に帰し、
次にその人たちに全部返さなければいけません。

それを自分や自分の家庭に返したら大変です。
自分や自分の家には、その人たちが返してくれるのです。

皆さんが、色々習った、あるいは悟ったというときには、
自分で悟った、自分で習ったというのではなく、
犠牲になったメンバーによって習うことができた、
ということを忘れてはいけません。

足らないリーダーなのに、ほいほいと待ったのは、
リーダーが好きだからではなく、神の啓示があると思ったからです。

だから、何かを習ったときには、まず神に感謝をし、
メンバーに全部返さなければなりません。
問題児だという人に返さなければいけないのです。


そうしないと、どういうことが起こるでしょうか。

メンバーは皆様を尊敬しませんし、恐る恐る仕えるでしょう。
そういう人を通じては何もできません。

主体と対象の授受作用ができません。
そこには神が運行せず、何も繁殖せず、悪の循環でしかなくなるのです。


例えば、「水を持ってきてください」と言って頼んだとしましょう。
そのリーダーが嫌いなのに、それは命令だから従わなければいけない
という気持ちだったら、喜んで行くでしょうか、顔をしかめて行くでしょうか。

また、コップにごみが付いているのを見て、心の調子が良い時には、
「私のリーダーがこれを飲んだら病気にかかってしまう」
と言って全部ふき取ります。
それを飲んだら体が良くなるでしょうか、良くならないでしょうか。

しかし、命令だからと思って、寂しい心が水に混じって
一緒に入っていたら、いいはずがないですね。
愛を込めた水と心情を込めた水を飲んだらどうでしょうか。
皆様が霊的に明るくなれば、それが分かります。


握手にしても、友達と握手をする場合に、
嫌な人と握手しなければならなくて仕方なく握手する時と、
本当に愛する人と握手する時と、形はみな同じですけれども、内容が違います。

同じように目を見ても、本当に哀れんで見るのと、憎い心で見るのと全然違います。
だから皆様が、本当に愛してメンバーや兄弟に対しているのかということは、
その目を見たら分かるのです。



大なり小なり、元弼先生のご指摘は、
私にもあてはまるようです。

とても耳痛い内容ですが、
頭を下げて聞かなければならないと思います。。。
また、謙遜に受け止めなければならない、
そのように思わざるを得ません。

み言を聞いていながら、
何でこのような発想になるのかな。
そのように思う人がいます。
しかし、私も五十歩百歩ですよね。。。

天の父母様が見つめる観点で、
その人を見つめていけるように、
器をもっともっと広げていかなければと思わされました。






にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)

posted by ten1ko2 at 08:32 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする