浅川先生の自叙伝書写講話。
愛天、愛人の次は・・・
☆
天を愛し、人を愛し、そして国を愛することが幸福の秘訣です。
国とは国家のことですが、国家は主権、国民、国土で成り立っています。
家庭を国の縮小体と考えると、国土は住居となります。
そこで、特に家庭生活における万物の愛し方を学んでみましょう。
☆
掃除は万物を愛することです
私たちの生活は住居のおかげで成り立っています。
住居は床、天井、壁、柱によって支えられています。
仏壇を大切にして、毎日ご先祖様に感謝している人は多いのですが、
現実の生活を支えているのは、床、天井、壁、柱です。
でも、それらに感謝している人は少ないようです。
強風、寒風、雪が降っても安心して生活できるのは、
屋根や天井が守ってくれているからです。
そして、床が支えてくれているからです。
そして、壁や柱が直立不動で立っているからです。
にもかかわらず、住居者から感謝されることがありません。
それでも、文句も言わず、奉仕し続けています。
☆
電器製品も、私たちの生活を支えています。
電気は神様の愛の現れです。
電気が蛍光灯に働けば闇を明るくし、
暖房機に作用すれば温かくなります。
明るさと温かさは神様の愛の特色です。
しかも、電気は驚異的な素直さを持っています。
オンを押せば直ちに動き、オフを押せばすぐに止まります。
人間はそうはいきません。
子供が悪さをして、奥さんがご主人に
「あなた、一言、言ってくださいよ」と頼んでも、
「ふむ」と言うだけで黙っています。
オンを押しても動きません。
ご主人は安らぎを得たいので、奥さんに黙っていてほしいと願っても、
奥さんはおしゃべりをやめません。
オフを押しても止まりません。
電気は人のために動きますが、人は我で動いているようです。
☆
電気に限らず、私たちの生活は、ために生きる万物に囲まれています。
その万物を感謝して愛することを、掃除というのです。
掃除は愛の実践なのです。
自分の快適な生活のために掃除をする人もいますが、
幸運を引き寄せるとは限りません。
幸運を引き寄せる掃除は、万物のために愛を実践することなのです。
汚れても支えてくれる床に感謝して、
いたわってあげることが床掃除なのです。
床にも心がありますから、いたわってもらうと、
「ありがとうございます、ご主人様。
明日から気合を入れて頑張ります」と感謝します。
蛍光灯の掃除をすると、80ワットの蛍光灯が
感激のあまり100ワットの光を出すかもしれません。
「こっちのご主人様は最高だぜ……」などと万物同士の口コミが広がり、
やがて万物が寄ってくるのです。
これが財運となるのです。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『心の書写〜文鮮明師自叙伝に学ぶ〜』より)
【第四章】愛天愛人愛国
愛国─国を愛する
(光言社・刊『心の書写〜文鮮明師自叙伝に学ぶ〜』より)
【第四章】愛天愛人愛国
愛国─国を愛する
☆
お母様が言われる2つの言葉、
「ありがとうございます」
「愛しています」は、
万物に対しても有効なんですね。
正直にお話しすれば、
我が家は夫婦ともどもに、掃除が苦手というか。。。
おろそかにしてしまいがちで、
そういう意味では、万物には申し訳ない限りです。
万物や環境を、もっと愛する心情、
感謝する心情を先立てて、
それを行動に表していく。
今日は久々の晴天ですが、
文章はどうもカラッとはいきません(笑)
これを機に、心も家もきれいにして
愛と感謝で、新しい出発をしたいと思います!
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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