2019年03月08日

アラスカ物語 お父様が2度海に出た理由は・・・?! 《櫻井元会長》



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先日、お父様の釣りのことを書いたので、
少し思わされた内容がありました。
故・櫻井会長のお父様の証しを紹介します。


櫻井先生が幹部の方とともに、
お父様からアラスカに呼ばれた時のことです。

10月半ばの冷たい雨の日でした。
真の父母様と川で釣りをしていましたが、
午後2時くらいになると手が凍えるほどになりました。

お父様はお母様を気遣われて、一緒に先に帰られました。
夕暮れになって、櫻井先生たちも帰ろうとしていた時だったのですが、
お父様はまた戻ってこられて釣りを始められたのです。


櫻井先生は心の中で、
「こんな雨の中、寒いし、暗くなったし、
サケだって、餌を欲しがる時間ではないだろうし・・・
お父様は、何であんな熱心に、今にもサケが引っ掛かる
雰囲気でやり続けるんだろう」
このように思ったといいます。

結局、その夜は10時を過ぎ、帰って夕食を食べ終わると
11時になっていました。

その時、お父様は櫻井先生の顔を見ながら、
このように話されたといいます。


「今日、先生は二回川に出たね。

 70歳を越えた老人には、
 このアラスカの10月半ばの雨と風はきついよ。

 本当は、先生は
 この暖かいノースガーデンから出たくなかったよ」


そして、このように続けられました。

 「でも、先生は、こういうきつい雨風の中にも、
 神のみ旨のために頑張っている食口たち、
 とりわけ日本の食口たちのことを考えたら、
 じっとしていられなくて、
 もう一度川に出ていったんだよ」


文責:ten1ko2



お父様の体はアラスカにあったとしても、
心は、み旨を歩んでいる私たちとともにありました。

子供が苦労している時に、
親はいてもたってもいられない思いになる・・・
それゆえに、もう一度釣りに出られたお父様でした。

聖和されるまで、誰よりも最前線で苦労され、
私たちを引き上げてくださっていました。
今もなお、真のお母様は同じように
誰よりも精誠を立てて
休むことなく先頭に立ってくださっています。

先日、教区長が特別礼拝をしてくださったのですが、
「一つの節目の前というのは、大きな峠を越えなければならない、
1920年、お父様が誕生される前の1919年もそうだったし、
ご聖婚のあった1960年の前年もそうだった。
今、2020年を迎える2019年も重要な年です」
そのようにみ言を語ってくださいました。

摂理の節目の時、
限界を超えて歩まれる真の父母様を思いつつ、
ともに乗り越えていきたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 07:20 | Comment(2) | 父母様の路程 生活の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする