「鮮鶴平和賞」授賞式の様子を、
『中和新聞online』より紹介いたします。
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天一国7年天暦1月5日(2019年陽暦2/9)午前10時、
韓国・ソウルの蚕室ロッテホテルに韓鶴子総裁(真のお母様)をお迎えして、
第3回「鮮鶴平和賞授賞式」が開催されました。
世界各国の現職・元職首脳をはじめ、各界の指導者約1000人が参席する中、
アフリカに農業革命を起こしたアキンウミ・アヨデジ・アデシナ博士と、
FGM(女性性器切除)の廃止のために活動してきた
人権活動家のワリス・ディリー女史の2人に鮮鶴平和賞が授与されました。
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■アフリカの飢餓撲滅に尽力するアデシナ博士
第1回「鮮鶴平和賞」の受賞者であるキリバス共和国のアノテ・トン元大統領と、
第2回受賞者であるアフガニスタンのサケナ・ヤクービ博士をはじめ、
各国の貴賓が紹介されたあと、同賞の概要と歴史が映像で伝えられました。
会場の大きな拍手を受け、韓鶴子総裁が文姸娥UPF 韓国会長を伴ってご入場。
「鮮鶴平和賞委員会」の洪一植(ホン・イルシク)委員長と、
受賞者のアデシナ博士、ディリー女史があとに続き、壇上に着席しました。
洪委員長の歓迎の辞に続いて、アデシナ博士
(アフリカ開発銀行〈AfDB〉グループ総裁)の業績が映像で紹介されました。
博士は、農業経済学者として30年間にわたり、
コメの生産性向上と小規模農家への融資拡大、
農業部門への民間投資の誘致、肥料業界の腐敗一掃などに尽力。
2006年のアフリカ肥料サミットでは、「2030年までのアフリカの飢餓撲滅」を掲げ、
アフリカ・グリーン革命のための「アブジャ宣言」の実現に主要な役割を果たしました。
韓総裁が登壇され、表に文鮮明総裁ご夫妻の尊影、
裏に鮮鶴平和賞のマークが刻まれたメダル
(韓国造幣公社製造、純金187.5グラム)をアデシナ博士に授与。
洪委員長が、螺鈿(らでん)細工を施した賞牌を手渡しました。
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受賞演説に立ったアデシナ博士は、次のように述べました。
「人類は1つの家族です。
私たちは全て同じ血が流れている世界市民です。
1人が苦痛を受ければ、皆が苦痛を受けるのです。
世界は飢餓との戦争にいまだ勝つことができず、飢えている所には平和があり得ません。
私たちは、アフリカ大陸が10年以内に食糧安全保障を達成できるよう、
『フィード・アフリカ』というイニシアティブを推進しています。
世界に存在する飢餓を終わらせましょう。
神様がそれを願っています。
イエス様は、祈祷の方法を尋ねる弟子たちに対し、
『私たちの日ごとの食物を、きょうもお与えください』と教えられました。
食糧が優先ということです。
全世界の人々に『日ごとの食物』を提供するために努力いたします」
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■女性への暴力を防ぐために闘うディリー女史
続いて、ディリー女史(国連特別大使、スーパーモデル)の業績が紹介されました。
女史は女性割礼≠ニして行われてきたFGMについて、
世界で初めて問題提起しました。
1997年にFGM撤廃のための国連特別大使に任命され、
2002年に「Desert Flower Foundation」を設立。
その運動によって、2003年にアフリカ連合(AU)加盟15か国が
FGM撲滅促進のための「マプト議定書」を批准し、
2012年に国連が「FGM行為禁止決議」を全会一致で採択。
2030年までにFGMを撲滅することを目標としています。
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賞を受けたディリー女史は、
「私は女性割礼だけでなく、あらゆる暴力、特に女性に対する暴力と闘ってきました。
子供たちが飢えることがないほど有り余るお金があるはずなのに、
それらはどこに行ったのでしょうか。
強欲のせいで、女性や子供たちだけでなく、
母なる自然までが深刻な被害を受けています。
子供たちにそのような苦しみを与えてはいけません。
話し合って解決する以外の選択肢はありません。
愛と尊重があれば何でもできます。
私は皆さんを愛し、世界を愛しています」
と語りました。
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「世界食糧賞財団」のケネス・M・クイン会長と、
ソマリア連邦共和国のセイナブ・アブディ・モアリム大統領夫人の祝辞に続いて、
祝賀公演がもたれ、最初に、世界的ダンスチーム
「エクスプレッション・クルー」が公演しました。
ミュージカル俳優のソン・ヂュノさんは「You'll Never Walk Alone」、
キム・ソヒョンさんは「Once Upon A Dream」を歌い、
2人で「Imagine」を歌いました。
リトル・エンジェルスはスワヒリ語でアフリカ民謡「Malaika」を披露。
最後は、ソン・ジュノさん、キム・ソヒョンさんら4人と共に
リトル・エンジェルスが「Circle of Life」(「ライオン・キング」主題歌)を熱唱しました。
リトル・エンジェルスの少女たちが受賞者の2人に
バラの花を一輪ずつ渡して舞台の上に招き、フィナーレとなりました。
第3回「鮮鶴平和賞授賞式」
天一国7年天暦1月5日(2019年陽暦2月9日)
韓国・蚕室ロッテホテル
天一国7年天暦1月5日(2019年陽暦2月9日)
韓国・蚕室ロッテホテル
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写真も載せましたが、この様子が、
あの有名なNYタイムズスクエアに流れた、というのは、
私もびっくりしました。
特別ルートで報道されたようです。
その場に参加された地区長は、「本当に素晴らしかった」
そのように感想を述べておられました。
通常は2年に一度、授賞式が行われるのですが、
来年2020年には、特別に開催されるとのことです。
それだけ、VIPの方にも大きな影響を与えるような、
格式の高い平和賞になっているということだと思います。
世界平和のために活躍する義人たち。
お母様はそういう人たちにも目を向けておられること、
また素晴らしいことだと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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