2019年03月26日

地獄で恐ろしいものは?! 地獄でも疎まれる人たち 証言集 《浅川先生霊界シリーズ》



190326 dore dante-inferno944.jpg
ダンテ「神曲」地獄篇より☆


浅川先生の霊界講話シリーズ、
地獄篇の3回目。

今日はあまりに生々しい内容になりますが、
実際に見てきた人の
「地獄からの証言」です。


地獄で恐ろしいのは人間関係です。

地獄とは、自分のことしか考えられない人間のたまり場です。
極悪人だけが集まる世界なので、互いが互いを罵倒し合い、
嫌な言葉を言い合い、けんかをし続ける世界です。

不平不満、怒り、憎悪、憎しみ、怨(うら)みなどの
人間のもつ醜悪な面しかない世界が地獄です。

実際に地獄に行って、地獄の光景、地獄のありさまを
見た人たちの証言を列挙してみましょう。


「地獄の現場で、ある霊人の姿を見ました。
彼は地上生活で億万長者でしたが、
自分中心にばかり生きてきた人でした。

その人の家の前には
『億万長者、意固地な人』という立て札がついていました。
そこはあらゆる悪臭が漂う監獄でした。
彼は自分の服や毛布についているしらみを
つかまえて食べながら、ようやく過ごしていました」

このように報告されています。

地獄には確かに住居があって、そこに立て札が立っているのですが、
「山田太郎」などという名前の立て札ではなく、
「億万長者、意固地な人」と、その人の
意地汚い「性格」が書いてあるというのです。

そして食べ物がないがゆえに、
自分にたかったしらみを食べながら、
ようやく生きながらえている光景を語っています。


「ある大男がいて、一人で食事をすることができず、
そばにいる霊人たちが彼に食事を食べさせてあげていました。

驚いたことに、彼らが食べている食べ物の大部分は、
いとみみずや蜘蛛(くも)の糸のようなものでした」

地を掘ってみみずを掘り出してすすって食べたり、
蜘蛛の糸を食べたりしています。
これが地獄の食べ物だということです。

 
「指をけがした老人が、手が不自由で、食べ物をつかめずにいると、
周りにいた若者たちが、
その老人の器を奪って自分の口にほうり込んでいる」

地獄では老人の介護などというものはないし、
ますますいじめられ、虐待されるということが分かります。

 
「髪を剃(そ)られた若い女性が、
恥ずかしくて手ぬぐいで頭を隠していると、
人が寄ってきて、その手ぬぐいをはぎ取って、顔を拭いている」

地獄では女性は弱者としていじめられています。
手ぬぐいを取って、そして平気で
みんながあざ笑っている世界であるというのです。

 
「ある女性が、男性から捨てられ、
肺結核となって自殺をした。

霊界に行っても多くの霊人から肺結核患者とさげすまれ、
咳をすればあっちに行け、口を閉じて息をしろ、
収容所に収容せよと、周りの霊人たちが大騒ぎをしている」

霊界に行っても病気が治らないというのは、
その病気になった原因に問題があります。

この女性は不倫を犯して、男性から捨てられ、
肺結核となって自殺をしたのです。

その病気の経路というものが、不純な情欲や殺意にからんだ場合、
霊界に行っても治らないということが分かります。

肺結核の患者として地獄に落ちて、周りの人たちから
肺結核患者だと、咳をするたびに嫌がられ、
「収容所にほうり込め」と言われて、いじめられているのです。

 
「不倫の子供を生んで死んだ女性が、
霊界で赤ん坊を抱いたまま、
その赤ん坊と一緒に泣いている姿が見られる。

皮膚から汚物がだらだらと流れ、
そばに行くと、魚の腐るにおいよりも
もっとひどいにおいがする女性がいた。

そして暗い世界、奇怪なうめき声、絶叫する悲鳴。
人間のもつ一番醜い姿、そういう姿が羅列している世界です」

と、このように証言しています。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第三章 地獄とは



いやぁ、本当に、知れば知るほど、悲惨な世界ですね。。。
誰もが、「こういうところには行きたくない」
そのように思うのではないでしょうか。

私たちは、霊界が見えないし、感じられません。
霊的にとても敏感な人、霊媒体質のような、
特別な人しか、見えません。

死んでみたら地獄だったということには
なりたくないですね。

また、霊界にいる人が解怨されると、
地獄から天国、ありとあらゆる世界を見せられるそうですね。
必然的にどこに行きたいか、一目瞭然です。

とにかくも、人がどうとかいうのではなく、
私自身が、本心に忠実な、
正午定着の歩みをしていかなければ、と
改めて感じさせられます。





にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 08:42 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする