2019年04月30日

「お母様を信じます!」 空中ブランコと綱渡りで、摂理の春を越える 《秘書室長》



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ノエル・ジョーンズ司教が
空中ブランコを例えにして、
すべてを捨てなければ、新しいこの摂理の
向こう岸に行けないと語っておられます。

そのことを聞いていたら、
鄭元周(チョンウォンジュ)秘書室長の証しを思い出しました。


6000年ぶりの奇跡のような摂理の春を、
私たちは、どのようにして歩むべきでしょうか。

一つの例え話を紹介します。


フランスにチャールズブロンデンという、
とても有名な曲芸師がいました。

彼はニューヨークタイムズに広告を載せました。
ナイヤガラの滝を綱渡りで渡るというものでした。

人々は絶対に失敗すると考えましたが、
無名の彼を応援するために、当日たくさん集まりました。

綱渡りをする前、彼はこう叫びました。
「皆さんのうち何人があの綱に乗って、
滝を渡れると信じていますか?」

観衆は雷のような拍手で彼に答えました。
そして、見事に滝を渡ったのでした。

しかし、それで終わったわけではなかったのです。
彼はまた、叫びました。
「皆さんのうち何人があの綱の上を目隠しして、
一輪車で渡れると信じますか?」

観衆は再び拍手を送り、彼を応援しました。
そして、目隠しをしたまま、見事に成功しました。

ところが彼は、もう一度叫びました。
「皆さんのうち何人が、私が誰かを背中に負ぶって、
綱を渡れると信じますか?」
観衆は、「はい!」と答えました。

チャールズは再び尋ねました。
「それでは、誰が私の背中に乗りますか?」
その言葉を聞いて、観衆は突然静まり返り
だれも手をあげませんでした。

すると、前で見守っていた、チャールズの友人
ヘンリーコルコードが「私が乗ります」
と言って、背中に乗って、見事に綱を渡ったのでした。

この友人は、ナイアガラの滝を
背中におぶさって渡った初めての人として記録されました。

口で「信じる」というのと、
実際に「信じる」こととは、天地の差だと思います。
多くの人がチャールズを信じると言いましたが、
本当に信じたのは、彼の友人だけだったのです。


お母様は私たちにこうおっしゃっています。
「2020年まで、私と共に
実体の天一国完成のため歩んでいくか」

私たちはお父様の姿を見守り、
お母様の姿を見守ってきました。
私たちはみな、真の父母様を信じています。

しかし、ただ見守って信じていても、
父母様に、「私と一緒に歩むか」と質問されると
答えはどうでしょうか?

信仰だけでなく、本当の確信と共に
強い心情の動機がないと、ともに歩めません。

天一国安着を成し遂げるためには多くの困難があります。
今後、一層大きな困難に直面するかもしれません。

しかし、どんな困難にぶつかったとしても、
私たちの中心であり、私たちの生命の根である、
真の父母様がいらっしゃり、
特に真のお母様が地上にいらっしゃり、
直接摂理を導いておられる今、
真の父母様とその摂理に対する確信をもって、
この道を歩む私たちになりましょう。

今もお体を酷使され、夜もお眠りになれないお母様を
私たちが本当に真の子女ならば、
その重荷を背負ってさしあげる私たちになりましょう。
それこそ、子女としての道理だと思います。

私たち誰もが、真のお母様を中心に侍り、
天一国に向かって中断なき前進をする
真の孝子孝女になれますよう、祈っております。

(文責:ten1ko2)


聴衆たちは、みな、チャールズブロンデンが目隠しで渡るという時にも、
拍手喝さいしましたが、その友人以外は、
自分が背負われて渡ろうと言う人はいませんでした。

友人は、彼を完全に信じていました。
信じ切って、委ねきっているから、起った奇跡ですよね。

ノエル・ジョーンズやヤベデやマンスール・・・
彼らは、自らの宗派や教理を越えて、
真のお母様を受け入れ、率先して自分の信徒たちを祝福しています。

それは、綱渡りや、空中ブランコを決めている曲芸師のように
とても見事なもので、なかなか真似はできません。

私たちの立場は、自らそんな大きなことはできないかもしれません。
友人を信頼してナイアガラの滝を渡った人のように、
私たちも真の父母様を完全に信じ、委ねていく。

真のお母様をただ証し、そして、
道があるというのですから、
あきらめずに義人を探して、
そのために、精誠を立てていきたいと思うのです。





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posted by ten1ko2 at 09:17 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

病気になりやすい性格とは?! 「怒り」は破壊衝動 《大知先生のカウンセリングルーム》



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不安になると、イライラしてしまう、
そして怒りに発展すると──

大知(おおとも)先生の
「氏族伝道の心理学」より、
今回は、「怒り」についてです。


では次に、怒りとは、何でしょうか。

私は、相談に来る人に対して、
「怒りとは、『破壊衝動』ですよ」と説明しています。

怒っているときは、物を壊したくなりませんか。
物を壊すとちょっとすっきり、という体験もあるかと思います。

怒りは破壊衝動なので、物を壊したくなります。
夫婦げんかをすると物が壊れますし、
子供たちが怒ると、壁に穴を開けたり、ドアを壊したりします。


怒りは物を壊すだけではありません。
人も壊します。

暴力というのは、怒りの破壊衝動が他者に向いたものです。
ですから、暴力は相手を傷つけ、壊していくのです。

暴力は、殴る、蹴るなどの身体的な破壊だけではありません。
言葉の暴力も同じです。
相手を傷つけ、破壊していくのです。

冷静に話ができる時には、謝ってくれれば許せることでも、
怒りが出てくると許すことができなくなります。
「謝って済むと思っているのか!」などと言って、
どんどん相手を攻撃していきます。

怒りは破壊衝動なので、相手が泣き出すなどして、
相手が傷ついている、ということが確認できないと
収まらなくなるのです。


怒りは物や他者も壊しますが、自分自身も壊していきます。
ですから、怒りの大きい人は、
様々な病気にかかるリスクが高いと考えられています。

タイプAという性格分類をご存じでしょうか。

タイプAとは、1950年代に米国の循環器科医師フリードマン(Friedman)と
ローゼンマン(Rosenman)が見つけたもので、
心臓疾患の発生リスクが高い性格行動特徴です。

タイプAの特徴は、「短気である」、
「野心的である」、
「敵意(怒り)をもちやすい」、の三つが挙げられています。

さらに、1970年代にデューク大学のレッドフォード・ウイリアムズ(Redford Williams)博士は、
それら三つの中で、どのリスクが高いかを調査しました。

その結果、敵意が最もリスク要因であり、敵意の高い人は、
そうでない人の二倍以上の割合で
心臓疾患になりやすいことが明らかになりました。


また、タイプCという性格分類もあります。

これは心理学者のリディア・テモショック(Lydia Temoshok)と
サイエンスライターのヘンリー・ドレイア(Henry Dreher)によって
見いだされたもので、癌患者に多く見られる性格行動特徴です。

彼らは150人以上のメラノーマ(悪性黒色腫)患者を面接し、
その約4分の3に次のような共通の性格的特徴があることを認めました。

@怒りを表出しない。
 過去においても現在においても、怒りの感情に気づかないことが多い。

Aほかのネガティブな感情、すなわち不安、恐れ、悲しみも
 経験したり表出したりしない。

B仕事や人づきあい、家族関係において、忍耐強く、控え目で、
 協力的で譲歩をいとわない。権威に対し従順である。

C他人の要求を満たそうと気を遣い過ぎ、
 自分の要求は十分に満たそうとしない。
 極端に自己犠牲的になることが多い。
(『がん性格タイプC症候群』
L・テモショック、H・ドレイア著
岩坂彰、本郷豊子訳、創元社より)
 
タイプCの特徴を見ていくと、
教会員が癌になりやすいというのはうなずけます。

もちろん、自己犠牲は悪いことではありません。
私は、この四つの特徴の中で、
怒りの表出ができていないことが、最も大きな問題だと感じています。

ただし、怒りを表出することが良いというのではなく、
処理されていない怒りが蓄積されていることが問題なので、
怒りをため込まずに
どのように処理するかというように考えていくべきでしょう。


また、病気になるだけではありません。
自分を傷つけるようなこともします。

自傷行為、という言葉を聞いたことがあるかと思います。
自分を傷つけることで、手首をかみそりなどで切ってしまう
リストカットが有名です。

自傷というのは他傷(相手を傷つけること)の裏返しですし、
自殺は他殺の裏返しです。
つまり、怒りが自分に向かうと、
自分を傷つけるようになるということです。

このように、怒りはすべてを破壊していきます。
怒りからは何も生まれてきません。
怒りを動機にして何かを言っても、相手を破壊し、
お互いの関係を破壊していくだけです。


ちなみに、組織の中で一番厄介なのは、
「怒って正しいことを言う人」です。

怒りっぽくても、めちゃくちゃなことを言っている人は、
誰も相手をしなくなるので問題はあまり大きくならないのですが、
怒って正しいことを言われると大変です。

正しいことを言っていれば、
その人の話を聞かないわけにはいかないのですが、
怒りは相手との関係を壊しますし、
組織自体を壊していきます。

ですから、聞く人は大変ですし、
会議の場でも、その発言内容を検討するよりは、
発言者の怒りにどう対応するかということに意識を奪われてしまいます。

組織にとっても、怒りの大きい人は問題なのです。

大知 勇治・著
(光言社・刊『成約時代の牧会カウンセリング 氏族伝道の心理学』より)
第1章 不安と怒り
心の病の張本人−「不安」と「怒り」


不安が怒りに変わるわけですが、
怒りは恐ろしいですね。。。

大知先生が言われているように、
「怒って正しいことを言う人」
本当に困ったものですね。

怒りを発する時は、
目が血走っている人が多いと思います。
やはり、霊的に憑りつかれているというか、
その人に悪霊が入り込んで、言葉や行動も
自分以上の力を発することがありますね。

自分自身にも当てはまることなので
気をつけていきたいです。

具体的な対策、アドバイスは、
さらに先の話になるのでしょうか。
まずは、しっかりと自分の思いを
冷静に分析することなのだと思います。






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posted by ten1ko2 at 07:49 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月28日

お母様の決意は並々でない! TM(トゥルー・マザー)コードに合わせよう 《徳野会長》



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日本では、平成から令和に変わるとき、
この2019年も4ヵ月が経とうとしています。

徳野会長の『祝福家庭』に掲載された説教、
「真のお母様の心のチャンネルに合わせ、2019年を勝利しよう」
を通して、年頭の決意に立ち返ってみたいと思います。


「ビジョン2020」に向かう
真のお母様の決意と深刻さは量り知れません。

その波動はアメリカだけでなく、
韓国と日本にも向けられています。


「不可能を可能にするだけの精誠を捧げなさい。
 特に韓日米は現状に決して満足していてはいけません。
 今後は『駄目だ、不可能だ、難しい』ということを、
 言っても考えてもいけません。
 探せば必ず道があります。
 挑戦してみなさい。
 
 私は既に76歳(当時、数え)です。
 あと10年たてば86歳です。
 何歳まで生きることができると思うのですか。
 一瞬でも時が惜しいのです。

 私が地上にいる間に、真のお父様がおっしゃった
 ように、『全て成し遂げた』という言葉を残して
 私も霊界に行かなければならないでしょう。
 地上で結果を出して、お父様のもとに
 行かなければならないでしょう。

 時間があるから、できるものでもありません。
 2019年は、ビジョン2020の勝敗を決する
 勝負の年、決戦の年なのです」



昨年末のクリスマスの翌日、そのように語られた上で、
陽暦の本年元日の午前零時の祈祷会で発表されたのが先の標語*です。

お母様がおっしゃる内容のいちばんのポイントは、
お母様の心情を理解することです。

お母様にお会いする時、常に意識すべきことは、
私たちの心を、お母様の心のコード、心のチャンネルに合わせることです。
それが最大の勝利の秘訣です。


選民国家として選ばれた韓国が、天の祝福を受け入れ、
真の父母様を受け入れるならば、さらに祝福されるでしょう。
しかし、そうでない場合、
イスラエル民族と同様に蕩減の道を行かざるを得なくなります。

その韓国に対して、お母様が
「高地の奪還」を決意しておられるのを拝見し、
私は「お母様のご決意は壮絶なものであり、
正に摂理の時が急がれている、
今年に勝負を賭けておられる」とつくづくと感じたのです。

そのようなお母様の波動が分からないと、
年頭の祝祷、み言、標語の内容が理解できないと思います。
2019年に賭けられる、お母様の心情と決意の波動を理解し、
お母様の如く、
皆様も果敢に天の願いに向かって挑戦してまいりましょう。

『祝福家庭』92号(2019年春季号)
説教・コ野英治会長
「真のお母様の心のチャンネルに合わせ、2019年を勝利しよう」
孝成教会新春特別礼拝
(読みどころ紹介A)

*「新統一韓国時代開門安着」
(年頭の韓国に向けた標語)


実際の『祝福家庭』には、もう少し長く
み言が掲載されていますけれど、
上記の内容がしっかりとまとめられているので、
短いけれど、今の時に
私たちがどのような姿勢でいくのかが、
はっきりと理解できると思います。

お母様に直接お会いするのは難しいですが、
お母様のみ言は、映像や書籍で知ることができます。

今のお母様の波動に相対できるように、
み言を求めつつ、
お母様に焦点を合わせて祈り、
そして、実践ですね!




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posted by ten1ko2 at 08:38 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする