米キリスト教会において、3000組の祝福という快挙を成した
ノエル・ジョーンズ司教。
その背後には、日本人宣教師、平木さん(6000双)の
15年にわたるあきらめないアプローチとケアがありました。
さらには自ら立ち上げたcarpの学生たちの協助も。
徳野会長がビデオメッセージで、
4.6祝福式と、それまでの経緯などを語っておられます。
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[T]祝福式開催に至るまでの経緯
[T]祝福式開催に至るまでの経緯
今回は、米国・カリフォルニア州ガーデナにある
メガチャーチ「City of Refuge」で行われた祝福式
「Peace Starts with Me.Blessing America」の内容を中心にお伝えします。
同教会のノエル・ジョーンズ主任牧師は、
米国のキリスト教会を代表する有名な黒人牧師で、
平木直子さん(6000双、日日家庭)から伝道されました。
彼女は、私が東京大学のCARPで責任者を務めたとき、
共に伝道活動に励んだことがあります。
その頃から、純粋で一途、目標に向かって一直線に歩む姿が印象的でした。
米国で宣教活動をする夫を支えるため、1990年に渡米。
以来、ロサンゼルスを中心に宣教活動を続けてきました。
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渡米後、間もなく伝道した人物が
全米で5本の指に入るほど有名なE.V.ヒル牧師でした。
彼はキング牧師(米国公民権運動の指導者)や
ビリー・グラハム牧師(世界的キリスト教福音伝道師)を友人にもち、
ニクソン大統領(第37代)の2期目の就任式で祝祷を担当したレベルの人物です。
また、真のお父様がダンベリー連邦刑務所(コネティカット州)に収監された時、
「これは明らかな宗教迫害である。レバレンド・ムーンは無実である」
と声を上げ、その不当性を堂々と証言した方でもあります。
平木さんは英語が堪能ではありません。
しかし、持ち前の明るく人懐っこい性格と、
「み言を伝えたい。真の父母様につなげたい!」
という一途なまでの情熱がヒル牧師の心を動かし、
2002年に祝福に導いたのです。
2003年2月にヒル牧師が聖和すると、お父様はその死を悼んで、
「超宗教親和使忠僕」と揮毫され、
「これをもっていけば、天国から地獄まで、キリスト教だけでなく、
全ての宗教を真の父母様のもとに連れていくことができる」と語られたのです。
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平木さんは、ヒル牧師の聖和の悲しみを乗り越え、
再び、米国社会に大きな影響を与える義人の伝道に立ち上がります。
3人の有名な牧師の名前が上がり、その1人、
ノエル・ジョーンズ牧師を伝道することになりました。
2004年以降、彼女は130回にわたって同牧師の教会に通いました。
当初は門前払いが続きましたが、決して諦めず、
真の父母様が主宰される大会や韓国での国際会議の招待状を届けました。
その結果、お父様の自叙伝出版を記念してラスベガスで行われた
「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」(2011年3/5)で、
同牧師が祝辞を述べるに至ったのです。
しかし、多忙な牧師を真の父母様に十分に連結しきれないまま、
お父様が聖和されます。
平木さんは天の前に悔し涙をたくさん流しました。
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その後、真のお母様の青年伝道に対する願いを受け、
近隣の大学にCARPを立ち上げます。
学生伝道に奔走し、基盤が整いつつあるときに、かつてヒル牧師が、
「50人の若者を連れてきなさい。そうすれば米国を変えられる」
と語った言葉を思い出したそうです。
それ以降、CARPメンバーと共にノエル・ジョーンズ牧師のもとを定期的に訪問。
2017年8月、50人のメンバーが「無条件」のダンスを披露した時に、
同牧師は彼らの純粋さや躍動感に感動し、
そのような青年を育成する真の父母様に対して関心を高めたのです。
同年11月、韓国・ソウルのワールドカップ競技場に8万人が集った
「韓半島平和統一世界大会」と、その前後の国際会議に参加した同牧師は、
「ミセス・ムーン(お母様)こそ、神様の言葉と願いを人類に伝えるために、
天が遣わされた偉大な女性リーダーである」と、
さらなる尊敬心を抱くようになりました。
そのようにして、今回の祝福式開催の土台は築かれたのです。
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[U]キリスト教の限界を明言されるお母様
[U]キリスト教の限界を明言されるお母様
祝福式には約3000組のカップルが参加し、
ACLC(米国聖職者指導者会議)の共同議長である
ルオン・ルース牧師夫妻が主礼を担当。
カーティス・ファロー氏(米エミー賞受賞者)の指揮で、
約500人の超宗教・超教派の連合聖歌隊が合唱し、式典を盛り上げました。
ノエル・ジョーンズ牧師が主催者挨拶で洗礼ヨハネ≠ニしての役割を
立派に果たし、お母様を壇上にお迎えしました。
お母様は、何の恐れもなく、キリスト教の限界について明言。
「クリスチャンたちは歴史の真実を知り、神様がイエス様を送られた目的を
正しく知らなければなりません」と訴えられました。
最後に、ヒゼキヤ・ウォーカー牧師(米グラミー賞受賞者)の
圧倒的な歌唱力によるゴスペルソングが、
新しく祝福家庭となったカップルと、全ての参加者を感動で包みました。
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[V]日本社会に影響を与える義人を立てる時!
[V]日本社会に影響を与える義人を立てる時!
平木さんのこれまでの歩みを伺い、改めて伝道は、
言葉や実力、スキルでするものではないと感じます。
「真の父母様を証すことができる義人に出会って、国を動かしたい!」
という一途な情熱と信仰が重要です。
ノエル・ジョーンズ牧師の友人には、メガチャーチの牧師が多数います。
彼らが必ず天の前に連結され、
米国社会を天の願う方向にリードしていくに違いありません。
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今回、日本の忠孝家約30人が、
式典に参加して計り知れない恩恵を受けるとともに、
お母様からみ言と真心のこもった贈り物を頂きました。
そこには、
「日本社会に影響を与えることができる義人を伝道してほしい。
全ての祝福家庭の宿命的責任であり、
天の切実な願いである神氏族メシヤを必ず勝利してほしい」
という熱い期待が込められています。
真の父母様の深い愛と願いに応えるために、
国に影響を与えることができる、救国・救世のための義人を、
皆が心を一つにして伝道してまいりましょう!
米国・3000組祝福式の奇跡的勝利
中和新聞より
中和新聞より
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平木さんの根性は素晴らしいですね。。。
しかし、根性の背後には、
やはり、「心情」があるのではないでしょうか。
聖和されたお父様の前に、美をお返ししたい・・・
そのような熱い心情があるがゆえに、
根性を持って、行動に移したのだと思います。
そして、ノエルジョーンズ司教を(最初に)感動させたのは、
原理のみ言ではなく、
CARP学生たちの「無条件ダンス」でした。
無条件ダンスを司教の前に披露した時、
英語に翻訳されていたかは、定かではありませんが、
ノエルジョーンズ司教が感動したのは、
祝福二世たち、ピュアウオーターの純粋さ、清さ、
その世界が伝わったのだと思います。
天が準備した義人も、どこで感動し、
家庭連合と縁をもつのかわからないな、
そのように思わされます。
天はどこで役事するかわかりません。
だからこそ、平木さんのように熱い心情で、
あきらめずに活動する、
そのことの重要性を改めて思わされるのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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