2019年05月31日

座っている場合ではない?! 動けば勝利できる時 《つつじ祝祭のみ言 5.11》



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もう5月も最終日になってしまいました。
美しいつつじの咲く頃、
清平(HJ天宙天寶修錬苑)で行われた、
大役事のメインイベント、
天運相続孝情奉献式での真のお母様のみ言です。


きょう私たちは、この美しい万物が躍動する、
季節の女王である5月、特に今月は子供の日と
父母の日があるこの月に、私たちは
どのような心と精誠でこの場に臨むべきかを
考える時間となればと思います。

この韓民族は天が保護する民族として
多くの義なるキリスト教の指導者と学生たちが
三・一運動、独立を願ったその日から、
100周年を迎える今年です。

神様が保護する国、この大韓民国は、天が
摂理の完成のために2000年の間育ててきた選民です。

勝利した人間始祖となり得る独り子、独り娘を
誕生させるための天のご苦労は、
4000年という悠久な歳月を通して、
イスラエルという選民を通し
天が直接「私の息子である」と対することのできる
独り子イエス・キリストを送って下さいました。

しかし彼らは創造主神様が分かりませんでした。
天の摂理を知りませんでした。
それ故にそれほど長い間育ててきた民族が、
国家的な基盤で世界に跳躍できるその時点で
責任を果たすことができずに、
イエス様は十字架で亡くなるしかなく、
「また来る」と言われました。

その「また来る」と言われたその日を待ち焦がれてきた
使徒たちによって、
聖霊の役事でキリスト教が出発しました。
いまや、そのキリスト教文化圏が
摂理の完成を見なければならない、この時なのです。

キリスト教の摂理の完成において独り娘が誕生できる、
そのような環境圏をつくるために
天はこの韓民族を選んで立てられました。

キリスト教が入ってきて100年にもならない
韓国でしたが、世界のどの国のキリスト教徒よりも
神霊と真理で天に侍る、そのような条件を備えていた
ために、この韓民族を通して、キリスト教の
背景を通して1943年に独り娘が誕生しました。

天は必ず摂理の完成を、
この民族を通して見なければなりません。
人類一家族の夢、創造主神様が
人類の父母となられようと天地万物を創造され、
人間始祖となりうる人間を創造されたのです。

その父母様の夢が成される前に、
今日の世界でなされている現実を見てみるとき、
未来を約束することのできる人間は勿論、
生命体が生きていける環境圏は
ますます狭くなっていっています。
一言で言えば、未来に対する希望を
見つけることができないというのです。

これは天が願われることではありません。
天が準備したキリスト教圏や民主世界が人間中心の
考えで、既にこの地を通して、人類の真の父母が
誕生し、その摂理は50年余りを越えたのに、
まだ眠りから覚めることのできないキリスト教圏の
世界を、天が「摂理の完成を見た」と言える
その基準を作って差し上げるべき
祝福家庭たちであることを皆さんは分かりますか?

世の中で父母の日という、子女の愛と尊敬を受ける
父母の立場から、宇宙の主人であられ、
私たち人類の真の主人であられる天の父母様のために、
皆さんはどれほど感謝と頌栄をささげましたか。

毎年集まるこのような日々を迎えるたびに、
私が成した環境が、天の父母様がご覧になられるとき
限りなく不足であることを悔い改め、
より努力する祝福家庭にならなければなりません。

摂理は待ってくれません。
イエス様が十字架で亡くなられ、
天国の鍵は誰に渡しましたか。
地上で皆さんが、祝福を受けた皆さんが、
全ての問題を解決しなければならないという話です。

祝福家庭としての責任は何ですか。
祝福は皆さんのためのだけのものではありません。
皆さんが氏族のメシヤとして、
環境圏を広げれば広げるほど、
皆さんの先祖たちが恵沢を受けるようになります。

人類の歴史だけを見てもそうです。
人間を中心とした歴史であったので、興亡盛衰、
曲がりくねりは、平坦であるはずがありませんでした。

しかし今日皆さんは真の父母に出会い重生復活し
生まれ変わった祝福家庭として、
皆さんは氏族を生かすメシヤの立場にいます。
そうですか。

幸せは分ければ分ける程、一層大きくなります。
そうであれば天の父母様と真の父母が望む
願いは何でしょうか。

今日の人類は76億になると言います。
彼らは真の父母と同時圏に生きていたにもかかわらず、
摂理を知らずに霊界に行くようになれば
どれほど恨が大きいことでしょうか。

さらにこの民族は天が祝福された選民です。
選民は選民としての責任があります。
真の父母に侍らなければなりません。

この国が直面している南北問題についても、
人間の頭を持ってしてはだめです。
政治の力を持ってでもだめです。
どのようにしなければならないでしょうか。

皆さんの責任如何にかかっているのです。
真の父母と一つなって進んでいく道だけが、
この民族が願う真正なる平和統一韓国になる
ということを悟らせなければなりません。

時間は私たちを待ってくれません。
どうして100年前、その時は
どのような通信施設もなかった時、
どのようにして三・一運動が起こったのでしょうか。

今この時点で皆さんは、
座っているだけではいけないという話です。

世界の報告を毎日聞いています。
台湾で新しい復興が起こっています。
9歳の少女が50歳になるレストランの社長を
伝道しました。

父母様が環境圏を全てつくってあげたので、
皆さんが動きさえすれば良いという話です。
小さい子供ができることを、
どうして大人である皆さんができないのですか。

現在この国の主人として侍るべき方は、
真の父母であることを
皆さんが津々浦々に知らせなければなりません。
分かりましたか。

その道だけが、この国に未来があることなのです。
そのように長い間耐えて待って来られた、
天の父母様の夢!「人類一家族」のその夢を
実現させる中心的な役割をしなければならない
この国であることを、皆さんが幼い子供まで分かる
ように声を大にして責任を果たさなければなりません。

皆さんも経験したでしょうが、
今や皆さんは一人ではありません。
皆さんの精誠によって先祖解怨された善霊たちが、
皆さんを積極的に協助するでしょう。

地上で生きている人類、
霊界に行ったすべての人類が望む願いなのです。
その一つの目的に向かって進む皆さんを、
(先祖たちが)どれほど力強く応援しているでしょうか。

皆さんが動機とならなければなりません。
分かりましたか。
来年再びこの場に集まるときには、
皆さんが天の父母様に、
大きくて誇れる結果をもってくることを祝願します。



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2019天運相続春季孝情天寶特別大役事
天運相続孝情奉献式真のお母様のみ言
天一国7年天暦4月7日(2019.5.11)
HJ天宙天寶修錬苑 愛の木広場


今回のお母様のみ言は、
『父母様が環境圏を全てつくってあげたので、
皆さんが動きさえすれば良いという話です』
これに尽きるのではないか、そのように思います。

真の父母様の勝利圏が満ち溢れ、
また、絶対善霊になった先祖たちの協助により、
動くことがどれほど貴重なことか、というのです。

先祖の皆様方は、自分の生きた人生では
決して行くことのできなかった霊界、
すなわち天国にいます。

後孫である私たちに何よりも感謝して、
その思いを何かの形でお返ししたい・・・
それがみ旨に対しての協助なのです。

ですから、私たちがみ旨を歩むことが、
先祖たちにとってもどれだけ嬉しいことでしょうか。

霊肉合同作戦を持って、み旨成就していきたいと思うのです。





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2019年05月30日

「楽園」ってどんなところ?! 中間霊界との違い 《浅川先生霊界シリーズ》



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浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、『楽園と中間霊界の違い』をお伝えします。


さて、中間霊界の上、天国のすぐ下に楽園という霊界があります。
「天国の待合室」とも言うべき霊界です。

愛と自分の思いによって、衣食住のすべてが、
働かなくてもつくることができるのが、天国であるのに対し、
楽園という所は、天国ではないので、
思っただけで衣食住はできません。
やはり労働が必要なのです。

その意味では中間霊界と似ていますが、この労働条件が
中間霊界よりもはるかに良いので、「楽園」と言うのです。
いわば、楽な労働で豊かな生活ができる所が楽園なのです。


そこで、楽園の労働条件について述べてみます。

まず中間霊界と比べて職場の数、種類が大変多いということです。
そのため、職業の選択ということがかなりできるので、
一つの職場が気に入らない場合は、
そこを辞めて新しい職場に転職することが可能であり、
あまり失業の不安はありません。

自分の趣味や適性に合わせて
自由に職場を選択できるという、楽な労働条件があるのです。


また中間霊界においては、ほとんど働きづめで労働時間も長く、
休暇もあまりありませんが、
楽園は労働時間が短く、休暇が多いのです。
その意味では大変楽な霊界ということができます。

その上、例えて言えば月給、時給といった、
働いたことに対する報酬が中間霊界よりもはるかにいいので、
比較的豊かな生活をすることができます。

ここには数多くの生産工場がありますが、
この世の経済システムと、楽園の経済システムの大きな違いは、
産地直結、工場直結です。

この世では工場で作った物は、卸売店を通して、
小売店で、消費者がそれを買うのが一般的ですが、
楽園の場合には、卸売りや小売りがありません。
作っている所で物を手に入れ、産地で物を手に入れるようになっています。


しかもこの楽園を見た人の報告によると、
とても不思議なことがあります。

例えば衣料品の工場では、生地をたくさん仕入れて加工し、
着物や服を作るのですが、普通であれば、
服を作ったならば、原材料、すなわち生地は使った分だけ減るはずです。

ところが不思議なことに楽園では、
生地をどれだけ使っても山のようにあり、
生地は減らず、腐りもしないというのです。

ですから品切れということがありません。
そのため仕入れにおいては、ほとんど苦労がありません。
品切れがないので、自分の気に入った服がないということはあり得ません。

そういう意味では、自由に衣食住の生活を、
自分の思いどおりに手に入れることができるのです。

しかも職場の人たちは、人間関係の良い人ばかりです。
人のために尽くし、人に憐憫(れんびん)の情を尽くす人が社員となっているので、
何か困ったことがあれば、自分の物をその人に分け与えていく、
いわば職員同士が物々交換をして、
必要な物を交換し合うという世界でもあるわけです。


さて、この楽園と中間霊界とを比べて最も大きな違いは、人生観です。

中間霊界は天国を信じない人の集まりなので、希望を全くもっていません。
ところが楽園の人たちは天国を信じています。
神様を信じ、天国があることを信じているので、
天国に行くために、自分たちは準備をしているのだ、
という希望と理想をもっているのです。

ここが中間霊界との大きな違いです。

楽園という所は、比較的労働条件が楽で、
天国を信じ、それを目指しながら
希望をもっている人たちの集まる霊界なのです。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第四章 中間霊界と楽園の様子


再臨主が現れるまでは、楽園が最高だったわけですから、
別格に素晴らしい場所に違いありません。
中間霊界とは、比べ物になりませんね。

霊界では、相対基準の合う人と生活するので、
そういう意味では、楽園は信仰を持ち、
人格的な方のいるところですから、
いい雰囲気の中で生活できるのだと思います。

ただ、いつまでも天国には行けない、
つまり神様の許に行けない。。。
本当の喜びとは、かけ離れているのではないでしょうか。
「天国の待合室」生活、
いいようで、寂しい気がしてしまいます。

いずれにしても、私たちの地上での生活、
どのような霊人体を形成したのかが、
霊界では、問われることになると思うのです。





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2019年05月29日

76億人類のため、日本を赦し、激励します! 《7万名大会・真のお母様み言》



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ソウル郊外の一山(イルサン)キンテックスで行われた
7万名の「希望前進大会」。

真のお母様の基調講演より、
抜粋してお伝えします。


今から100年前、先駆者たちが国の独立のために、
世界に向けて叫びました。
彼らの願いは「神様が保護する我らの国」でした。

ヨーロッパで人種や国境問題が火種となり、
第1次、第2次世界大戦が起きた30年間、
言い表せない凄惨な歴史を過ごしました。

連合軍によって第2次世界大戦は終わりましたが、
韓半島は、連合国の2つの強大国によって
南北に分けられました。

その後70年以上、統一を願いましたが、結論は、
人間を中心としてはうまくいかないということです。

この民族は、天が祝福された選民です。選民としての
責任が残っていることを知らなければなりません。

人間の欲心や考えで平和世界は訪れません。
創造主である神様、天の父母様に侍る立場に
おいてのみ平和が可能なのです。

祝福を通して、天の父母様が愛して抱くことのできる、
ご自分が直接主管することのできる
天一国の民になってこそ可能です。

天の父母様、人類、真の父母が願う
「天の父母様を中心とした人類一家族」の夢は、
私たちによって成し遂げられます。

堕落した人類を重生・復活させる祝福結婚を通し、
天が共にあることのできる子女として立てる運動が、
真の家庭祝福運動です。

この国はもちろん、世界中に祝福家庭が増えれば、
人類が願う自由・平等・平和・幸福な
地上天国が到来します。

そこで私は、真の父母として
「科学の統一に関する国際会議(ICUS)」で、
「世界平和高速道路」の建設を提唱しました。

アフリカ大陸の最南端にある喜望峰からアフリカ大陸、
ユーラシアを通って韓国へ。

そして南米チリのサンティアゴから、南北米大陸、
ベーリング海峡を越え、アジアを通って韓国へ! 

なぜなら韓国は人類の待ち焦がれた真の父母が
誕生した(世界の)中心国家だからです。

日本と韓国は、外的、政治的に少し摩擦がありますが、
真の父母の立場で日本を赦し
76億の人類のために
母の国として使命を果たすよう激励しました。
ですから、韓日海底トンネルを
必ずや成し遂げるでしょう!

真の父母が提唱した平和高速道路、韓日海底トンネル、
南北の平和道路が建設され、世界中に出ていける
ハイウェイが出来上がり、
人類一家族の夢が実現する道に向かって、
皆様が力強く同参してくださるよう願います。



神統一韓国時代開門安着希望前進大会
天一国7年天暦4月13日(2019年陽暦5月17日)
韓国・一山キンテックス
(中和新聞より)


『真の父母の立場で日本を赦し
76億の人類のために
母の国として使命を果たすよう激励しました』
これはあまりにも重要なみ言です。

お母様は、日本の罪について、
一度ならず何度も語られてきました。

このブログでも紹介してきたわけですが、
「お母様が真の愛の方なら、そのように
裁くようなことを言うのは、可笑しいのではないか」
というような、指摘を受けたことがあります。

真の父母様もそうですが、イエス様も真の愛のお方です。
しかし、イエス様のみ言にも、裁きのようなみ言があります。

例えば、
「蛇よ、まむしの子らよ、どうしてあなたたちは
地獄の罰を免れることができようか」
このみ言だけ見ると、イエス様には真の愛があるのか、
そのように思われるのかもしれません。

お父様も、日本の罪に対して、かつて
あまりにも厳しいみ言を語られたことがある、といいます。

しかし、それでも日本を母の国に立て、
多くの愛を投入してくださいました。
日本16万名女性修練会などは、
その最たるものなのではないでしょうか。

イエス様も真の父母様も
真の愛で人類を愛されていますが、
人に罪があれば、蕩減が残っているわけであり、
それを清算するしか、道はありません。

真の父母様は親として、
罪をもったまま地獄に行くしかない
人類を見ながら、親として
心を痛めておられるのでしょう。

また、摂理を考えた場合、
これ以上遅らせることのできない
切羽詰まった状況の中で、
真の父母様は、「怨讐を愛し」、
私たちの代わりに犠牲の道を行き、そして
勝利してくださいました。


今回、「真のお母様が
『赦す』と語ってくださったのは、
公式的には、初めてではないか」
責任者の方がそのように言われていました。

一つの峠を越えたのかもしれないですし、
日本にも何らかの勝利基準がもしかしたら
あったのかもしれませんが、
それよりも、この最後の摂理に向かっていくために
父母様が精誠条件を立ててくださったからに
違いないと思うのです。

日本を無条件に、すべて赦してくださったのではなく、
だから、『摂理を頑張りなさい、
世界人類のために
母国の使命を果たしなさい』

そのような激励のために、
お母様の方が、大きな覚悟をもって
送り出してくださった、そのような気がします。

新しい時代の到来。
真の父母様に感謝しつつ、
大会の名称のごとく、
希望をもって、前進していきたいと思うのです。





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2019天運相続 神統一韓国時代開門安着希望前進大会
天地人真の父母様 基調講演 
天一国7年天暦4月13日(陽 2019年5月17日)
一山キンテックス第1展示場


尊敬する国内外の貴賓、平和大使、家庭連合の誇らしい祝福家庭、愛する京仁国(京畿・仁川)の市民の皆さん! きょう私たちは心に一つの願いを抱いて集いました。私たちの願い、神様が臨まれる神統一韓国の実現ために、皆さんが決断をすべき今日の一日であることをご理解ください。

今から100年前、私たちの先駆者たちは、国の独立のために世界の前に叫びました。その願いとは、統一され神が保護し得る国の実現でした。
しかし、世界はヨーロッパにおける人種問題や国境問題に端を発し、1次世界大戦の開戦から第2次世界大戦の終結に至るまで30年という歳月を経ながら、言葉では言い表すことのできない凄惨な歴史を綴ってきました。
連合軍によって第二次世界大戦は終結しましたが、韓半島をめぐり連合国の強大国であったふたつの国が、この国を南と北に分断したのです。これは私たちの韓民族の望む結果ではありませんでした。その後70年近く統一を念願してきましたけれども、結局、人間を中心としては解決には至らなかったというのが結論です。

今日、私が皆さんに伝えたいことは、今、全世界で起こっているすべての難問題を解決し得る道は、宇宙の主人であられる創造主・神様を正しく知るところにあるということです。創造主には夢がありました。その夢とは、霊的存在であられる神様が実体をもって、人間世界、人類を息子、娘として腕に抱くことでした。そのために天地万物をご自身の形状のとおりに創造され、最後に人類の祖先となる男性、女性をつくられたのです。

この人間には、成長期間を通じた責任をくださいました。創造主・神様の創造の御業を共に成す人間となることを望んでおられました。しかし今日の世界は、神の創造目的が成された世界ではありません。
人間は、成長過程を通じて神様と絶対的に一つとなった立場において成長し、天の祝福を受ける立場にまで完成すべきでした。しかしながらそのようにできなかった人類は、想像を絶する凄惨な歴史を経験するようになったのです。

全知全能の神様は、ご自身の立てられた創造目的は必ず達成されなければなりません。そのために堕落した人類を見捨てることができず、救援摂理をなされてきたのです。それは聖書にもあるように、イスラエルという選民を立てられ、個人の蕩減から始まり、国家的な基盤が造成されるまで摂理されたのです。

その道がいかに険しい道であったかは、4000年という長い歴史が物語っているのです! 4000年ぶりに「私の息子だ」と言うことのできる独り子イエス・キリストを送ってくださいましたが、イエスを懐妊したマリヤ、ザカリヤ家庭、ユダヤ教、イスラエル民族は、結局神様が分かりませんでした。そして、イエスの本質もまた分かりませんでした。

人間的な考えにより、イエスが果たすべき責任の環境圏になることができず、十字架へと追い込んでしまう結果を招いてしまいました。イエス様は天が4000年ぶりに探し立てられた、真の父母となるべき立場にありました。そのイエス様は十字架で亡くなられるとき「また来る」と言われました。真の父母であり、真の父を十字架に追いやったイスラエル民族が、2000年の間どのような蕩減の道を歩まなければならなかったかは、皆様のよく知るところです。天は責任を果たせなかった民族を再び用いることはできません。

独り子はお生まれになられましたが、独り娘が誕生することが叶いませんでした。そこで天は2000年の後に韓民族を選ばれ、1943年に独り娘を誕生させたのです。
この民族は知らなければなりません。天が祝福した選民なのです。選民としての責任が残っているということを知らなければなりません。先ほども触れたように人間の欲や考え方をもっては平和な世界は訪れません。唯一、創造主・神様、私たちの天の父母様であられる父母と一つとなるところに平和が実現するのです。

この国が直面している問題も同様です。現在の政府が統一を望んだとしても、答えは出ません。この民族が選民として、天のみ意を受け入れてこそ、天運が、天が共にあり、平和世界が実現し得るのです。
そのために家庭連合は、祝福を通じて、天の父母様が愛しかき抱くことのできる、神様が直接主管することができる、天一国の民としてのみ可能となるのです。その天の父母様が望まれ、人類が渇望し、真の父母が願う、天の父母様を中心とした人類一家族の夢は、私たちによって実現することができるのです。

そのために真の父母の、堕落した人類を再生・復活させる祝福結婚を通して、天が共に動じ静ずることのできる子女として立てる運動が、真の家庭祝福運動なのです。
この国はもちろんであり、全世界的に祝福家庭がより多く生まれれば生まれるほど、人類の希望である自由、平等、平和、幸福の地上天国が訪れるようになるのです。

そのため真の父母は、天が準備したキリスト教文化圏が環境圏になれなかった立場から、真の父母であるが故に、底辺から出発したこの祝福の歴史が、早くも60年が経とうとしています。
全世界で多くの国々が、この真の家庭・祝福運動こそ国を生かし、世界を生かす道であるということを、悟りつつあるのです。

ですから私は真の父母として1981年の科学者大会において、世界平和高速道路を提唱しました。全世界的にアフリカの最南端にある喜望峰から、アフリカ大陸を経てヨーロッパ大陸、ユーラシアを経て韓国へ。そして南米、チリのサンティアゴから南北アメリカを経てベーリング海峡を通り、アジアを経て韓国へと。なぜならば韓国は、人類が待ちわびて来た真の父母の誕生した中心国家だからです。

このため、日本と韓国は外的に、政治的に難しい立場にありますが、真の父母の立場から日本を赦し、全世界76億の人類のため、母の国としての使命を行えるように奨励してきました。このため、日韓海底トンネルを必ずや成し遂げるのです。

いま、この国に真の父母がいなかったならば、世界の前に孤立した国となっていたことでしょう。しかし真の父母の存在故に、この国が世界の前に、真の父母の中心国家として、その尊厳を世界の前に誇ることができるということを皆さんは知らなければなりません。

南北の統一も同様です。真の父母が提唱した平和の高速道路、日韓海底トンネルを通り、南北の平和道路が建設され、ユーラシア、ヨーロッパへと…全世界へと往来することのできるハイウェイが完成し、人類一家族の夢を実現できる、その道へと邁進するうえで、皆さんが力強く同参してくださるようにお願いします。
 
今日、祝福を受けた既成家庭の皆さんは、皆さんの氏族を通じ、天が選民として祝福されたこの国が、天の前に責任を果たすことができる立場に立つことができるよう、更なる努力をしてくださらなければなりません。
過去のイスラエル民族のように、不信によりこの地に来られた真の父母を見失うようなことがあってはならないということです。分かりましたか。
その一日の到来を早める、京仁国のすべての愛する祝福家庭の皆さんとなられることをお祈りいたします。

(文責:ten1ko2)



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