2019年05月01日

こんなことで地獄行きに?! 避けるべき3つの行動 《浅川先生霊界シリーズ》地獄篇・終



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浅川先生の霊界シリーズ。
地獄編もようやく最後になります。
今回は、『地獄に行かないために』です。


では、地獄に行かないために、どのような生活をすればいいのでしょうか。

天国に行くためには三つのことがあると述べました。
「愛を感じて生きる」、
「愛して、その愛したことを忘れる」、
「天国を目指した幸せな家庭をつくる」ことです。

しかし、地獄は逆に絶対に行ってはいけない所です。

地獄に行ってしまえば、自分だけでは収まりません。
子孫にも苦しみを与えることになります。
自分だけの苦しみで終わるのではありません。

ですから絶対に行ってはいけないのです。


地獄に行かないための一番目は、どんなに人生が苦しくても、
「自殺してはいけない」ということです。

自分で自分の命を絶対に絶ってはなりません。
それは、何も解決にならないからです。
解決にならないばかりか、自殺の苦しみを霊界に行ってから、
常に味わわなくてはならず、苦痛はなくなりません。
苦しみだけが残るのです。

ですから、人生に襲いかかる不幸から逃げてはいけないということです。

逃げれば逃げるほど、不幸は追ってくるものです。
不幸は避けようとすればするほど、避ける人を好むのです。
逃げようとすればするほど、不幸のほうから、
全速力で追ってくるので、ますます不幸になっていくのです。

正面から不幸と向き合って生きなくてはなりません。
正面から不幸を見据えて生きる、こういう生き方が大切です。

そして死んだつもりで頑張っていけば、必ず道があります。
開かれない道はありません。
だから死んだつもりでチャレンジしてみれば、必ず道が開かれます。
このことを信じて、前に向かって生きていくことが一番目です。


二番目は、「人を殺さない」ということです。

「そんなことは分かっているよ」と言うかもしれませんが、
殺人には二つの要素があるのです。

第一に肉体の命を奪うという殺人があります。
これは刑法で裁かれます。

しかし霊界と地上界、霊人体と肉身という観点で見ると、
霊界に行くのは霊人体です。
霊人体に傷をつければ、れっきとした霊的傷害事件となります。
これは消えません。
肉体の傷は火葬場の灰となって消えていきますが、
霊人体につけた傷は消えないのです。
永遠の傷跡となります。


では、何をもって霊人体を傷つけるのでしょうか。
それが悪い言葉なのです。

言葉は刃物なのです。
この言葉の「刃物」で相手の霊人体に傷をつけた場合、
その傷は死んでも治らないのです。

「怨み」という痛みとなります。
これは霊的傷害事件なのです。

このことを考えるならば、悪い言葉を口から出して、
相手を傷つけてはいけないということです。

その傷ついたことが原因で、その人が自殺でもしたならば、
れっきとした殺人です。
また、その人が人生の希望を失ったならば、
相手の人生を駄目にしたことになります。

言葉の罪は、霊界では非常に大きな罪になるのです。


そして、根も葉もないうわさは流さないということです。
陰謀というのは、根も葉もないうわさを流して
相手を追い込んでいくことです。

簡単なうわさでも、人を追い込むことになります。
したがって悪いうわさ、根拠のないうわさ、
人づてに聞いた根も葉もないうわさは、流さないほうがいいのです。

言葉に気をつけ、
優しい言葉、美しい言葉だけを出すようにしなければなりません。


三番目は何でしょうか。
過分な情欲をもって、男女間において
「性的罪の関係をつくらない」ということです。
不倫をしないことです。

大まかに言えば、人を傷つけないこと、人を苦しめないこと、
自分の命を絶たないことです。

不幸を正面から見据え、歯を食いしばってでも、
命懸けで幸せな道を開拓していくことです。
必ず道はあります。

そのように生き続けていくことが、
地獄に行かない道であり、人生であるということです。


浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第三章 地獄とは


生命の問題と愛の問題、
このことは、本当に重要です。

この世的には、「見つからなければいい」、
そんな風に思うような問題でも、
また、芸能界では、多少の年数を自粛していれば、
裁かれることなく、カムバックしますけれど、
霊界ではそうはいかない、のですね。

地上で清算しなければ、
霊界では大変なことになってしまうのです。

私たちはみ言を知っているので、
罪が何かを知っています。
しかし、一般の方の価値観は違います。

何が正しくて、何が間違っているか、
多くの人たちに伝えていかなければならない、
改めて思わされます。





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posted by ten1ko2 at 08:13 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする