日韓問題を解き、歴史を越えていくためには
どうしたらいいでしょうか。
田中地区長の『摂理的視点』、
日韓問題の結論です。
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浅川巧(あさかわたくみ)という人をご存知ですか。
「道〜白磁の人〜」(1912年)という映画があります。
山口出身、1914年に韓国に渡り、山に松を植樹、
現在ある韓国の松の34%は、彼が作り出したものだといいます。
また、白磁を世界に発信した人。
40歳で亡くなったが、韓国式の葬儀をしてほしい
韓国の土に葬ってほしいという
遺言どおり、韓国の人たちに今も守られながら
韓国の共同墓地に葬られています。
墓碑には
「韓国の大和文芸を愛し、
韓国人の心に生きて逝った日本人、
韓国の大地の土となる」とあります。
独立運動を目の前で見て、日本の悲惨な統治を見て、
その後日本人でありながら、韓服を着て過ごし、
逆に日本人から批判を受けながらも、
日本人として、韓国人と共に生きました。
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さて、今回、お母様が、
韓国の女性連合の代表を、日本人にしてしまいました。
大反対。側近がみな反対しました。
お母様は、「何が問題なのか。
(日本人女性たちは)
7000名のうち4000名は前線をバリバリ頑張っている。
500人も孝子賞を受けている。
難しい問題があるのに韓国にお嫁に来て、尽くして尽くしているじゃないか」
このように説得すると、「イエー」とは言われるのですが
やはり、なかなか収まりません。
そこで、彼女に韓国名を与え、帰化するようにと言われました。
☆
お母様は、彼女(日本人のお嫁さん)たちに
全国200か所で柳寛順大会をさせながら、
そこでスピーチしている内容が何かというと、
柳寛順らを日帝の犠牲者ではなく、
摂理の殉教者としているのです。
さらに、真の父母が来ているのに、
灯台下暗しになるな、という視点。
南北が反日で一つになることは、絶対に避けなければなりません。
反日を接着剤とすれば、
真の父母が入る余地がないというのです。
1千万の離散家族がいるので、
南北統一を反対する人はいないが、
どのように統一するかが問題です。
神統一韓国時代、真の父母と、天の父母様を中心とした統一。
その準備が、この独立運動でした。
柳寛順は、「私の国のために捧げる生命が
一つしかないのが悔しい」と言った人です。
文化と歴史を理解しなければ、
共に生きたいという思いにならないのです。
これを見せてくれているのが、日本の女性たちです。
☆
韓国でテレビ報道がありましたが、見られましたか。
柳寛順記念館を掃除し続けている3人の日本人たちに
インタビューしていました。
その近辺に住む、お嫁に来たうちの教会の食口たちです。
毎週2年間通い続け、
掃除をさせてくださいとお願いした。
もちろん、うんとは言われない。
その後、毎週水曜日掃除を許され、
朝から夕方まで、心をこめて奉仕し、10年間経った。
その精誠にスタッフが感銘を受けた。
彼女たちは、つたなさが残る韓国語ながら
柳寛順に対する思いを、自分の言葉で話していました。
☆
日韓が一つになる道は、共に生きることです。
その心情はどこからくるかというと、
父母の心情に入らなければならないのです。
父母というのは、誕生日にプレゼントをくれるより、
子供たちが、兄弟喧嘩しないで仲良くしてくれる方がいい。
父母の心情に入らないと、日韓の問題は
越えられないのです。
真の父母によらずしては、越えることができません。
私たちとしては、寄り添う姿勢が必要なんだと思います。
☆
アカデミーでのお父様のスピーチ「北と南が共に生きる道」(1975か82)
でこのように語られています。
「北の住民と一緒に生きることを決意していないのに、
南北統一を叫ぶのなら、偽善者だ」
当時20倍の経済格差。
東西ドイツは8倍だったが大変だった。
本当に受け入れる勇気があるか。
共に生きるということは、そういうことなんだ。。。
言葉を使う時、よく理想的な言葉を使うが
本当に共に生きるというのは、簡単なことではありません。
今、お母様を通してしか直接学べません。
どういう視点で、「日韓統一」「歴史を越える」
「まだ罪があるんだよ」
という言葉を、お母様が使っておられるのか、
よく受け止めていかなければなりません。
田中富広 副会長(地区長)
2019.4.28 松戸家庭教会「摂理的視点」
(文責:ten1ko2)
2019.4.28 松戸家庭教会「摂理的視点」
(文責:ten1ko2)
☆
韓国にお嫁に行った日本人女性たち、
お母様は彼女たちを日本人宣教師と呼び、
ご自分の分身のように見ておられます。
その女性たちが、韓国で精誠を尽くしています。
実践活動も熱心にするし、
実際に地域の人たちからも歓迎され、
『孝子賞』をたくさん受けている、というのです。
彼女たちの存在、というのは、
日本と韓国をつなぐ重要なパイプ役の立場なのだと思います。
精誠を尽くしているその歩みが、
日韓問題に大きな功績となるに違いないです。
そして、その背後には、天の父母様、
そして真の父母様の親なる父母の心情があるから、
恨が解かれていくのだと思うのです。
日韓の問題は、父母の心情に通じなければ、
決して解決することができない、
というのは、本当にその通りだと思います。
今回、地区長のみ言を書き起こしたのは、
実は、私ではなく、妻でした。
この1週間、あまりにも忙しかったのですが、
皆様に早くお伝えしたいのと、
また、先日行われた『希望前進大会』に
直結される内容もあり、作ってくれました。
韓国にいる日本のお姉さんたちとともに、
妻にも感謝です。
(地区長の説教は、最後の〆が残っているのですが、
またいつか機会があればお伝えします。)
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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