2019年06月07日

「天国の待合室」楽園に行く人、三つのタイプ?! 《浅川先生の霊界シリーズ》



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浅川先生の霊界シリーズ。
楽園編の続編です。


それでは、楽園に行くのは、どのような生き方をした人なのでしょうか。
これも整理してみると、三つのタイプがあります。

最初のタイプは、人のために尽くしても苦にならなかった人たちです。

計算高い生き方をしなかった人です。
尽くした結果が出なくても、さしたる見返りがなくても、
なおまた尽くしていった人たちです。
損をしたかのように見えても、損と感じずに、
人に尽くすことが性分となった人たちです。

これが第一のタイプです。


第二は、愛する立場において、民族とか国境を超えた人たちです。

日本人は日本を愛します。
これを愛国者といいますが、楽園に行く人たちは、
国を超えて他の国の人たちを愛した人たちです。

いわば、愛が国境を超えた人たちが
中間霊界の境界線を越えて楽園に入ることができます。

愛が国境を超え、愛が民族を超えた場合に、
より高い霊界に行くというわけです。

言うならば、人類愛を実践した人たちが、楽園という霊界に行くのです。

マザー・テレサ、シュバイツァー博士はヨーロッパの人ですが、
マザー・テレサはインドの人たちのために生涯を捧げ、
シュバイツァー博士はアフリカの人たちのために生涯を捧げました。
いわば愛によって国境を超えた人たちです。

このような人たちが楽園という霊界に入ることができるのです。


第三のタイプは、天国を信じた人たちです。

神様が天国という素晴らしい霊界をつくってくださり、
人間が死後、天国で永遠の幸せを享受することができると、
一点の疑いもなく信じて生涯を終えた人たちです。

このような人たちは、死後も天国を信じ続けていくのです。
ですから楽園は、いつも天国を信じ、
希望をもって生きている人たちが住んでいる所です。

 
この三つのタイプ、天国を信じ、国境を愛でもって超え、
人のために尽くすことが苦にならなかった性分をもった方々が
楽園に入っていくのです。

神様を父として愛し、人類を兄弟姉妹として
自分の生命を惜しまず愛した人たちの行く霊界が楽園です。

このような愛の生涯を最も気高く生きた人が
イエス・キリストでした。

したがって、楽園とはイエスを信じて
「敵をも愛する」という愛を体得した人たちが、
天国を待ちわびる霊界といえます。

 
整理すれば、最上級に天国があり、
その下に天国の待合室としての楽園があり、
その下に中間霊界があり、
その下に地獄という霊界があります。

おおむね四つの霊界があり、
私たちの先祖、あるいは既にこの世を去った人たちは
この四つの霊界のいずれかに行っていることになります。

そのすべては、死んでから決まるのではなく、
生きている間の言動と、生前に培った性格、心根によって決まるのです。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第四章 中間霊界と楽園の様子


昨日も徳野会長のみ言で紹介したように、
地上の人生をどのように過ごすのか、
それが永遠の世界を決定していくのです。

一生はとても長いように思いますが、
それでも永遠の世界を考えたのなら、
ほんの一瞬にしか過ぎません。

イエス様の基準を求める人生は、
決して簡単ではないと思います。
いわゆる、義人、聖人の道ですね。

しかし、私たちは、真の父母様を知っています。
そして、真の父母様に侍る生活を送ることで、
畏れ多くも、真の父母様がおられるところと
同じところに行くことができる、というのです。

改めて、真の父母様に心から感謝いたします。





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posted by ten1ko2 at 06:48 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする