2019年06月13日

天国?!地獄?! 行き先を決める3つの質問とは??? 《浅川先生霊界シリーズ》



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浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、「天から問われる三つの質問」です。


人は死後、天より、大別すれば三つの問いを受けるようです。

死後、人が体験するであろう内容を
「臨終列車」という例えで述べてみましょう。

臨終の間際になると、多くの家族や親族が集まってきます。
息が絶え絶えとなって、死が目前に迫ったとき、
一台の列車が近づいてくるというのです。

長い車両の列車ではありますが、その列車にはだれも乗っていません。
ただ一人、その人だけが列車に乗ることになるのです。

やがてこの列車は静かに走り出します。
前の車両にも後ろの車両にもだれも乗っていません。
窓から、自分の臨終を見送る人たちの光景が見えます。

その後突然、幼いころからの自分の人生のすべてが、
窓の外の光景として映ってくるのです。
生涯を通してたくさんの人と出会いました。
ある人は泣きながら、ある人は笑いながら登場します。
しかししょせん、汽車の窓から見る光景にすぎません。

だんだん列車は速度を速めていきます。
すべての人生の光景は矢のように去っていきます。


そして、「臨終列車」は速度を落として、
やがてその人のためのプラットホームに停車します。

死のプラットホームに、たった一人で列車から降りなくてはなりません。
プラットホームにはだれもいません。

大統領のようにたくさんの人から歓送された人であっても、
死のプラットホームに降りる時はたった一人だけです。
だれも彼の人生を弁護もしなければ、応援もしません。
ただ一人、その死のプラットホームに立ちすくむのです。


そこに、天から三つの質問が語りかけられます。

第一の質問は、「あなたはだれのために生きたのか」という質問です。

それに本心から答えなくてはなりません。
だれも代わりに答えることはなく、偽りで答えることもできません。
「あなたはだれのために生きたのか、答えなさい」
こういう問いが発せられるのです。


第二の問いは、
「あなたの人生は何のためにあったのか、
何のためにあなたは生きたのか」と問われるということです。

三番目は、
「あなたは何を地上に残してきたのか」と問われるのです。

「だれのために生きたのか」、
「何のために生きたのか」、
そして「何を残してきたのか」という問いに、
たった一人で、正直に、本心から答えなくてはなりません。


これが、たった一人で死のプラットホームに立つ
人間のありさまだと言えるのです。

この三つの問いに対する答えが、人生のすべてであり、
その答えによって、人は自分にふさわしい霊界に行くことになるのです。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第四章 中間霊界と楽園の様子
「天から問われる三つの質問」


地上生活では、自分の心の中、
本心は自分にしかわからないので、
誤魔化すことができるかも知れません。

しかし、霊界では、本心が露わになるので、
取り繕うことができないのです。

本心から、天の父母様、真の父母様のために、
み旨を歩んでいることを改めて問われると思いました。

真の父母様が、一挙手一投足すべてを
天の父母様を中心にして生活しておられるように、
私たちも、常に天の父母様、真の父母様を意識して、
生活していかなければならないと思います。





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posted by ten1ko2 at 07:29 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする