浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、『先祖の影響を受ける人間の幸・不幸』
を紹介します。
☆
人間はだれでも、幸せを求めて一生懸命に生きています。
ところがこの幸せは、高嶺(たかね)の花で、
なかなかつかむことができません。
つかんだと思って手を開いてみると、不幸せをつかんでいる場合があります。
ではどうすれば幸せをつかむことができるのでしょうか。
一つは、「前向きの努力」をし続けるということです。
言い方を変えれば、あきらめないということです。
あきらめずに前向きの努力をし続けることが、
幸せをつかむための第一に必要なことではないでしょうか。
☆
二番目は「人を大切にする」ということです。
人のお世話をする、人のために生きる、
人間を大切にするということです。
もとより私たちは、たった一人で生きているのではありません。
たくさんの人たちの応援によって生きているのですから、
人を大切にし、人のお世話をすればするほど、
自分が困ったときには助けられたり、
お世話になったりするということがあるのです。
逆に人間を大切にしなければ、自分が本当に困ったときに、
助けてくれる人がだれもいないかもしれません。
人を大切にするということは、自分を大切にするということになります。
あきらめずに前を向いて努力をし続けるということ、
人を大切にするということ、この二つが
幸せをつかむための基本的な心得、姿勢だと言えます。
☆
では、どのような人を大切にしたらよいのでしょうか。
それは、自分の身近な人たち、血のつながりのある家族や親族です。
冠婚葬祭という人生にとって、とても大切なときに
参席してくださるのは親類縁者です。
親戚(しんせき)を大切にし、
血のつながりのある人たちを大切にすれば、
自分の困ったときに、親戚がたくさん応援してくれるのです。
ところで、親戚といっても、目に見える親戚ばかりではありません。
実は、目に見えない、血のつながった親戚、親族がいるのです。
これを「先祖」と言います。
☆
先祖というのは、私たちと血のつながりのある人たちであり、
霊界に行った親戚縁者のことを言います。
先祖の方々の中には、子孫のことを深く心配して
子孫の人生を応援し、幸せに導いてあげようという方々も多くいます。
このように、先祖の働きの影響の中で、
私たちの幸、不幸というものがあるのです。
もちろん、先祖といっても、私の幸せのために
一生懸命、日夜働いてくれる先祖ばかりではありません。
中には、私を不幸にし、病気や事故を起こしてしまう悪い先祖もいるのです。
善い先祖と悪い先祖のはざまに、
私たちの人生があると言っても過言ではありません。
善い先祖の働きを受けて、
悪い先祖の働きを受けなければ、幸せをつかむ道が開かれるのです。
☆
ではなぜ、先祖の中には善い先祖と悪い先祖がいるのでしょうか。
霊界で良い人、悪い人というのは、
霊界に行ってからつくられるのではありません。
生きているとき、生前中にその性格がつくられるのです。
「三つ子の魂百まで」と言うように、
生前に培われた心根、性格は死んでからも直ることはありません。
人のために尽くした人は、あの世に行っても人のために尽くし、
人を犠牲にして苦しめた人は、死後の世界に行ってもやはり人を苦しめています。
この性格は変わらないわけです。
このために善い先祖、悪い先祖が生まれてしまうのです。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第五章 先祖の働きと人間の幸・不幸
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第五章 先祖の働きと人間の幸・不幸
☆
私たちは目に見えない世界、
すなわち霊界を信じています。
地上の人生、私自身の性格、
また、身の回りに起こる様々なこと、
これは、先祖の影響が大きいということです。
ですから、先祖の人たちの解放、
すなわち、先祖解怨をする、ということが、
どれほど、私の人生、家系においても、
とても重要な意味があると思います。
ここには書かれていませんが、
清平の摂理が、どれだけありがたいことか、
そのことを改めて感じます。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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