「八定式」が宣布されてから、もうすぐ30年が経つということです。
アラスカにおいて、精誠を尽くした
日本人女性たち。。。。
『世界家庭』では、当時の方たちの
証しが掲載されています。
そのうちの3名の方の証しを紹介します。
☆
米国50州の代表として集められた日本人姉妹50人
1983年の秋頃、コディアクの水産工場に、
西洋人と祝福を受けたばかりの若い日本人女性50人が集められました。
工場での仕事は、魚の水洗い、魚の内臓出し、冷凍作業、箱詰め、すじこ作りなど、
長時間立ちっぱなしの肉体労働でしたが、
「50人は米国50州を代表するんだね」というみ言を力に、
若さと信仰のパワーで乗り越えました。
冬は寒さとの闘いでした。
タラを処理する作業は多くの水を使うのですが、
作業台から流れる水は凍って、つららになっています。
作業は、軍手をはめ、その上にゴム手袋をはめて行います。
ナイフを使うため、時にゴム手袋を切ってしまい、
冷たい水が軍手にしみ込むこともあります。
ぬれた軍手や穴の開いたゴム手袋は次の休憩時間まで替えることができないので、
いつもお湯の入ったバケツをそばに置いて、
凍える手を温めながら作業を続けました。
(真佐子ウイットモア)
釣りをされるお父様の船は神聖な空気に包まれていた
1989年9月、真のお父様と一緒のボートで釣りをさせていただく恵みにあずかりました。
ボートが停止すると、お父様は即座に釣りに集中されます。
釣り糸を垂らして、じっと海面を見詰めるお父様。
そして釣り糸の引きを念入りに確認されます。
海の上のお父様は、ただひたすら釣りに専念されます。
その張り詰めた神聖な空気が、ボート全体を包み込みます。
ボートでの私はひどい船酔いでしたが、
それでも釣り糸だけは海に垂らしていました。
すると私の糸に引きがあり、私にしてはたいそう大きな
アロートゥース(ハリバットと同じカレイの仲間)が釣れました。
一緒にボートに乗っていたある日本のリーダーが、
「お父様、私はあれより大きいのを釣ったことがあります」と申し上げると、
途端にお父様が「ええい!大きいんだよお」と大きな声でおっしゃったのです。
そのお言葉に娘をかばうような親の愛を感じて、
うれしい気持ちが込み上げてきました。
(洋子モウリス)
「何年も待った夫を大切にしなさい」とお父様
毎年のように真の父母様はアラスカに来られました。
ですから工場で働く私たちはそのたびに、真の父母様にお目にかかれたのです。
そんな私たちに真のお父様は、
「あなたたちよりもっと苦労していても、
私に会うことができずにいる兄弟姉妹がたくさんいるんだよ」と言われました。
アラスカを出るときお父様が、
「何年もあなたたちを待った夫を大切にしなさい」と言われ、
心配しながら送ってくださったことが忘れられません。
どのような事情、環境にあっても全く変わらないお父様、
どんなに夜遅くなっても報告を聞かれるお父様の実体に侍る機会を、
コディアクにいたというだけで与えられ、
たくさんの思い出を頂いたことを、心から感謝しています。
(克子ホフマン)
『世界家庭』2019年6月号
「八定式」制定30周年記念
「誰よりも苦労する」アラスカ精神で歩んだ7年
水産工場で精誠を捧げた日本人姉妹たちの証し(上)
( 読みどころ紹介)
「八定式」制定30周年記念
「誰よりも苦労する」アラスカ精神で歩んだ7年
水産工場で精誠を捧げた日本人姉妹たちの証し(上)
( 読みどころ紹介)
☆
今から30年前、1989年8月31日に
お父様は八定式を制定されました。
翌9月1日には、天父主義を宣布され、
8段階の蕩減を越えて、
新たな時代の到来を宣言されたのでした。
お父様はこの時、
「70日後に大きな変化が起こる」
そのように語られました。
まさにみ言のごとく、8月31日から70日後の11月9日に
共産主義の一つの象徴でもある、
ベルリンの壁が崩壊したのでした。
そのような歴史的な宣布をされるための
立役者のごとく、精誠を捧げていかれたのが、
50人の日本のお姉さんたちでした。
お父様は、優秀な方たちをアラスカに集め、
多くの苦労の道を行かせました。
なんのためにこのようなことをするのか、
特別なみ言を与えられたわけではなかったのですが、
その精誠が大きな条件となったわけです。
7年もの期間、そのような苦労の路程を通過した
お姉さんたちに感謝します。
それは、お母様のご聖婚からの7年路程にも通じる気がしますし、
お父様は、この期間、祈られながら
宝物のように愛してくださったのだと思います。
けして小さい精誠ではありませんが、
このように思ってもいない大きな実を結ぶこともある。。。
私たちもそんな思いを持って、
日々、与えられた環境で
精いっぱい尽くしていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)