2019年07月24日

「うらめしや」 恨霊たちの復讐はいつ、どこで?! 《浅川先生霊界シリーズ》 



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浅川先生の霊界シリーズ。
今回から「怨みの霊と人間の幸・不幸」
初回は、『怨みの霊と復讐(ふくしゅう)』です。


私たちは幸せを求めて必死に生きていますが、
現実は多くの不幸に見舞われています。

病気の苦しみ、心の苦しみ、また家庭にあっては
親子、夫婦の苦しみなどを背負って生きています。

それでは、なぜ人間は幸せを求めながら不幸になってしまうのでしょうか。

不幸の原因は様々あります。
本人の言動の結果、自業自得で不幸になる場合もあります。
先祖があまりにもつらく苦しい霊界にいるため、
救いを求めて子孫に苦しみを与える場合もあります。

ところで、より大きな不幸の原因として、
強い怨みの霊の働きがあるのです。

人から怨みを買えば、幸せにはなれません。
私と私の家系に対して、
「絶対に幸せにさせない、不幸のどん底に落としてやる」
という強い怨みをもった霊の働きによって、
人生は翻弄(ほんろう)されていると言っても過言ではありません。

ではその怨みの霊はいったいだれがつくったのでしょうか。
実は怨みの霊は先祖がつくったのです。

先祖が罪業を犯したということは、
怨みの霊をつくったということになるのです。
ある先祖が無慈悲に人を殺害したならば、
殺された人は強い怨みをもって、その先祖に復讐を誓うでしょう。

では怨みの霊は、どのように先祖に働きかけるのでしょうか。

例えば、ある先祖が、自分の犯した罪を目撃した人を殺害しようとします。
最初はたくさんお酒を飲ませて、
憐憫(れんびん)の情をもって、その人をもてなしているように見せかけ、
酒に酔って理性を失ったところを見計らって、
野原に連れ出し、闇夜(やみよ)に紛れてこの人を刺し殺したとします。

殺された人は先祖に激しい怨みをもったまま、
霊人体と肉体が分離してしまったのです。

普通、霊は、肉体から離れたならば、霊界に行くようになっています。
霊人体は霊界で住み、肉体のある人は地上に住むというのが原則ですが、
非常に強い怨みをもって肉体から分離された場合は、
霊界に行かないことがあるのです。

この場合、怨みの霊は、殺害した人の体に入っていくのです。
殺害した人に復讐するために、
その人の体に侵入するのです。

先ほどの例で言うなら、殺害者は目撃者を刺し殺したので安心していても、
殺された人の霊は、殺した人の体の中に入っていったのです。

なぜ殺された人間の霊は、殺した人の体に入ることができるのでしょうか。
霊は肉体を貫通することができ、小さくなることができるのです。

そのために、胃腸、細胞、血液、脳細胞などの
人体に入り込むことができるのです。
苦痛を与えられた箇所に苦痛を与えるために、
殺害したその人間の体の中に居座るようになります。

そして内側から復讐を謀り、苦痛を与えていくのです。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第六章 怨みの霊と人間の幸・不幸



怨みの霊は、恨む人の体に入る。。。
何と、恐ろしいことでしょうか。
このことは、浅川先生が指摘していますが、
実は、清平で話されているみ言と全く同じです。

さらにいうならば、恨まれた人が死んだ場合には、どうなるのか。。。
霊人というのは、すでに死んでいるわけですから、
霊界に行って、無くなるのではありません。
すなわち、後孫の体に入り、代々、未来永劫
復讐し続けるというのです。

私たちは、霊界が全く見えないので、
何もわかりませんけれど、
かつて、清平40日修練会の第一回目に参加した、
ある教会長が言っていました。

熱心に役事、祈祷を捧げている時に
霊眼が開けた。
そうしたら、自分の体に、
カエルの卵のように、つぶつぶの悪霊が
無数に体に入っていた。。。

このような体験をされたそうです。

人に悪いことをしても、
誰にも見つからなかったら、裁かれることもない。。。
そのような考えは、大間違いだということですね。
復讐というのは、本当に恐ろしい、と思うのです。





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posted by ten1ko2 at 08:57 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする