2019年09月22日

一つになるため、私がガマンすれば。。。 これは違う! 《蝶野部長・夫婦講座8》



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蝶野部長の「カップルセミナー」
続編です。


夫婦のいろんな講話という形でやっていく時にですね、
「わかりました、じゃ夫婦がひとつになります。
じゃあ私が我慢すればいいんですね」
という霊界に入る方もおられるんですね。

けなげでいいんだけど、
ただ、我慢ってよくないですね。
(かといえば、それを聞いて)羨ましいっていう人もいますね。
「でもうちもそれくらい我慢してくれたら、俺もがんばるのにな」

県民性もあるからね、データはありませんが。
県によって違うね。ここ(千葉について)は知らないですね。

(たとえば)妻が「あんた!」なんて言って、
ここはとても男性が信仰的だなぁと(という県があります)。

そしてある県に行くと、男が仁義なき戦いのようで、
妻の方がぐっとこらえるんだけど、時々我慢できなくなってドッカ―ンみたいな。。。
男性が強くて、女性は「私さえ我慢すれば」と、
自分のセンチメンタルな世界に入っていって、
「これが信仰よ、お父様〜」みたいなね。


でも親、神が見たいのは、夫婦が一つになっているのを見たいんですよ。

という話をしたら私が我慢して一つになろう
という話になる(のですが、そうではありません)。

だいたいどっちかの意見が強くて、最後どっちかが折れて一つになる、
というのは一つになっていないからです。

「いやーご夫婦で話されないんですか」と聞くと、
「いつも主人が切れる寸前で、私が折れるようにしています」

喧嘩にならないのはどっちかが折れているから。
それは子供は感動しませんよ、ということです。(この内容は世界家庭に掲載)
それは結局一つになっていないのです。
どっちかが我慢して一つになるというのは、一つになっていないということです。

なんでそうなる?
私さえ我慢すればというのは情が離れているのです。
つまり二つになる取り組みなんです。
どちらかに合わせるということが一つになることではありません。


意見が合わないからこっちかが我慢する、これは愛でも何でもない。
でも喧嘩はない。。。
喧嘩がないからよいわけではないです。

お互い冷めきったら喧嘩もしないからね。
だから冷め切ってる場合には喧嘩をした方がいいですね。
冷め切っている場合はですよ。
理想は喧嘩がない方がいいでしょうけどね、もちろん。

喧嘩さえできないんだったら、それはした方がいいんですよ。
問題発言か。
(そういう夫婦は)情を出し合っていないのです。
授受作用にはならないんだけどね、喧嘩は。

でも、その手前で自分の言いたいことを出していれば、
自分が言えた、聞いてもらえたのがあれば、だんだん本音が出てくるし、
「ちょっと言いすぎたけど本当はこういう気持ちだったんだ」
と話すようになるんであれば、喧嘩したほうがいい。。。

どちらかに合わせるんじゃないと言うことです。

私たちは、一つになりなさいといったら、
配偶者に対して自分を否定しようとするんです。

うーん。相手は神様の半分だから自分も譲歩しなければならないか、
(というように)我慢する世界。。。
相手もそれがよいと思っている、かというと、これはそうではないのです。


(私たちは)相手を中心ではなく、神様を中心に結婚したんです。
配偶者を下さったのは天の父母様ですから。
だから配偶者から感じることは、天の意図があるんですよね。

もうわかっている、話すまでもなく知っていることですよね。
だけどここを毎日確認した方がいい。

皆さん、偶然ではないですよ、配偶者のクセ、性格、こだわり。
「内の主人潔癖症なくせにトイレ後に手を洗わない」とか…。

そこに引っかかるあなたの癖がある、
見つけるためにそのこだわりがある、
心理学ではない、偶然はないんです。

ですから、なぜこの相対者を与えたか、
「天の配剤(はいざい) 」を配偶者から感じることは、天の意図があるんですね。

「天の配剤」を相対者から感じなければならない、悟る、
これが神様を中心に相手を見るということなんですよ。


祝福に幻想を抱いて、ある2世は
「神様が与えた祝福だったらどんな王子様がくるんだろう」
そして受けてみたら「普通の人じゃん」って
後光でも差していると思ったか、
「なんか普通」と言っているんですよ。

(祝福の相手・相対者は)普通の人じゃない、
私にとっては神様が与えた、「お前の相手はこの人だ」と。。。
めちゃくちゃ神秘的な人です。
人から見たら普通の人かもしれないが、
奥さんから見たら旦那さんは、神秘の、神秘の、神秘の人ですよ。

なんで神秘的?
神様がお前用だと言われた、「お前が完成するための
お前とこの妻で私になるんだよ、その相手だよ」と。
(だから)めちゃくちゃ神秘的なんですよ。



先日、あることで(内容は忘れてしまいました)
私と妻が、それぞれの意見を話していました。

会話を聞いていた娘が一言、
「こりゃあ、お父さん、お母さん、合わないわ」
でした。

このように物事の捉え方は、
夫婦で見解が合わない時があると思います。

一般的にも、「男性と女性は、人間だけれど、
別の生き物であり、お互いが宇宙人だと思う」
そんな解釈をしている人も、たくさんおられます。

でも、だからこそ、配偶者を愛することが、
面白みがあるというか、私の成長に繋がるでしょう。

神様もそうやって夫婦が一つになることを
願っておられるにちがいありません。
神様を中心として見つめていくことが、
何よりも重要であると思うのです。





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posted by ten1ko2 at 12:00 | Comment(1) | 蝶野部長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする