2019年09月26日

私のために泣いてはいけない?! 父の遺言を守られたお母様 《史吉子先生》



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夫に対する肉親の情を恋しがって
泣いてはいけない。




故・史吉子(サ キルジャ)先生の「原理に関するみ言の証」より
お父様がご自身が地上での歩みを終えて
霊界に行かれるときに、
お母様に願われていたことについて紹介します。


お父様は、おっしゃいました。

「私が今からお母様に頼んでいることは、
お母様が私が死んだ後に、
肉親の情に溺れて、
夫を亡くした悲しみの涙を
こぼさないで欲しい。

私が死んだら人は私に注目するのではなく、
お母様に注目するでしょう。

子供たちもお母様を見つめるだろうし、
食口たちも、世界の人々も、
全て偉大な夫をどのように送るのか、
お母様の態度に注目するでしょう。

それでは泣く時は、同じ泣くにしても、
どんな思いを持って泣くべきなのか。

ああ、私の夫はもう地上から行かれるのだな。
私の夫の偉大な理念が、
私の夫と共に地上ではもう終わるのだな。

もちろん、理念は残して行かれるが、
夫の生きているとき、心が沸き立った、
そういう理念は、夫と共に終わるのだな。

このように夫の抱いていた理念が懐かしくて泣くべきで、
夫に対する肉親の情を恋しがって泣いてはいけない。
私はそういうことは嫌いだ!」


私がこのようなみ言を、
一回や二回聞いたのではありません。

私はこのようなみ言を聞いて、
真の父母様の夫婦の情は、
かくも原則的でかくも隙が無いものかと感じました。

ところで、そのような教えにお母様は、
あまりにもよく従われます。

お母様は全くの白紙状態で
さっと吸い取られるので、
誰も歯が立たないくらいに
準備された方だと言うことを、私は感じます。

(「原理に関するみ言の証」
誇らしい真のお母様 より)



お父様が、お母様に対して
「私が死んだ後に、肉親の情に溺れて、
夫を亡くした悲しみの涙を
こぼさないで欲しい」
と何度も語っておられたとのこと。

きっとお母様は、
霊的にその意味をよく悟られ、
また知的情的に受け止められていたことでしょう。
それだけでなく
完全にそれを実行してこられました。

お母様を批判する人たちに、
この言葉を聞いてほしいと切に思います。

お母様は、
中断なき前進を発表され、
侍墓生活を3年間続けられ、
その心境を聖和7周年に
お父様のお手紙の中で、明かされました。

お父様が恋しいときには、月を見つめながら
お話をされて、乗り越えていかれたお母様。

お父様の遺言を守って歩まれる
真のお母様に心から感謝いたします。






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posted by ten1ko2 at 07:55 | Comment(1) | 父母様の路程 生活の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする