浅川先生の霊界シリーズ
今回は、「天国に行くための結婚」です。
☆
天国に行くためには特別な結婚をして、
真(まこと)の愛の家庭を築かなければなりませんでした。
四大聖人の中で最も高い霊界に行かれたのは、イエス・キリストです。
天国ではありませんが、天国の待合室とも言うべき、
楽園の最上層に行かれたのです。
罪のない生涯を送られ、そして最後には
自分を殺害し、憎んだ人の執り成しをしながら、
愛の生涯を遂げて昇天していったのですから、
天国に入るのは当然と思われます。
しかし、イエス・キリストは天国に入れませんでした。
☆
その理由は妻を娶(めと)って夫になることができず、
父親になることができなかったからです。
人間の愛の最も基本となるのは、家族愛です。
結婚して夫婦となり、やがて子供ができて父母となり、
その子供が結婚して孫ができれば、祖父母となります。
この家族愛を、しっかりと霊人体に体得しない限り、天国には行けないのです。
イエス・キリストという方は愛の生涯を送りましたが、
独身でその生涯を終えたために、天国に入ることができなかったのです。
☆
ただ、これまで多くの人、多くの宗教者が、
結婚して霊界に行きましたが、
天国に行った人を一人も見いだすことができません。
したがって、霊界の天国に行くためには、
そのための特別の結婚をして、
家族愛を体得していかなければならないという結論になるのです。
この世で幸せな家庭を築き、天国に導けるこのような結婚を、
「真」という言葉をつけて「真の結婚」ということができるでしょう。
この「真の結婚」で培われた温かい家族愛、
それが霊界の天国まで花を咲かせていくのです。
そのような結婚をしなければ、霊界の天国に行けないのですから、
どうしてもこの真の結婚は人間にとって必要だということになります。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第八章 天国への道筋
天国に行くための結婚
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第八章 天国への道筋
天国に行くための結婚
☆
キリスト教には、三位一体という考えがあります。
すなわち、イエス様は、神様である、というのです。
独り子の立場で十字架につきましたが、
救いの根幹に十字架による贖罪があるので、
イエス様が結婚をしなかったことに対して、
何の違和感もないわけです。
その信仰を2000年間続けてきました。
しかし、真の父母様は、「イエスは、結婚しなければならなかった」
そのようなみ言をよく語られます。
これは、クリスチャンにとっては、
とてもとても衝撃的な話であるでしょう。
ところが聖職者たちが、
その内容を受け入れているときがやってきました。
カトリックでも「枢機卿」という、
ローマ法王に次ぐ立場にいる方も、
お母様を独り娘として受け入れているのです。
本当に時代が変わりました。
真の父母様がいよいよ本来の立場になられるとき、
万民が真の父母を
知らなければならないときが来たと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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