2020年05月05日

(証し)「危険だから行く!」 真の父母様、突然のハイチご訪問秘話 +ハイチ・コロナ情報



200505-19950630.jpg

STAY HOME!☆☆☆
新型コロナウィルスの
終息を心からお祈りします☆

4月に中米のハイチ在住20年を迎えた
ポール富士子さんのエッセー。
「カリブ海に輝け、孝情の光」より
抜粋して紹介します。


 ハイチでは、3月19日に新型コロナウィルスの感染者が確認されました。
 学校は翌日から休校になり、
 スーパーやガソリンスタンドなどは
 人や車であふれました。

 また、感染した人が運営していた
 孤児院が襲撃されるなど、
 日本では考えられないような事件も起き、
 街はパニック状態です。

 もともと医療施設は整っていない国なので、
 その危機感はより一層強いのです。
 一刻も早くこのような状況が
 終息するよう、祈る日々です。

Haiti.png Republic of Haiti.gif
↑ ハイチ ☆☆☆


「危険だから行く」と
ハイチ訪問を決行されたお父様

真の父母様は1995年5月から7月にかけて、
「真の家庭と私」をテーマに中南米を巡回講演されました。

6月29日はドミニカ共和国、7月1日は別の国で講演される予定でした。
6月28日、真のお父様はドミニカ共和国に到着されるとすぐに、
ハイチ行きに関して、同行したスタッフに打診されたそうです。

折しもハイチは、軍事クーデターが起こった直後で、
治安が安定しておらず、危険な状況下にありました。

ですからスタッフの方々は異口同音に
「ハイチは貧しいうえにとても危険ですから、
行かれないほうがよいと思います」
とお答えしたのです。

すると真のお父様は、こうおっしゃったそうです。


「だから私は行くのだ。

 もしも私が今回、
 隣のドミニカ共和国まで来ていながら、
 あまりにも貧しいから、
 あまりにも危険だからという理由で、
 ハイチを訪問しなかったならば、将来、
 ハイチの国民たちが
 レバレンド・ムーンを恨むことになるだろう。

 私は彼らをそのような気持ちにさせたくない!」



こうしてハイチ行きを決断された真の父母様は、
首都サントドミンゴ市内にあるセスナ機の発着空港から、
当時の副大統領の飛行機を借りて、急きょ、ハイチに向かわれたのです。

私はこの「秘話」を知った瞬間、感動と感謝で鳥肌が立ちました。
そして同時に、悔い改めの涙があふれました。

真の父母様はこんなにも貧しく小さな国である
ハイチの未来のことまでも心配され、危険を顧みることなく、
真の愛の種≠まきにこられたのに、私はどれだけ、
この真の愛の種≠守り、育てることができたのかと……。

200505-19950630 (2).jpg



一番の宝物は
真の父母様を愛する兄弟姉妹たち

このときの巡回講演では、代わりに真の子女様が
行かれるということで、ハイチも準備を進めていました。

そういう中、真の父母様のご予定が
6月30日は空いていることを知った、
ハイチで歩む日本人女性派遣員4人が、
真の父母様のご入国を切望して、
特別精誠条件を立てながら歩んだのです。

真の父母様はハイチのホテルに到着された後、
日本人の派遣員のみを残し、
一人一人に話しかけてくださったそうです。

また「七・一節」の式典でも、
わざわざ日本語でみ言を語ってくださったそうです。
真の父母様が彼女たちの精誠を
全てご存じであったのは間違いありません。

後に真のお父様はアラスカで、ハイチ訪問に言及され、
「はだしで歩いている子供たちを見て、
親として胸がとても痛かった」

と涙を拭われたそうです。


昨今、ハイチでは、『原理講論』がボロボロになるまで
読み尽くす兄弟や、
真の父母様を思って慟哭しながら
祈祷する姉妹が伝道されてきています。

それは、真の父母様がまかれた
真の愛の種≠ェしっかり根付いているからだと
確信しています。

貧しく、お金も物も不足していますが、
一番の宝物は
真の父母様を愛する兄弟姉妹たちであることを
悟らせていただきました。


エッセー「カリブ海に輝け、孝情の光」ハイチ日記J
「真の父母様の突然のハイチご訪問秘話」(読みどころ紹介)

『世界家庭』5月号より
(追加抜粋:ten1ko2)


25年前のことですので、
ポール富士子さんが行かれる前ですが、
もはやハイチの伝説的な証しともいえるでしょう。

また、ハイチのコロナウィルスの情報など
現地でがんばっている国際家庭の様子は、
とても励みになりますね。

真の父母様は世界をまたにかけて歩まれ、
世界中の小さな国に対しても、
宣教師を派遣されました。

危険が伴うハイチにも赴かれたのは、
どんな国に対しても父母の心情で、
愛する子女と会いたい、一心の思いがあったことでしょう。

同時にお父様の入国のために
特別精誠条件を立てていた
日本の派遣員たちの切実な祈りに
お父様の霊的アンテナが反応したのだと思います。

どんな小さな歩みであったとしても、
誠を尽くすならば、
必ず天が覚えていることを教えていただきました。




にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)