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新型コロナウィルスの
終息を心からお祈りします☆
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久しぶりに大知(おおとも)先生の
『成約時代の牧会カウンセリング 氏族伝道の心理学』より
「侍ること」と「心情文化」です。
☆
では、「侍る」とは、どういうことでしょうか。
具体的にどのようにしていけばよいのでしょうか。
私たち日本人には、「侍る」ということが難しいのです。
というよりも、侍るとは何かを理解できていないため、
どう侍っていいのかがわかりません。
なぜならば、私たちが育った日本の文化の中に
「侍る」ということがないからです。
ちなみに、現代の日本語では、「侍」という漢字は、
「ジ」もしくは「さむらい」と読み、
「はベる」という読み方はありません。
侍るという言葉は、古語にはあります。
高校時代の古典の中で、勉強したかもしれません。
「侍り」の意味は「控えて居ること」というようなことですから、
親に侍りなさいと言われても
何をしたらよいのかわからないのは無理もないことです。
☆
では、どうしたら侍るということがわかるのでしょうか。
「侍る」という内容を理解しようと思ったら、
韓国の文化を理解しなければなりません。
「侍る」ということは、韓国文化の中にあるものだからです。
ここで少し、心情文化と韓国文化の関係について
お話ししようと思います。
なぜならば、教会員の中に、韓国や韓国人、
および韓国文化に対する
誤解をもっている人がいるように感じるからです。
☆
私たちは、天一国の創建を目指しています。
そして、天一国で暮らしたいと願っています。
では、私たちは、天一国で暮らすことができるのでしょうか。
外国で生活をするのは簡単なことではありません。
なぜならば文化が違うからです。
文化が違うということは、物の考え方が違い、生活習慣が違い、
日常の中にある明文化されていない暗黙のルールが違うということです。
ですから、文化が違う外国で生活することは大変なのです。
海外で暮らすには、その国の文化を理解し、
その文化に合わせた生活に慣れる必要があるように、
天一国でも、天一国の文化を理解し、
天一国の文化に合わせた生活に慣れる必要があります。
その天一国の文化は何かと言うと、「心情文化」です。
私たちは、この心情文化を理解し、
身につけなければ、天一国で暮らしたいと思っても、
いざ生活してみると暮らしにくく、
居心地が悪い思いをしなくてはなりませんし、
文化の違いに耐えられず、
日本に帰ってきてしまうかもしれません。
あるいは、天一国の中に日本人村を造って、
そこに日本人が集まって生活するようになるかもしれません。
せっかく天一国ができても、その中に、
日本人村やチャイナタウン、アメリカンビレッジなどが、
いろいろ造られて別れて暮らしていたら、
どれほど真の父母様は悲しまれるでしょうか。
ですから、私たちは、心情文化を身につけることが必要です。
☆
では、心情文化とはどのような文化なのでしょうか。
今、この地上に数多くある文化の中で、
心情文化に一番近い文化はどこの国の文化でしょうか。
それは、間違いなく韓国の文化です。
なぜなら、韓国は真の父母様を生んだ国の文化だからです。
考えてみてください。
ご自身の子供をどのような学校に入れたいと思いますか。
生徒たちが飲酒や喫煙を当たり前のように
やっている学校に入れたいと思いますか。
男女交際をしていたり、あるいは男性同士、
女性同士の同性愛が普通に行われていたりする
学校に入れたいと思いますか。
誰もそんな学校に子供を入れたいと思わないと思います。
子供を入れるのであれば、神様のことを教えてくれる学校、
み言を中心とした学校、
純潔や心情文化を教えてくれる学校に入れたいと願うでしょう。
神様も同じです。
メシヤを送るなら、できるだけ本然の世界に
近い文化をもつ国をつくり、
そこにメシヤを送りたいと願うはずです。
そして、神様が、真の父母様を送るために、
数千年をかけて準備してきたのが、
韓国という国であり、伝統的韓国文化です。
ですから、韓国の文化が、神様の創造理想である
天一国の文化、心情文化に一番近い文化だと言うことができるのです。
☆
お父様は、はっきりと、
「これからは神様の祖国と故郷は韓国になります。
韓国を神様の祖国として、発表することで
『天地人真の父母定着実体み言宣布大会』も
韓国において完成するようになります。
日にちは、七月八日に宣布されました」
(天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会、
二〇一〇年十一月二十二日)
と語られていますし、二〇一〇年十一月二十二日)
大母様も次のようなことをおっしゃっています。
「天国は徹底して礼儀を守る世界です。
天国では韓国文化を知ったら過ごしやすいです。
韓国文化を知らないと霊界では零点です。
霊界は韓国文化によって秩序だっているからです。
霊界に行くと礼儀を一〇〇パーセント守ろうとします」。
☆
では、なぜ韓国や韓国人に対して
否定的な印象をもつ人たちが出てくるのでしょうか。
それには、三つの理由があります。
一つは、韓国人にも堕落性があるということです。
特に韓国人は情が強く主体的ですから、
堕落性も強く主体的に出てくる場合があるからでしょう。
ですから、他の国の人から見ると、
韓国文化や韓国人の堕落性が強く映ってしまうのです。
二つ目は、現代の韓国社会は、米国や日本の強い影響を受けており、
神様が準備された文化が急速に変質しているということです。
ですから、今の韓国を見ると、
日本以上に問題の多い国と見えてしまいます。
三つ目は、韓国文化と韓国人をきちんと理解していないということです。
天の文化、本然の文化に一番近い、ということは、
堕落性の多い私たちの基準から見ると、理解できなかったり、
かえって奇妙で理解し難い文化に見えてしまったとしても不思議ではありません。
つまり、韓国の本当の価値を理解できないために、
誤解してしまい、ひどい国だと感じてしまっているということです。
私は、この三番目の要因が一番大きいと思っています。
ともあれ、私たちは、もっと韓国文化を学び、
その中から神様が伝えたいと願っているメッセージ、
心情文化のエッセンスを見つけていかなければなりません。
ここでは、私たちの心の問題の解決に直結すると思われる、
「侍る」ということについて、考えていきます。
私たちは、どのようにして親に侍っていったらよいのでしょうか。
具体的に親に対して何をしていったらよいのでしょうか。
大知 勇治・著
(光言社・刊『成約時代の牧会カウンセリング 氏族伝道の心理学』より)
第3章 氏族的メシヤ勝利と心の問題解決
「侍ること」と「心情文化」
一部割愛、編集しています:文責 ten1ko2
(光言社・刊『成約時代の牧会カウンセリング 氏族伝道の心理学』より)
第3章 氏族的メシヤ勝利と心の問題解決
「侍ること」と「心情文化」
一部割愛、編集しています:文責 ten1ko2
☆
確かに「侍る」という言葉は、古文で習った以外は
教会に来て知ったような気がします。
日本で使う言葉で近いのは、
「仕える」だと思いますが、
実際、韓国文化を知らない立場では、
その違いがよくわかりません。
お父様も「日本の情は忠孝の源」と言われましたが、
侍(さむらい)精神、仕える、
命がけで忠誠をたてるというのが中心であって、
「孝」より「忠」に傾いているのかもしれません。
逆に韓国の場合は、「孝」が強いといわれます。
お母様が、心情文化は「孝情」文化であると
教えてくださっています。
ただ仕えるのではなく、
親を愛すること、また天の父母様を愛することに
喜びを感じながら愛する文化。
また、親は子の成長や喜びを一番願いますから、
立派に成長していく姿を見せ、
喜び合うのが、孝情心情文化なのではないかと
個人的には、思います。
ただ、なかなかその域に達してはいません。
やはり、韓国での伝統文化が根底にあるのだな、
しっかりと学ぶべきところは学ばなければ、
そのように思います。
今、韓国語を学ぶ時間を与えられていますが、
これも韓国文化を学ぶ、ということだと思い、
もっと精誠を尽くしていきたいです。
そして、何よりも、真の父母様を知ることが、
孝情であり、心情文化に通じると思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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