2020年07月19日

真のお母様からの伝言7.7 パクス・ロマーナ⇒パクス・アメリカーナ⇒パクス・天一国?! 《徳野会長》



200719-20200130.jpg


徳野会長メッセージ、
「今日の国際情勢から見た摂理観と
私たちの三大目標」です。


[T]20世紀以降の国際情勢の推移から見た摂理観

 第1に、国際情勢の歴史的な推移からお話しします。
(※20世紀の国際情勢の推移は動画をご参照ください)

21世紀に入り、2010年に世界の秩序が大きく変化しました。

1次エネルギーの総消費量の世界トップの座を
アメリカは中国に譲らざるをえなくなりました。
2010年を前後してアメリカの位置を中国が脅かす時代がやってきたのです。

このままいけば、2030年、国内総生産(GDP)で
中国がアメリカを追い越すという時代が現実のものになります。

つまり、「パクス・アメリカーナ」(アメリカによる平和)の時代が終わり、
「パクス・チャイナ」(パクス・シニカ)の時代に、
大きく変わりつつあるということです。

もし中国が私たちと共通の価値観を共有できる国であれば、
大きな問題ではありません。
しかし、残念ながら中国は今なお、共産党の一党独裁です。
共産主義を掲げる共産党以外の政党は認めません。

このような中国の独裁性、そして覇権主義や膨張主義に
ストップをかけるにはどうすればよいでしょうか。

結論から申し上げれば、摂理的な観点から見て、
アダム(父)国家の韓国、エバ(母)国家の日本、
そして天使長(長男)国家のアメリカ、
この日韓米が団結して、一体となれば、
中国の勢いを止めることができると断言できます。

この日韓米の一体化に、私はあえて、台湾を加えたいと思います。
台湾が日韓米と一つになることで、やがては中国を包囲し、
解放していけるという観点において、
4か国が一つにならなければいけないと考えます。

日韓米台が一つになるための核心的障害が、今や日韓問題です。
日韓というのは、夫婦と同じです。
どんなに隣の国が嫌だと言っても、
国というものは引っ越しができないわけです。

今こそ日本は韓国と、韓国は日本と向き合い、見詰め直して、
お互いに、この東アジアの平和、世界の平和、
そして何と言っても韓半島の統一のためにも一体化しなければなりません。

日韓が一つとなり、それをアメリカがバックアップして、
この3か国と台湾が一つになって、
やがては北朝鮮、そして共産中国までも解放する。

これが天の願いであり、天の摂理観から来る方向性であると、
改めて申し上げたいと思います。


[U]祝福家庭に願われる三大目標

第2に、真のお母様が私たち全ての祝福家庭に願われる
3つの大きな目標について、
改めて確認し、共有したいと思います。

1つ目は、全ての祝福家庭が、
三代圏祝福家庭理想の実体となるということです。

自分の親が祝福家庭となる。
私たちが祝福家庭としての本来の位置と立場を守る。
そして私たちの後孫である二世、
さらには三世を祝福へと導くということです。


2つ目は、全ての祝福家庭が
天寶入籍勝利家庭になるということです。

縦的な430代の先祖解怨、先祖祝福を勝利し、
横的な430家庭を伝道し、
その中でも核心的な食口、あるいは準食口の基準としての
43家庭の基台をつくることです。

現在、第1段階として日本に最低2000家庭の
天寶入籍勝利家庭を誕生させたいと、お母様は願っておられます。

 
3つ目は、何と言っても、世界の救い(救世)です。

そのためにも国の救い(救国)が必要であり、
国の救いをなすためにも地域の救いが必要です。

お母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を最大限に活用し、
国家の復帰、救国救世基盤の造成に
邁進していただきたいと思います。

これが、私たち祝福家庭の信仰生涯における3つの目標です。


[V]私たちが取り組むべき喫緊のテーマ

第3は、私たちが喫緊に取り組むべき4つの項目について、お話しします。 

1つ目は、来月8月9日に、
韓国・清平の清心平和ワールドセンターで
全世界100万人を連結したオンラインによる
希望前進大会が開催される予定です。

どうぞ、神日本家庭連合の会員、食口、
祝福家庭の皆様はネットを通して、
代表的な方々は教会にお集まりになり、
地域の有識者・VIPの皆様と共に同参していただきたいと思います。

2つ目は、このたびお母様が、1
0人の韓国の元老牧会者を天一国世界巡回師として任命されました。

日本の各地区をそれぞれ担当され、オンラインで、
真の父母様の願いを教育してくださるプログラムが
7月19日(日)から始まります。
ぜひ、ご期待ください。

3つ目は、来る7月25日、HJ天宙天寶修錬苑と連結して
「映像修錬会」が開催されます。

1万5000人から2万人の方々が参加し、
先祖解怨、先祖祝福の恩恵にあずかる予定となっています。

 
4つ目です。7月7日夜7時に、インターネットを介して
全世界の統一運動の責任者会議が行われました。

その場で総裁秘書室の鄭元周室長が、
お母様の私たちに対するメッセージを伝えてくださいました。

お母様の伝言は次の3つです。

@「新型コロナウイルスが流行している厳しい状況下にあって、
 全員が自らの健康をよく管理し、
 元気にみ旨に励んでください」

A「深くお祈りをして、その精誠祈祷を通して、
 天の願い、私(お母様)の願いを深く悟って、
 その願いに沿ってみ旨の道を歩んでください」

B「み旨の前進にさらに拍車をかけて、
 2020年12月までの残り少ない期間、
 さらに最善を尽くして、天のみ旨を果たしてください」

お母様の願いのポイントである3つの伝言のみ言を
しっかりと受け止めて、
決意新たに再出発してまいりましょう。

(中和新聞より)


さまざまな観点からお話されていますが、
今回、強調しておられるのは、
最初のテーマかと思います。

動画を見れれば一番いいのですが、
実際には、U-ONE会員の方でなければ、
視聴することができないと思います。
ご了承ください。

結論としては、
韓国・日本・アメリカの一体化です。
徳野会長は、台湾も上げておられました。

三つの国は、天の摂理から見ても、
重要な立場ですが、
この三つとも、政治的に難しい状況にあると思います。
困難を乗り越える重要な時なのだ、と思います。

お母様御自身も8/9の100万名大会に向けて、
精誠を捧げておられる今この時。

私たちも徳野会長が上げておられる、
祝福家庭としての三つの目標を意識して、
精誠を込めて歩んでいきたいと思うのです。






にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 09:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月18日

「あなたは救われていますか?」と聞かれて、「はい」と即答できますか 《橘先生》



200718.jpg


橘先生のコラム、
「こんなことは言っちゃいけな…くないように」です。


学生時代、伝道活動に加わるようになって間もない頃、
先輩がこんなことを言っていました。

「クリスチャンを伝道しようとすると、
 彼らは“あなたは救われていますか?”と聞いてくる。

 “救われているか”と聞かれて僕たちはハタと己を振り返る。
 ‟救われている”という実感、解放感がないので
 即座に“はい!”と答えられないことが多いんだ」

人類の真の父母を知り、長い歴史の中では
一瞬ともいえる今この時を共に生きている。
そのとてつもなく大きな恩恵の中にありながら、
「救われている」と心から言えない…?
(もちろん、全員ではありません)

一般的にキリスト教は「信じるだけで救われる」
「自分の罪は全て主が負ってくださる」と教えています。

一方、統一原理では神様の恨(ハン)
人間の責任分担、失敗の繰り返しだった復帰摂理歴史が説かれ、
私たちは己の堕落性と闘いながら天の願いに応えようとします。

天の切実な事情と願いに照らせば、自分の不足さしか見えてきません。
常に心のどこかに負債を感じています。

示された摂理の方向性に対して、自分の心が
素直に呼応しない場合、負債を感じることもあるでしょう。


数年前、地元で開かれた研修会の折、講師として来られた
入山聖基伝道部長(世界平和統一家庭連合/以下、家庭連合)
「皆さん、(家庭連合の)教会に行っても孤独ではないですか?
疎外感を感じませんか?」と言われました。

覚えがないわけではありませんでしたし、他の姉妹が
同様の事を言っていたのを小耳に挟んだこともあったので、
とても興味深く拝聴しました。

以前ある二世が、「こんなことは言っちゃいけない」という
雰囲気を感じて、教会で自分の本音(負の感情)が言えない
窮屈さを話してきたこともありました。
入山部長が言われたのもこの点です。

でも、負の感情を消化できずにため込んでいけば
当然苦しくなります。
そんな時もし「救われていますか?」と聞かれたら、
やはり「はい」と即答し難いかもしれません。

本音を言えない関係の人たちとでは、
たとえ一緒にいても内心は寂しいものです。


かつて訪れたある教会は、とても温かな雰囲気がありました。
中に通されてあいさつを交わすや否や、
私の心がパカっと開いているのです。
すぐに冗談が飛び出し笑顔での会話が続きます。

初対面なのに肩に力が入らず、これはどうしてだろうと思ったら、
その教会ではメンバーの話を
「否定せず説教せずただ聞く」ことに徹しているそうです。

結果も伴っているとのこと。
とても納得し、感銘を受けました。


先日の徳野英治会長(家庭連合)のメッセージの中に、
「多く許された者が多く愛する」というお話がありました。

信仰に入る動機やきっかけは人によってさまざまですが、
入り口は何であれ、ある時点で
天の父母様や真の父母様から許される霊的体験を
したからこそ、信仰の道にとどまっているのでしょう。

実体の、神様を中心とした家庭、
教会の兄弟姉妹の関係においても、
本音を言っても受け止めてもらえる、
裁かれない、否定されない、
そんな雰囲気がさらに広がっていくことを願います。

こんなことは言っちゃいけな…くないように
ナビゲーター:橘 幸世


地域集会などで、復興している教会は、
お互い本音を話して、その心情を共有し、
家族のようになっているといいます。

基本的に、自分の家庭で起こる
「負」の部分に対しては、
他人であったら言わないでしょう。

しかし、自分のことのように
親身になって受け止めてくれ、
問題解決のために、切に祈ってくれるような、
そういう心情関係であったならば、
話したくなるのではないでしょうか。

統一原理は新しい真理です。
しかし、その基準を相手に求めたら、
裁きしか生まれてきません。
「そう言うあなたはどうなんですか?」
となってしまうかもしれません。

私たちは、
「世界平和統一家庭連合」。

私たちが幸せな家庭、幸せな教会を築くこと、
今はその過程にあると思いますが、
私が、食口たちから愛を受けたり、
天と真の父母様から愛されていることは確かです。

愛と幸福を実感し、感謝しつつ
自信をもって
「私は今、救われています!」
と、答えていきたいと思うのです。






にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)



posted by ten1ko2 at 07:48 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

孤独なみ姿で先駆け行かれた… 真のお父様を偲んで 《♪聖歌40番「主の道」》



200717.jpg


孤独な御姿(みすがた)で、
先駆(さきが)け主は行かれた
死の影の谷間を、
ただ一人行かれた




シリーズ聖歌。
今回は、40番、「主の道」です。


讃美歌の中には、黒人霊歌と呼ばれているものと、
白人霊歌と呼ばれているものがあります。

白人霊歌とは、故郷ヨーロッパを捨てて
アメリカに移住した人々がもたらしたものです。

聖歌40番「主の道」は、白人霊歌の一つです。
英語の曲名は「Jesus Walked This Lonesome Valley
(イエスはこの寂しい谷間を歩いた)」、
韓国語は「淋しい谷間」(『韓国語聖歌』光言社)です。

この歌は孤独な道を行く信仰者の心を切々とうたっており、
その内容が私たちを慰め、激励してくれるので、
韓国教会の開拓期から歌われるようになりました。

特に印象的なのは次のエピソードです。
1954年、教会創立に参与した食口(シック)で、
真のお父様に信頼され期待されて、
責任ある立場に就いていた人がいました。

実力のある素晴らしい男性でしたが、
難しいみ旨の道を歩み切れず、ついに去ってしまいました。

その日、お父様は一日中、梁允永女史と共におられ、
この「主の道」を歌うように言われました。
梁女史は思いを込めて何度も繰り返し歌ったそうです。

それをじっと頭(こうべ)を垂れて聞いておられた
お父様の胸中は、うかがうすべもありません。

なお、韓国語の歌詞は3番までですが、
日本語訳は意味の深さを表現するため、4番が補作されています。

(参照:『聖歌のめぐみ』)

シリーズ聖歌
聖歌 第一部 40番「主の道」





「主の道」は、白人霊歌だったのですね。。。
知らなかった、というか、あんまり意識していなかったような。

英語の題目で、YouTubeを検索してみると
いくつか引っかかってきます。
微妙に曲がちがいますね。。
再生回数が少ないので、
日本のキリスト教会では歌っていないかもしれないです。

イエス様の孤独な心情を歌にしていますけれど、
それよりも、お父様が歩まれた道を表現するに
とてもふさわしい歌だと思います。

離れていった弟子のことを思い、
頭を垂れて「主の道」を聞かれていたお父様。

これから聖歌40番を賛美するときは、
そんなお父様のことを思いながら、
「私はそうなるまい」
と決意する時間になることでしょう。





にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の家庭連合のバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)


聖歌 第一部 40番「主の道」

1.
孤独な御姿(みすがた)で、先駆(さきが)け主は行かれた
死の影の谷間を、ただ一人行かれた

2.
重荷を代わりて、負う者は誰もなく
血と汗と涙を、流しつつ行かれた

3.
孤独な試練の日、私も一人行こう
誰も私の為、身代わりになれない

4.
わが主の苦しみを、偲(しの)べば力は湧(わ)く
神も行かれた道、私たちも行こう



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 07:27 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする