2020年12月31日

本年もありがとうございました よいお年をお迎えください 〈2020年10大ニュース〉



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2020年も今日で終わり。

peace TVのHJグローバルニュースに
あげられた10大ニュースから
ピックアップして
今年一年を振り返ってみたいと思います。

2020天一国10大ニュース

1 天地人真の父母聖誕100周年天宙聖婚60周年記念行事 天一国安着式

2 ワールドサミット2020
  天宙平和連合傘下・6つの柱の活動が本格化

3 第2次天宙的カナン7年路程出発 天の父母様聖会宣布

4 天一国未来人材養成
  真の家庭三大圏を中心とした未来指導者基盤の準備

5 神統一世界安着のための100万希望前進大会

6 真のお父様天宙聖和8周年記念 天寶大祝祭

7 神統一世界安着のための組織改編と人選

8 人類の涙をぬぐう平和の母・自叙伝発刊

9 HJ天苑摂理 天勝殿・韓園チプ奉献式、天苑教会移転

10 WCLC創立1周年記念 世界キリスト教聖職者希望前進大会



真の父母様の主要なみ言とともに
2020年を締めくくる天一国10大ニュースをお送りいたします。

1 天地人真の父母聖誕100周年天宙聖婚60周年記念行事 天一国安着式

7年路程の勝利圏の上に、天地人真の父母様聖誕100周年及び
天宙聖婚60周年を祝うために準備された記念行事は
171カ国の前・現職の国家首脳120名と7000名を超える各界の指導者が参席する
摂理歴史上、かつてない規模で開催され

新たなる人生の門出を祝う64カ国から集った新郎新婦6000双、
互いへの献身と純潔を確認するために集った既成家庭9000双と
インターネット中継によって参加した194カ国60万双が共にする中で
国際祝福結婚式が挙行されました。

特に天の刻印を携え、真の父母の道を開拓してこられた
真の父母様聖婚60周年に際して挙行された祝福の場には
この日を記念し祝うために集った各界の指導者たちが
祝福の隊列に同賛し、その意義を共有しました。


2 ワールドサミット2020
  天宙平和連合傘下・6つの柱の活動が本格化


世界平和頂上連合と国会議員連合、宗教人連合の基盤の上に
かつてない規模の幅広い議論の場となったワールドサミット2020では
世界平和学術人連合と経済人連合、言論人連合の創立の発議が行われ
天宙平和連合傘下の6つの柱の活動が本格化しました。

これを通して、世界各国の首脳をはじめとする専門家集団を中心として
各大陸圏域の統一運動がさらに拡大し、
真の父母様は天暦8月10日、世界平和芸術人連合を発議され
天一国を本然の心情文化芸術世界へと
創造していかれるための運動に着手されました。


3 第2次天宙的カナン7年路程出発 天の父母様聖会宣布

第60回天の父母様の日を迎える2027年、
神統一韓国、神統一世界安着の基盤の上に、
神天宙開門の日を奉献されることによって、
天の父母様の最終的な摂理の完成を実現することを
天に宣布された真の父母様は、天の父母様の下の
人類一家族となることができる新しい組織を宣布して下さいました。

 真の父母様 天の父母様聖会宣布のみ言

全ての人々が一つに、
一つの旗の下に集うことができる
「天の父母様聖会」を発表します。

77億人類のうち、3分の1でも
天の父母様を知り、侍ることができる
地上天国を実践しなくてはなりません。



4 天一国未来人材養成
  真の家庭三大圏を中心とした未来指導者基盤の準備


ビジョン2027出征の場において、
天一国国立大学に命名して下さった
鮮文大学の鮮文天宙平和士官学校の入学式と
鮮鶴天宙平和士官学校の任官式を主管して下さった
真の父母様は、真の家庭三大圏を中心とした
未来指導者の基盤を準備され、
天一国の未来人材養成のための摂理に集中されました。

このように、世界平和青年学生連合総会のために
全世界大陸圏域から集った5千名の青年学生たちは
「100年の遺産、1000年に向けた神青年の主題宣言文」を採択、
大陸圏域レベルでの活発な活動が展開されており、
神韓国の青年たちは孝情文和苑主導の孝情教育コンテンツ
開発事業の全面的な支援を受け、
2022年までに10万名の青年伝道を目標に
新たなる環境創造に向けて邁進しています。


5 神統一世界安着のための100万希望前進大会

天の父母様聖会として出発する新たなる挑戦であり、勝利の結実となった
3度の神統一世界安着のための100万希望前進大会!

天一国のオンライン・プラットフォームである
「ピースリンク」を通して開催された希望前進大会は
新型コロナウイルスの感染拡大の危機を機会に変え、
オンライン・プラットフォーム時代を先導する
地球村全域に天の主権を拡張しました。

世界各国の首脳たちは神統一世界のビジョンへの支持を表明し
特に、朝鮮戦争70周年を記念する報恩公演が行われた第3次大会では、
参戦国の首脳たちは神統一韓国が神統一世界実現のための
必須条件であることを力説するなど
ピースリンクと世界各国の国営放送を通して放送された希望前進大会には
1次1億9千万名、2次2億5千万名、3次3億名が同賛し
摂理歴史上最大規模の動員を実現し
2022年を目標とした神統一韓国の実体的基盤を造成しました。


6 真のお父様天宙聖和8周年記念 天寶大祝祭

天一国安着の土台の上に天寶入籍の門を開いて下さり
天の宝である「天寶」の名を創世以来初めて与えて下さった真の父母様!

真の父母様のみ言/どれほど待ちに待ったこの一日でしょうか!
きょう、天寶に入籍した家庭たちは本然の天の父母様が夢見てこられた
純粋で純潔な、天寶に登載された天一国の真なる民たちです。

真のお母様の心情と共鳴し天の父母様の最後の願いのために、
生涯最大の実績を奉献することによって
涙なくしては語ることのできない美しい功績を天に認められた
全世界大陸圏域の3,205家庭たちは人類の典型路程となる天寶の名を輝かせ、
氏族圏の勝利を国家的・世界的次元に拡大しています。


7 神統一世界安着のための組織改編と人選

真の父母様は天一国の組織の大々的な改編と人選を断行され
第2次7年路程の勝利のための戦列を整えられました。

特に2023年の天苑宮の奉献の後、天一国の国家体制の確立に向けて
天一国の立法機関である天議苑制度を確立された真の父母様は
一世圏の天議苑長と二世圏大陸会長、
そして大陸副会長として立てられた三世圏が
互いに協力し合う中で天一国の主権を確立することが
できる環境を創造して下さいました。

また、実体聖霊である天地人真の父母様の権勢によって治理される
天心苑を命名して下さることによって
地上と霊界の秩序を確立して下さいました。

これにより、9つの大陸圏域に再編された
宣教各地の天一国指導者と祝福家庭たちは
天の父母様と真の父母様の前に
神統一世界安着の聖業を完遂するという誓いを捧げ、
新たなる創造に向けた力強い一歩を踏み出しました。


8 人類の涙をぬぐう平和の母・自叙伝発刊

天のみ旨に従った平和の母の人生は大きな響きとなり、
世界の人々に感動を与えました。

「平和の母は本当の現実です。
韓鶴子総裁は真なる平和の母であられます。
全世界から平和の母として認められています」

「韓総裁は全世界数カ国を周りながら
たくさんの人々の心に感動を与えました。
私を含む多くの人々がこの本を待ち望んできました」


韓国語版を皮切りに、日本語と英語、スペイン語など
全12か国語で出版された自叙伝は、
現在も様々な言語への翻訳が行われており、
各大陸圏域の牧会者と食口たちは、
心を一つに自叙伝の普及活動に邁進し、
新型コロナウイルスによってソーシャルディスタンスが保たれている今日、
自叙伝を通して真の父母様の生涯とみ言を人々に伝えています。


9 HJ天苑摂理 天勝殿・韓園チプ奉献式、天苑教会移転

天宙的カナン7年路程の大勝利の記念碑である
天一門と天勝殿を奉献して下さることによって、
天一国安着の一日を開いて下さった真の父母様の勝利の業績を
千年万代に渡って残すべき孝情文化の遺産として伝承して下さいました。

また、太平洋の水脈の水源である北漢江に
神太平洋文明の新たな出発を告げるかのような美しく神聖な姿で建設された
韓園チプを奉献された真の父母様は
一年365日、つねに天の父母様に孝情をお返しする生活とは
どのようなものであるのかを示して下さり、
孝情天苑のランドマークであり和同の中心を奉献して下さいました。

また、真のお母様は天苑宮天苑教会を全世界のモデルとして祝福して下さり
今後食口たちが歩むべき方向性を示して下さいました。


10 WCLC創立1周年記念 世界キリスト教聖職者希望前進大会

世界キリスト教聖職者協議会創立1周年記念して開催された
世界キリスト教聖職者希望前進大会!

真のお母様は神米国のキリスト教聖職者をはじめとした194カ国1万名の聖職者と
超宗教信徒たちの魂を覚醒させる新たなるみ言によって
もう一度、米国と世界のためのみ言を伝えて下さいました。

去ろうとされる天をつかんで
最後に米国が責任を果たすことができる
機会を下さいと叫びました。
許し、そして一つになって下さい。
和合統一だけが米国が永遠に永存することができる
道であるということを知らなくてはなりません。


194カ国のキリスト教聖職者と超宗教信徒たちが一つに集うことによって
1954年に出発した世界基督教統一神霊協会の夢が
WCLC、世界キリスト教聖職者協議会の名によって成就しました。

真の父母様は世界のキリスト教の基盤と希望前進大会を通して
世界的な勝利の版図を摂理の祖国である
神統一韓国安着のために連結して下さり
神統一世界安着のための中断なき前進、
偉大なる挑戦を継続しておられます。

HJグローバルニュースより抜粋
(10大ニュースのナンバリングもしました
文責:ten1ko2)






コロナ禍の一年。
しかしながら、
真のお母様を中心とした歩みは、
「希望前進大会」という名のごとく、
ピンチをチャンスに変えられたものでした。

厳しい状況だったと思えないほど、
目まぐるしく歩まれたお母様に
「ありがとうございました、
お疲れさまでした。
私たちもお母様のように頑張ってまいります」
という、感謝と慰労と決意の思いしかありません。

アフターコロナは、先が見えませんが、
しかし、お母様と一つになれば、
「恐れることなど何もない」のです。

皆様、今年もお世話になりました。
一年間継続できたのは、読んでくださる
皆様のおかげです、本当に感謝しています。

二人三脚でやっているこのブログ。
妻の協力、支えなくしては、継続できていませんので、
この場を借りて「ありがとう」。

それでは、皆様、よいお年をお迎えください。

※(先日、教会に感謝のお手紙をくださった方、
ありがとうございました。
できれば、お返事をしたいので、
連絡してくださると嬉しいです。
こちらにコメントしてくだされば、
公開されないので、よろしくお願いいたします。)




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posted by ten1ko2 at 07:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月30日

私が見た涙のメシヤ 私たちを泥水から救うために必死な親 《横井夫人の証し》



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先日、横井夫人の証しを紹介しましたが、
10年ほど前にお話されたものを見つけましたので、
ご紹介します。

「メシヤは『泥沼に咲く蓮の花』
のような方でした」と題する
真のお父様に関した
貴重な証しです。


 食口のためにこんなにも涙を流してくださるお方

私は毎週水曜日の朝、松濤本部で
20 名ほどの婦人と共に祈祷会に参加しております。

そこでは真のご父母様(文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻)のため、
世界平和のため、全国の食口(教会員)たちのために祈るのですが、
涙の流れないことはありません。


実は私が初めてお父様(文鮮明師)とお会いしたのは、
お父様のお祈りの場面でした。

1965 年の1 月、お父様が21 年ぶりに
日本を訪問してくださった時のことです。

お父様は南平台の教会に到着されると、
待っていた兄弟姉妹を前にして、テーブルに両手をおき、
頭を深く垂れながらお祈りされました。

「先生と全然会ったこともないのに、
 こんなにも日本で頑張ってくれていました。
 神様ありがとうございます」。


テーブルの上は流された涙で
びしょびしょになっていました。


 子供のために犠牲になられるお方

その当時私にとってのお父様は、
先生の中の先生であり、人類のメシヤであり、
空の高い所で24 時間神様と一つになっておられ、
私たち堕落人間のように祈りの時間を
もつことはないお方というイメージでした。

ところがお父様のお祈りは全く違っていました。

お父様は私たち堕落人間が罪悪の泥沼につからないように、
ご自身があえて泥沼につかりながら、
私たちを神様に近づけてあげようともがいておられたのです。

子供を救いたいと必死になって
頭の上に押し上げてくださるお姿は、
まさしく「泥沼に咲く蓮の花」のように尊く思えました。


 日本を愛し、誇ってくださるお方

そんなお父様に対して、私は普通の日本人がそうであるように、
「自分のような者はまだまだ足りないし、おそれ多い」
と思っていました。

ところが大山きみこさんという方は
「私はお父様の子供なんだから
いつでもどこでも一緒でなければおかしいし、
祝福も当然いただかないと」と考えている方でした。

大山さんは僑胞の方なのでそのように考えることが
出来るのかなとうらやましく感じていました。


お父様はある時、開拓伝道に出発する兄弟に対して、
神様がいかに日本を愛されているか話してくださいました。

「日本の花嫁は白無垢を着るが、
これは嫁ぐ夫のために、どんな色にも染まります
という覚悟をあらわしている。

また日本の侍はどんな殿様にも
忠誠を尽くしてきた歴史を持っているんだね」。

このようにお父様は日本人も知らないようなことを
よく御存じで、日本人以上に
日本を誇ってくださっていることが
本当にありがたく感じました。

たとえ怨讐であっても真の親であるがゆえに受け入れて下さり、
不足なまま愛してくださるお方の胸に、
幼い私は娘として飛び込んでいけるようになりました。

今では毎朝訓読しながら、お父様の声が
聞こえてくるようで、涙があふれて参ります。

横井捷子(43 双)

2014年4月7日
世界平和統一家庭連合 NEWS ONLINE
私の出会った文先生 
〜メシヤは「泥沼に咲く蓮の花」
のような方でした〜


「泥沼に咲く蓮の花」
真の父母様を表現するにおいて、
この言葉は本当にピッタリだと思います。

私たちのために、多くの感謝の涙を流されたお父様。。。
すでに、地上におられないお父様ですが、
そのお父様に出会ったこともなく、侍って歩む者たちに
感謝の思いを持たれているお父様に違いないのです。

今年はあっという間の一年でしたが、
何を天に捧げたか、と振り返ると
ただただ足りなかったと思わされます。

日本を愛し、日本人を愛されるお父様の前に、
孝情をもって歩むのみです。




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2020年12月29日

お父様は、個人に命令されない?! 私が悟ったことと、誓ったこと 《李相憲先生》



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私の目に映った先生の姿は、
この世の人間の姿ではなかった。
神様が人の形となり
人間を救うため生まれた
メシヤだった



今日は、36家庭の大先輩であり、
『統一思想』と『勝共理論』を執筆された
李相憲(イ サンホン)先生の証しです。


私は儒教の家庭に生まれ、
1956年に43歳で入教しました。

その当時の新聞を見ると
統一教会の評判は良い方ではありませんでした。
評判が悪い時に私は統一教会に入ってきたのです。

私は新聞を見る時、噂が問題ではなく、
教え自体が真理か否かということが問題だという考えでした。

私を導いた人に引かれ、統一教会本部に案内され、
劉孝元(ユウ ヒョウウォン)協会長から原理を聞くようになりました。

私は学生の頃、共産主義運動に加わったことがあって
共産主義の唯物史観を知っていたため、
復帰原理を聞いたとき、これが統一原理の歴史観であることを悟り、
入会を決心したのです。


私は統一教会に入教してから普段抱いていた
色んな疑問の骨格は解決していきましたが、
依然として細かい問題は原理だけでは
すっきりと解決されないままでした。

そこで先生に直接お会いし質問をしました。

先生は部屋に数名いる時は
全体に向かってみ言を語られましたが、
その内容は私の質問に対する
回答の内容である時が度々ありました。

思想的なみ言だったので一般の食口は
その意味を分かってはいませんでしたが、
私はきちんと理解できていました。

私が質問すれば、その質問に関して
ある時は単独で細かく説明して下さったりもしました。


私が感激したことは、人生の難問題を
完璧に明快に解決して下さっただけでなく、
民族と人類に対し、また歴史上の多くの聖賢と義人と預言者に対し、
限りない憐憫の愛を抱いておられるということでした。

私の目に映った先生の姿は、
この世の人間の姿ではありませんでした。

この方は無限の知恵の宝庫を持っておられ、
無限の憐憫の愛を抱いておられる聖者であり、
神様が人の形となり人間を救うため生まれた
メシヤだったということです。


私は心の奥深くで、とあることを誓ったことがあります。

それはこの方の思想を体系化させ、世界に広めようというものです。
まずこの方を全人類の前で
メシヤとして証しすることでした。

その理由として、私のように悩んでいた人間が、
この世界にいくらでもいるはずなので、
そのような人々を早く救ってあげなければならないと考えました。


統一教会の草創期に感じた様々な事柄がありましたが、
そのうちの一つは、先生は絶対に個人に対し
命令はされないということです。

これは非常に印象的でした。

金誰々、李誰々に命令したいことがあれば
集会や礼拝の時に皆に向かって
「統一食口はこのようにしなければならない」
と一括して語られました。

なぜそうされたのかと言えば、直接命じられることは
直接主管を意味するからです。

実際、直接命令したとしても
その人がその命令通りに動けばよいのですが、
もしそう動かなければ、それが条件として引っかかるからです。

すなわち天の命令に従わなかったという条件が立てられ、
一生消えないという意味です。

未来において悔い改めて良くなったとしても、
その霊的履歴書には天の命令に服従しなかったという
汚点を残すようになるのです。

したがって、本人のためにも
直接命令をされないということを悟りました。


直接命じたいときにどうされるかと言えば、
象徴的な表現を使われたのです。

その一例を取り上げてみましょう。

ある大学教授が入教し、自分の素晴らしさを
表したくて偉ぶっていました。

ある日の夜、先生はガラスのコップを小麦粉で一杯にし、
その上から水を注がれました。
当然水は全部溢れて流れました。

全員「何故先生はあのような事をされるのだろうか?」
と変に思っていたのです。

器というのは、その中に何かが入っていれば、
他のものはそこに入りません。

同じように真理を受け入れたいのならば、
心を全て空っぽにしなければなりません。
心を空にしないで、知識をそのまま備えているだけでは、
いくら偉大な天の真理だとしても入ってはいかないのです。

このことを直接み言で語られる時
そのまま聞き入れれば良いのですが、
聞き入れられないのならば条件に引っかかるため、
象徴的に、比喩的に、そのように
ガラスのコップを小麦粉で満たし、
その上から水を注ぐ方法で
悟る者だけが分かるようにされたのです。


また仮説的、未来的な表現も良く使われました。
もし誰々がこのようにすればこのようになるという表現法、
英語でいえば「If」に当たります。

例えば金という者がいて、先生がその者に命じる時、
「もし金誰々が伝道に出るとすれば
立派な伝道をしてくるだろう」
と語られるのです。

それは命令ではありませんでした。

後に私はその人に会ったとき、
先生がどうしてそのような表現をされたのか
分からないと言うと、彼曰く、
それは「伝道せよ」という命令なのだということでした。

その時私も悟ったのです。

このように象徴的、可能的、未来的に語られることで、
「今後このようになるからこれに対し準備せよ!」
という意味を伝えておられたのです。

私が何故このような例を語るのかと言えば、
統一思想に関しても、
このような未来的表現で命令されていたことを、
私も最初はわからなかったということを明かすためです。

文責:ten1ko2


私たちは直接お父様に接したことはありませんので、
とても貴重な証しであると思います。

李相憲先生の思想的な深い質問を
お父様が全体のみ言の中で
語っていかれる、そのやり取りを想像したとき、
李相憲先生も感銘を受けたでしょうが、
対するお父様がどれほど感激しながら
み言を語っておられたことでしょうか。

そのようにして、李相憲先生を
訓練していかれたのだと思います。

また、真のお父様が人を立てるためには
おそらく初期の頃は、命令するというのではなく
その人自身が自発的に決意した条件を立たせるため、
悟らせることが多かったのだと感じさせていただきました。

それが、人を愛していくこと
導いていくことの基本のありかたなのかと思います。

子どもにも、命令しても心は動かず、絶対にやりませんから。
とても根気がいりますが、お父様はすべてに
責任をもってくださりながら、
私たちを、育てつつ、摂理を進めて来られたのだと思います。

統一原理はお父様が原理原本を土台として
解明されたものでありますが、
原理講論は劉孝元先生が書かれました。

また、李相憲先生がまとめられた勝共理論、
統一思想もお父様のみ言を中心としたものです。

しかし、お父様ご自身でなく、
弟子が書いた条件を立てさせないといけなかったのだと思います。

皆様も聞いたことがあると思いますが、
原理講論には、間違っている部分がいくつかある、と言います。
しかし、お父様は「それでいいんだ」と語られました。

100%完璧なみ言であったら、
原理講論を否定し、批判した人は、
審判を受ける、といいます。

また、弟子が書いたものですから、
不信しても蕩減を受けることはないのです。

独り息子として来られた、
真のお父様の深い配慮があることを、
心から感謝していきたいと思うのです。。。




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