以前、アメリカ開拓史を投稿された
アメリカ宣教師の澤田亮一郎先生が、
金元弼先生とお父様のやり取りを紹介してくださいました。
とても貴重な証しです。
☆
お父様の自叙伝にありますように、
金元弼先生はお父様と共に生活しながら
小学校の先生をしておられました。
毎日多くの人が訪れてとてもお忙しいお父様でしたが、
金先生が家におられる時たまたま
来客が無い午後のひと時がありました。
当時金先生は19歳でした。
お父様が金先生を連れて外に出られて散歩しながら、
「元弼、何か質問はあるか。」とお尋ねになられました。
金先生が「何もありません」、とお答えすると、
質問されないのでお父様は少し寂しそうな顔をされたそうです。
そして、お父様は、
「この集団は歴史上一度もなかった集団であり、
今後永遠に現れない集団である。」
とおっしゃられました。
「元弼、それを良く覚えておきなさい。」と言われて、
イエス様がペテロに3度尋ねられたように、
「元弼、お前はどのようなことがあっても
私に付いて来てくれるか?」と尋ねられました。
金先生が「はい!」と答えられると、
「元弼、お前はどのようなことがあっても
私と共に歩んでくれるか?」再度尋ねられました。
金先生が「はい!」と答えられると、
「元弼、お前はどのようなことがあっても
最後まで付いて来てくれるか?」
と三度尋ねられたそうです。
金元弼先生が、「はい!」とお答えすると、
それ以後お父様は金先生に一度も同じ質問をされず、
金先生も聖和されるまで、主との誓いを守り通されました。
☆
イエス様が十字架にかかった後、
復活されて弟子たちの前に現れました。
その時、鶏が鳴く前に三度イエス様を否定した、
ペテロの前に復活したイエス様が現れて、
「私を信じるか」と三度質問された、
というのは、有名な聖句です。
それと全く同じことを
お父様は元弼先生になされていたのでした。
元弼先生が19歳、ということは、
お父様は27歳でしたので、
北朝鮮において、布教活動をされていた時、
興南監獄に入られる前の頃かと思います。
なんの基盤もなかった時に
「歴史上一度もなかった集団であり、
今後永遠に現れない集団」と語られたお父様。
また、三度「ついてきてくれるか」
と言われたお父様に
「はい!」と返事をされて、
生涯歩み続けてこられた元弼先生。
お父様は元弼先生の返事を聞いたとき、
どれほどうれしかったことでしょうか。。。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)