2021年02月02日

(証し)話せなくても、良心に語り掛けると・・・! 《自己牧会プログラム》



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真のお母さまとお孫様☆


「自己牧会プログラム」
今回は、『言葉はなくてもつながっている』です。


訪問介護の仕事をしています。

担当する患者さんの中に障害のあるお子さんがいます。
その子は生まれつき、自力で呼吸することも、
体を動かすこともできません。
目を見ても一切瞳は動かず、
笑顔で話しかけても一方通行です。

初めてその子に会ったのは、その子が
5歳の時で、今は12歳になりました。

この7年間、その子の気持ちを
理解してあげたいと思いながらもできず、
私の中にはずっと悲しい気持ちがありました。

ですから、その子との時間が終わると、
どっと疲れるのが常でした。


「自己牧会プログラム」に出合って、
人は根底において良心でつながっていることを学ぶと、
その子との関係に希望を感じるようになりました。

以来、その子の良心に、
「生まれてきてくれてありがとう」と投げ掛け続けました。


ある時、その子のお母さんから、
一日通しての通院介護の依頼が来ました。
普段は午後からの半日が多かったので不安もありましたが、
お母さんが私を頼ってくださるのだなと思い、引き受けました。

その日は病院を幾つか回ったのですが、
なぜか自分がすごくリラックスしていることに気が付きました。
また、その子もとても落ち着いているなという感覚がありました。

あとは耳鼻科で終わりという時に、
お母さんが「どうしてかしら、きょうはこの子の
バイタル(バイタルサイン/「生命兆候」という意味の医学・医療用語)がとても安定しているわ!」とおっしゃいました。

朝からずっと連れ回されているのに、
身体のいろいろな数値(血圧・脈拍・呼吸速度・体温など)が
安定しているというのです。


無事に帰宅し、別れが近づくにつれて、
その子に対して愛おしい気持ちが溢れて止まらなくなりました。

私は、「きょう一日、頑張ったね。
大好きだよ!」と気持を伝えました。
なぜか涙が溢れてなりませんでした。

最後に「また会おうね!」と言ったら、
驚くべきことが起こりました。
その子の喉がきゅっと鳴ったのです。

この7年で初めてのことで、
思わずお母さんと顔を見合わせました。
お母さんは、「今のはこの子の
返事だったのかもしれませんね」と言っていました。


その日は、疲れを全く感じない、不思議な一日でした。

人は目に見えない心と心でつながっている
ということを実感しましたし、
このような喜びを多くの人々との間で結んでいきたいと思いました。

(女性 60代)

私の心の中にいる神様 52
言葉はなくてもつながっている
(blessed lifeより)


心温まる証しですね。
声も出せず体も動かせないそんな障害のある人でも、
良心に語り掛けていけば、
通じるのだと、感動します。

介護の仕事だとはいえ
愛をもってその子に対しておられ、
良心に問いかけながら、
頑張っておられる姿を感じます。

私はというと、自分の子供と接する中で、
一番、感情の起伏が起きてしまいます。

昨日も、三男と受験のことで、ひと悶着あり、
「勝手にしろ」と思わず、口に出してしまいそうでした。
良心に立ち返り、冷静になったあと、
その後の対処も導かれて行きました。

この証しをされた婦人とは
次元が全く違い、お恥ずかしい限りですが、
良心に問いかけ、その答えをきく生活を
心がけていきたいですね。。。






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posted by ten1ko2 at 08:38 | Comment(0) | 自己牧会プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする