777双の大谷明史(あきふみ)・
よし子夫妻のお話の続きです。
☆
明史さん:祝福のときに、真のお父様は、
「対照的な者同士を組み合わせた。
先生は実験材料としていつも注目しているよ。
大谷は本ばかり読んできたのだろう。
一人でほうっておくと生活していくたくましさがないが、
この女性は一人でどんな所でも生きていけるのだよ。
女の中の女になるだろう。
大谷は、この女を研究しなさい」
とも、おっしゃったのです。
真のお父様に注目していただき、
このようなみ言を与えられたのは、
思いがけないことであり、恵みでした。
しかしその反面、真の父母様から
注目されていることを身をもって感じさせられ、
緊張感を覚えずにはいられませんでした。
よし子さん:マッチングのとき、私たちは初対面で、
大谷がどんな人なのか全く知りませんでしたが、
その後、周囲からの反対が始まりました。
後に韓国の先生から聞いた話によれば、
多くのリーダーが真の父母様のお部屋で、
私たち夫婦の組み合わせに反対したというのです。
真のお父様は、リーダーたちの言い分を全て聞かれた後、
「分かった。それでは、二人を分けて別々に祝福しよう。
しかし、その二家庭に、
永遠に責任を持たなければならない。
おまえたちが責任を持てるのか?」
とおっしゃったというのです。
すると全員、黙ってしまいました。
それで、お父様が決められた元のさやに納まったというのです。
この話を聞いて、祝福は容易ではないなと思いました。
私にサタンからの総攻撃が始まったのです。
霊的に首を絞められるようなこともありました。
あるときは、家で真のお父様のことを考えているとき、
ある兄弟から電話が来ました。
そして、「あんたみたいな人が、
なぜ大谷さんと一緒になるのか?
大谷さんがだめになってしまう」と言うのです。
そのような中で、涙がかれるほどに泣き、
悩み、もだえ苦んでいると、
夢の中に真のお父様が出てこられました。
そして、「苦労をかけたね」とおっしゃるのです。
私が、「どうすればいいのか分かりません」
と申し上げると、お父様は
「苦労を先に歩んだ者がいるよ」と言われたのです。
私が「それはお母様ですね?」と言うと、
お父様は「そうだ、お母様を研究しなさい」
と教えてくださったのです。
それからは、「私たちは一つの蕩減を
勝利するように願われた家庭である」
と受け止めていくようにしました。
そうすると、全ては時が解決し、
苦労をしただけ信仰も大きくなっていくように思われました。
その後、韓国留学生の父母の一人として訪韓したとき、
真のお父様から、「表情が柔らかくなったね」
と言われました。
私がけげんな顔をすると、お父様は、
「あんたの夫は物事を深く縦的に捉えていくが、
あんたは右手にはたきを三本、
左手にほうきを三本持って、
村中を一周してこなければ何も手に付かないんだよ。
だからふたりは合うところがないんだよ」
とおっしゃったのです。
このみ言でそれまでのわだかまりがとけて、
ほっとしました。
明史さん:真のお父様は、私には
「男は女に手を上げてはいけない。
だけど、おまえだけは殴ってもいい」
とおっしゃいました(笑い)
でも、そういわれると殴れないんですけどね。(笑い)
よし子さん:「ほかの人たちが相手を殴れば、引っかかる。
でも、おまえたちは引っかからないよ」
とおっしゃいましたね。
☆
証しを読みながら、二つのことを感じました。
一つ目は、祝福結婚は、
あくまでも神様の「祝福」だけれども、
そこにいたるまでに道のり、
特に先輩家庭の方たちにおいては、
歴史的な蕩減のかかった祝福結婚である、ということ。
そして、もう一つは、未来の道を切り開くための、
希望の道しるべとしての祝福結婚だということです。
大谷家庭が勝利することが、
結婚の価値は、真の愛によって、
外的なものを克服することができる、ということを
世に知らせたかった、真のお父様である、
そのことを感じました。
そして何よりも
真のお母様が、女性として、
勝利の道を開かれたことが、
一番重要なことであったのだ、
改めて感じるのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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