金元弼(キン ウォンピル)先生の貴重な平壌時代証し
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」より、
『迫害の中での牧会』です。
☆
迫害の中での牧会
教会の建物があったところのすぐ隣には
門のある家がありました。
その家には、有名な牧師の娘で統一教会に入教した婦人がおりました。
その主人は、大変熱心な幹部共産党員でした。
彼は猟銃が好きな人でした。
それで、奥さんが夜遅く帰ってくる状態だったので、彼女に対し、
「お前、教会に行き続けるならば、
私はこれであなたの教会の中心者を殺す」と脅しました。
彼女が入教したのは、大きな恵みを受けたからです。
彼女は長い間病気でした。
いろいろな所を訪ねても、誰ひとりとして
その病気を治してくれませんでした。
ところが先生に出会った瞬間に、
この理由の分からない病気はきれいに治ったのでした。
彼女はみ言に感動していたのですが、
もっと彼女を引き付けたのは、病気が治ったということです。
彼女もやはり主人をなかなか相手にしませんでした。
主人が強いて関係を結んだ時には、
不思議にも彼女に異常なことが起こりました。
血液がどんどん出るのでした。
そして心配になって先生を訪ねました。
しかし、関係をもたなければ、そういうことがいつあったのか
と思うほどに治ってしまうのでした。
☆
一例を挙げましたが、先生のところには常々、
「夫が先生を銃で殺すと言っている」とか、
「先生を殴ろうとしている」と言ってくるのでした。
あるいは「牧師が先生を何とかして追い出そうとしていますが、
どうしたらいいですか」とアドバイスを求める人が来るようになりました。
それで先生は、そのような話を聞かれるようになったのでした。
子供をもっている人が、神の啓示で
「これからお前は伝道に行きなさい」と言われることがあります。
「伝道に行ったら家族は全員反対します。
こういう神の啓示がありましたけれども、
私はどうしたら良いでしょうか」と先生に尋ねるのです。
毎日そういうことの連続でしたが、先生は決まって、
常に朝から夜遅くまでみ言を語られました。
その時、先生は二十六歳でした。
I 平壌開拓から興南解放
第二章 いつも弟子に関心をもたれる先生
「迫害の中での牧会」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
第二章 いつも弟子に関心をもたれる先生
「迫害の中での牧会」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
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草創期のころの迫害は、
本当に凄まじいものでした。
一歩踏み間違えれば、
お父さまの命も危なかったかもしれません。
しかし、そういう時ほど、
お父さまは『精誠』を捧げてこられたのでしょう。
朝から晩までみ言を語られた、
当時、26歳のお父様。。
その精誠によって、お父様ご自身、
また食口たちが守られていったのでした。
まさに、生きた教訓ですね。。。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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