浅川先生の自叙伝書写講話。
「意味のある人生を生きる」です。
☆
加藤諦三(たいぞう)・早稲田大学名誉教授は、著書の中で
「私はアメリカの刑務所の中で、囚人たちに
『何を一番恐れるか』と聞く調査をしたことがある。
彼らは何と言ったか。
『最も恐れているのは意味のない人生です』
と答えた人が圧倒的に多かった」(『失敗を越えることで人生は開ける』12ページ)
と述べています。
☆
意味のある人生とは、どのような生き方なのでしょうか?
文鮮明先生は「ために生きる人生」だと言われます。
聖書に「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、
それはただ一粒のままである。
しかし、もし死んだなら、
豊かに実を結ぶようになる」(ヨハネによる福音書12章24節)
とあります。
自分の命に固執して自己中心的に生きれば、
自分だけの人生になりますが、
自分の命を人のために捧げれば、
豊かに実を結ぶというのです。
人生の価値と意味は、私の行動によって
幸せになった人々がもたらしてくれるのです。
ために生きた人が多いほど、人生の価値と意味が高まります。
限られた時間の中で、意味のある人生を送るためには、
時間を大切にしなければなりません。
誰にも、時間は平等に与えられています。
一日は二十四時間、一年は三六五日。
誰にも共通に与えられている時間を、
ために生きて有意義なことに費やすべきです。
☆
「自分よりも人のために、
自分の家庭よりも隣人のために、
自分の国よりも世界のために
生きなければなりません」
(『平和を愛する世界人として』257ページ)
「時間を必要度に応じて細かく刻み、
一瞬でも無駄に使わずに一生懸命働けば、
その人生は本当に貴いものになります。
人が一本の木を植えるとき、
自分は二本、三本の木を植えるのだ、
という勤勉で誠実な姿勢を持って生きるべきです」
(同、256─257ページ)
◎ポイント
時間を大切にし、勤勉で誠実に、ために生きる。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)
第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
意味のある人生を生きる
幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 41
意味のある人生を生きる
(blessed lifeより)
(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)
第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
意味のある人生を生きる
幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 41
意味のある人生を生きる
(blessed lifeより)
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お父様の人生哲学ともいうべきものですね。
私の人生、一挙手一投足が何のためにあるのか、
改めてただされました。
与えられた環境、仕事、公的な責任分担(役目)も、
天のみ旨を推し進めるためのものであると同時に、
私たちの人生に彩りを与えるものであり、
幸福につながるものです。
そして、私たちの歩みは、個人や家庭の幸せだけでなく、
世界平和にも直結します。
微力な者であっても、
歴史の黄金期である、今このときに、
精誠に精誠を重ねていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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