2021年08月06日

「真の父母様は真の霊能者だ」と思った2つめのエピソード 《神明先生》



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神明先生による
真のお父様が「霊能者だ」と感じた証し。
2つめです。


第二には、一九九八年の夏、ある期間を南米で過ごされた
真の父母様ご一行が米国に戻られ、
イーストガーデンで帰国報告会がありました。

その場では、金孝律先生が、八月上旬に宣言されたばかりの
第二ジャルジン宣言の内容の報告をされ、
その中に、神様の絶対、唯一不変、永遠という主要属性を、
私たち被造物である人間も相続して、
絶対、唯一不変、永遠になることができるという内容がありました。

それは、真のお父様が語っておられるのではなく、
金孝律先生が説明していたのです。


それを聞いているとき、私に、電気のようなものが
ピピピピと流れてきたのです。

なぜかと言えば、私は日頃、神学を学び教える者として、
被造物である人間も、神様と同じように、
絶対性、唯一性、不変性、永遠性を持つことができるということを、
どのように神学的に説明できるだろうか、といつも考えていました。

人間も神様の二性性相に似せて創られているので、
心身の二性性相の授受作用や
人間同士の愛の二性性相の授受作用を通して、
人間も神様と同じようになるはずだ。

だから、これ以上はできないというほどまでに
誠を尽くしながら、心身統一をし、
また他人のために仕え愛することこそ、
神様の絶対性や永遠性などを相続するコツであり、
理論的根拠でもあるに違いない。

この不足な自分でも頑張ってそれをしてみよう、
と考えていたのです。

ですから、この話を聞いたとき、すさまじい波動が
伝わってきて、激しく共鳴したのです。


そのとき私は、真の父母様と金孝律先生から遠い、
部屋の隅に座っていました。
そこは、五十人くらいのリーダーが座っている末席でした。

ところが、そのとき、真のお父様は、「報告、ストップ!」と言われ、
いちばん遠い所にいる私を指差して、
「神明、今、何か感じただろう」とおっしゃったのです。

お父様は波動で分かるのです。

私は、「私は今まで、神様の属性を人間も相続して
神様と同じようになるということを、
神学的にどのように理論化するかをいつも考えてきました。
それが今、ジャルジン宣言の内容として
深く実感できました」と申し上げました。

すると、真のお父様は一言、「そうか」と言われ、
金孝律先生に報告を続けさせられました。

慕わしきわが主、わが父母 真の父母様との思い出
第16回ベルべディア家庭教会(ニューヨーク州)
神明(しんみょう)忠昭・澄江(777家庭)
(「世界家庭」2017.2/P.72〜81)
「深い神様の心情圏に没入し、一刻一刻を過ごされるかた」


神明先生は、とても霊的に敏感であり、
深い心情の世界があるなと感心しますが、
その心情の波動を感じ取られる
お父様の霊的直感力は、本当に素晴らしいものですね。

たとえて言うなら、湖で釣りをしている時、
魚が針にかかって、浮きが「ちょんちょん」と沈む、
静かな湖面に動きがある、
そういった感覚なのかな、と思います。

霊的な達人の域ですね。

神様とともにある心情で生活をされる中、
同じような感性をもたれる
神明先生の存在は、きっと
真のお父様にとっても、
嬉しい存在だったのではないでしょうか。

父母様に侍る、父母様の心情を求める
まさに孝情の心情をもって生活していきたいと思います。





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