神明先生による
真のお父様が「霊能者だ」と感じた証し。
2つめです。
☆
第二には、一九九八年の夏、ある期間を南米で過ごされた
真の父母様ご一行が米国に戻られ、
イーストガーデンで帰国報告会がありました。
その場では、金孝律先生が、八月上旬に宣言されたばかりの
第二ジャルジン宣言の内容の報告をされ、
その中に、神様の絶対、唯一不変、永遠という主要属性を、
私たち被造物である人間も相続して、
絶対、唯一不変、永遠になることができるという内容がありました。
それは、真のお父様が語っておられるのではなく、
金孝律先生が説明していたのです。
☆
それを聞いているとき、私に、電気のようなものが
ピピピピと流れてきたのです。
なぜかと言えば、私は日頃、神学を学び教える者として、
被造物である人間も、神様と同じように、
絶対性、唯一性、不変性、永遠性を持つことができるということを、
どのように神学的に説明できるだろうか、といつも考えていました。
人間も神様の二性性相に似せて創られているので、
心身の二性性相の授受作用や
人間同士の愛の二性性相の授受作用を通して、
人間も神様と同じようになるはずだ。
だから、これ以上はできないというほどまでに
誠を尽くしながら、心身統一をし、
また他人のために仕え愛することこそ、
神様の絶対性や永遠性などを相続するコツであり、
理論的根拠でもあるに違いない。
この不足な自分でも頑張ってそれをしてみよう、
と考えていたのです。
ですから、この話を聞いたとき、すさまじい波動が
伝わってきて、激しく共鳴したのです。
☆
そのとき私は、真の父母様と金孝律先生から遠い、
部屋の隅に座っていました。
そこは、五十人くらいのリーダーが座っている末席でした。
ところが、そのとき、真のお父様は、「報告、ストップ!」と言われ、
いちばん遠い所にいる私を指差して、
「神明、今、何か感じただろう」とおっしゃったのです。
お父様は波動で分かるのです。
私は、「私は今まで、神様の属性を人間も相続して
神様と同じようになるということを、
神学的にどのように理論化するかをいつも考えてきました。
それが今、ジャルジン宣言の内容として
深く実感できました」と申し上げました。
すると、真のお父様は一言、「そうか」と言われ、
金孝律先生に報告を続けさせられました。
慕わしきわが主、わが父母 真の父母様との思い出
第16回ベルべディア家庭教会(ニューヨーク州)
神明(しんみょう)忠昭・澄江(777家庭)
(「世界家庭」2017.2/P.72〜81)
「深い神様の心情圏に没入し、一刻一刻を過ごされるかた」
第16回ベルべディア家庭教会(ニューヨーク州)
神明(しんみょう)忠昭・澄江(777家庭)
(「世界家庭」2017.2/P.72〜81)
「深い神様の心情圏に没入し、一刻一刻を過ごされるかた」
☆
神明先生は、とても霊的に敏感であり、
深い心情の世界があるなと感心しますが、
その心情の波動を感じ取られる
お父様の霊的直感力は、本当に素晴らしいものですね。
たとえて言うなら、湖で釣りをしている時、
魚が針にかかって、浮きが「ちょんちょん」と沈む、
静かな湖面に動きがある、
そういった感覚なのかな、と思います。
霊的な達人の域ですね。
神様とともにある心情で生活をされる中、
同じような感性をもたれる
神明先生の存在は、きっと
真のお父様にとっても、
嬉しい存在だったのではないでしょうか。
父母様に侍る、父母様の心情を求める
まさに孝情の心情をもって生活していきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)