2021年09月21日

霊的にすべてお見通し、しかし指摘しないお父様流教育 霊能者たちが従うワケ 《金元弼先生》



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今日は、秋夕(チュソク)
霊界におられる真のお父様を偲つつ──

金元弼(キム ウォンピル)先生のみ言より、
「み言で心霊を育てる」を紹介します。


霊界が働きかけて悪いものをつまみ出すのは、
(しもべ)に対する教育であって、
子供、子女を教育する仕方ではないと
(文鮮明)先生は教えてくださいました。

ですから、妻に対して良くない点を指摘して
教えるというのは、僕に対する教育の仕方です。
それに対して、真理を与えて、自らが悪いことや
誤っていたことを直して正していくようにさせるのが、
子女に対する教育法ということです。

霊的な方法で悪いものをつまみ出して
正していくようなことはしないのです。

先生の教育法は、私たちが間違っていると
分かっておられるけれども、つまみ出さないで
原理を教え、真理を教えることによって、
自ら正していくように導くという方法です。


もし、そういう霊能者が一緒にいて私たちの過ちを
人の前で、「あなたはこういう間違いをしたでしょう。
そういう間違った考えをしているのですね」
というようにつまみ出したとするならば、
私たちはどのような気持ちになるでしょうか。

ありがたいというよりも怖いという心になります。
だから、おばあさんの霊能者で年取った人であっても、
非常に怖く感じたことがありました。

もちろん私が正しければ、どういうことが起こっても
全く怖くはありませんでしたが。
人は間違いをすることが往々にしてあります。
霊能者からそういうことをされますと、
怖い感じがするというのです。


ですから今もなお先生は私たちのことが分からないのではなく、
分かっていながらもみ言を通して、
私たち自らが直し、正していくのを願っておられる
ということを理解しなければいけません。

そうしますと「私がこんなことを考えても
分からないんじゃないか」と思って
行動するような生活になってはいけないのだと思います。

先生は普通、あなたはこれが悪い、あれが悪いと、
そんなことは私たちに一切話されません。
その当時、先生は何もそういうことを話されないけれども、
霊能者には人のすべてが事細かに分かるという人がいたのです。

この霊能者たちの中には、病気を治したり、
人に何が起こるかせんさくしたり、
あるいは人の心霊をせんさくする人がいました。
心霊が分かるのです。

ところがこういう人たちでも、先生の前では
子供のようになっていました。
それほどの霊能者でも先生のみ言だったら
皆従っていくのです。

先生は私たちの前で、「私は人の病気を治しますよ。
皆様の将来も分かりますよ。何もかも分かりますよ」
とはおっしゃらないのです。

霊能者たちが先生に子供のように従うのを見て、
間接的に先生の霊的な位置を推し量ることができました。

私が「先生も啓示を受けるのだろうか」
と考えたくらいに、先生は何も私たちに
そういうことを見せてはいませんでした。

私がこのようにお話ししているのは、最初のころは
そういうことがあって、今は無いというのではなく、
今なおそういうことが本当に起こっていることを
知ってほしいからです。

そして、一人一人は神とサタンが我々を中心として
闘っているということを、いつも心に思い続けて
生活しなければいけないと思うからです。

ですから、外の世界の霊能者ではなくて、
自分の中の霊能者の声によく従っていく
私たちにならなければいけないと思います。

I 平壌開拓から興南解放
第二章 いつも弟子に関心をもたれる先生
「み言で心霊を育てる」

信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」 
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題

※一部()書きで加え
誤植を直しました 文責:ten1ko2


「自分の中の霊能者の声」とは、
神様の声、私の良心の声でしょうか。

私たちは往々にして、
「外の世界の霊能者」の声、
聞こえてくるもっともらしい話に耳を傾け、
意識を向けてしまいがちなのではないでしょうか。

また、私に対する評価、反応を
気にしてしまうことがあったりします。

お父様はすべてをご存じであります。
しかし、霊界からメッセージを与えたら、
地上は混乱してしまうかもしれません。

だからこそ、「自分の中の霊能者の声によく従っていく」
やはり、私の良心を高めていく生活をし、
良心の声に基づいて歩むことが重要なのだ、と思うのです。




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2021年09月20日

since1965「新しい国連が必要なんだね」  天高く高松の鶴 《日本を愛した文先生の足跡 高松篇》



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▲集まった教会員たちと共に。後列左から3人目が文鮮明先生
(以下、写真はいずれも1965年2月4日)


日本を愛した文先生の足跡
今回は、高松特集です。

「新しい国連が必要なんだね」

1965年2月3日午後10時、文鮮明(ムン・ソンミョン)先生ご一行、
西川勝先生、久保木修己会長は高松教会に到着されました。

当時、教会は古びた一戸建ての家でしたが、
四国全体から集まってきた教会員が、隅々まで清掃し、待っていました。

文先生は到着後すぐに、これからの世界的な摂理について語られました。


「過去の人のできなかった、
 より以上の蕩減を克服してこそ
 勝利することができるのである」。


「何か質問は?」
すると長野昭秀さん(777組)が
「国連は使命を果たすことができるのですか?」と尋ねました。

文先生は
「新しい国連が必要なんだね」
と答えられました。

 
文先生が高松の教会に来られたとき、ある壮年のかたが
教会を訪ねてきました。

そのかたは統一教会の青年たちを評して
「美人で田に舞い降りた鶴のようだ」と言うのでした。

文先生ご一行は、深夜12時を回り、
午前1時に「月光」という旅館に向かわれました。

4日、朝食を取りながら、文先生を囲んでの
和動会、質問会が始まりました。
質問は具体的な問題にまで発展し、
文先生はその一つ一つに丁寧に答えられました。

その後、
「天恵仰慕する高松の鶴
 勇飛天高統一勇士に似る」

と揮毫(きごう)してくださいました。


命懸けで聖地を決定

それから屋島山に向かい、瀬戸内海を一望できる
屋島山頂の雑木林の一角に聖地を定められました。
文先生の背広には木の葉がたくさんついていました。

聖地を決定する際、西川先生は文先生を
景色のよい所に案内されようとしましたが、
文先生は非常に怒られたのです。

「先生は景色を見に来たと思うのか」。

その言葉を聞いて、文先生は
命懸けで聖地を決定するために来られたことが分かりました。

東西南北の4か所に人が立ち、
聖別と祈祷によって聖地が決定されました。

続いて文先生ご一行は香川県庁に向かわれ、
その後、3時半発のフェリーで広島に向かわれました。


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▲揮毫される文先生
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▲文先生が下さった揮毫  ▲聖地決定の時に使われた聖塩と聖塩入れ(石井トミ子さん提供)


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▲屋島山頂の雑木林の一角に聖地を決定される文先生


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▲高松教会から出てこられる文先生


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▲車に乗り込まれる文先生

(参考/「成約新聞」1965年3月5日特集号、
「ファミリー」 1986年4月号、「ファミリー」 1997年10月号)

(光言社『グラフ新天地』395号[2001年6月号]「日本を愛される文先生の足跡」より)
日本を愛した文先生の足跡(11)高松
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=12352
blessed life


個人的には、四国に一度も行ったことがないので、
いつかは訪れたいところです。

お父様は「新しい国連が必要なんだ」
と当時から国連について語られていたことを初めて知りました。

世界をひとつにするために、
お父様の頭の中では、さまざまな摂理が
進められていたのだと思いました。

また聖地を決定される際のお父様のお姿。。。
命懸けということは、
その聖地の一つひとつが、生死を分ける
大切なものであったのでしょう。
その思いをしっかり胸に刻み付けていきたいです。




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2021年09月19日

神統一韓国に向け、世界指導者たちが発動! 《シンクタンク2022希望前進大会》



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先週の日曜日に開催された
「ThinkTank2022希望前進大会」の内容です。

シンクタンク2022で韓半島平和
サミット組織委員会が出帆
天一国9年天暦8月6日
(2021年陽暦9月12日)
韓国・清心平和ワールドセンターおよび全世界圏域

「神太平洋文明圏の文化はアジアを
通して世界へ広がる」とお母様

 9月12日午前9時から、韓国・清心平和ワールドセンターで「神統一韓国のためのシンクタンク2022希望前進大会」が開催されました。会場に集った約100人のほか、194か国の国家的指導者および平和愛員など200万人以上がインターネットを通して参加しました。また、各国の放送局でも放映され、全体でおよそ5億人が視聴しました。



■16人の国家的指導者が演説

 本大会の紹介映像上映後、鐘の音とともに大会の幕が上がりました。舞踊と太鼓の開会公演に続き、鮮鶴UP士官学校の生徒たちが天一国の旗と世界各国の国旗を掲げて入場。司会の尹煐鎬・世界本部本部長が登壇しました。

 司会の開会宣言と映像に続いて、再び鐘が鳴り響き、日韓米の7大宗教指導者が合水式を行う「ピース・オファリング(平和祝願)」の時間となりました。代表で金起勳・世界聖職者指導者協議会世界議長が告天文を朗読。「天一国の歌」の演奏に続いて、米国時間で「9・11テロ」から丸20年となることを受けて、犠牲者を追悼して、全体で黙祷が捧げられました。

 基調演説および祝賀メッセージとして、呉世勳・ソウル市長、梁承晁・忠清南道知事、李始鍾・忠清北道知事など計9人の指導者が順に映像を通してメッセージを伝えました。「平和公演」では、韓国国楽歌手「南相壹バンド」が歌を歌いました。

 続いて、基調演説海外部門では、米国のドナルド・トランプ前大統領、ポルトガルのジョゼ・マヌエル・バローゾ元首相、セルビアのナターシャ・ミチッチ元大統領、フィリピンのグロリア・アロヨ元大統領、インドのデーヴェー・ガウダ元首相など7人が映像を通して、朝鮮半島の統一などについて演説しました。


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■「韓半島統一のための決議文」を奉呈

 「平和公演」として、リトルエンジェルスが「扇の舞(부채춤)」を披露。午前11時12分、真のお母様が入場され、25分にわたって創設者特別演説(下に要旨)をされました。

 続いて、トーマス・ウォルシュ天宙平和連合世界議長の司会で、「韓半島平和サミット組織委員会出帆」の時を迎え、映像を通して、「シンクタンク2022アジア太平洋事務局」出帆のためのMOU締結式と、カンボジアのクオン・ソダリー国会副議長の祝辞、看板上掲式が行われました。そして、同委員会の共同委員長となるカンボジアのフン・セン首相が基調演説を行い、尹煐鎬本部長が、お母様に代わって、フン・セン首相に画面を通して感謝のメダルを授与しました。


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純金の感謝のメダルを授与されたフン・セン首相



 また、世界平和頂上連合など6組織36人の指導者たちによる「韓半島統一のための決議文」を、尹煐鎬本部長と鄭元周・総裁秘書室長がお母様に奉呈。お母様から、「韓半島平和サミット」推進のための国民委員会の代表として、尹煐鎬本部長と鄭元周室長に任命バッジが下賜されました。

 お母様が銅鑼を3回打たれ、紙ふぶきが舞う中、画面に「韓半島平和サミット組織委員会出帆」の文字が出現。ピースロード世界連合縦走団が自転車に乗って入場し、壇上の韓半島の形のオブジェに花を挿して並び、リトルエンジェルスの少女たちと共に「統一の歌(우리의 소원)」を歌いました。午後0時15分、司会の閉会宣言によって閉幕しました。



真のお母様のみ言(要旨)

今や韓半島の統一は成されます


平和を願う全世界の指導者の皆様! 
特にシンクタンク2022に参加された
最高首脳としての7人の基調演説を誠に意味深く、
感謝する心で傾聴しました。

イスラエル民族を通して摂理しようとされた天は、
彼らが責任を果たせず蕩減が残ったために、
独り娘を誕生させうる新たな国を選ばれました。
その民族が、2000年前から
天が保護し祝福した韓民族です。

1950年にこの国で動乱(朝鮮戦争)が起きました。
どうして世界に知られていない
小さな国の民主主義を、国連の16ヵ国が参加して
守ってくれたのでしょうか?

これは人間の力ではなく、
天の保護があったからです。
天はこの民族を通して世界を抱こうとされています。

その預言をした人が100年前の
インドの詩聖タゴ−ルです。

彼は韓国がいちばん困難なときに、この国に向けて
「その灯火が再び明かりを照らす日に、
あなたは東方の明るい光となるだろう」
と語りました。

灯火とは、暗闇を照らす真理です。
真なるみ言です。
このみ言によって一つとなった
韓民族にならなければなりません。

特に私は 2019年に名古屋で
「アジア太平洋ユニオン」の創設を発表しました。

その後多くの国々が同参した中で、特に
カンボジアのフン・セン首相が積極的に参与され、
今回の歴史的なアジア太平洋事務局の
看板を掲げるようになりました。

これは人間の努力だけではありません。
天が共にあったことを知らなければなりません。

真の父母だけでは時間が多くかかります。
しかし真の父母によって祝福を受けた人々が
世界の至る所でその責任と使命を果たすとき、
奇跡的なことが起きるようになります。

今や韓半島の統一は成されます。
この韓半島で始まった神太平洋文明圏の文化は、
アジア大陸を通して
全世界で活発に広がりつつあります。

天のご苦労を忘れてはなりません。
全てに感謝する心で
天に侍って行動する人生を生きる
人類天宙大家族になることを祝願いたします。




今回は、韓国の道知事が5名、直轄市長が2名、
海外の有識者も多数参加する、
大規模な大会となりました。

また、カンボジアは、社会主義国家であり、
北朝鮮との国交がある特別な国ですが、
フンセン首相がお母様の願いを受けて、
「アジア太平洋事務局」を設置するという、
歴史的にも大きな大会になりました。

韓国を一つにするために、
お母様が真剣に切実に歩まれているからであり、
神様の願いを果たしたいという思いが
具体的に表れたものであると感じました。

北朝鮮は、先日ミサイルを発射するという報道もあり、
まだまだ予断を許さない状況だとは思いますが、
私たちも希望をもって、今与えられたみ旨を果たすことも
天の願いにつながっていることであることを
信じて歩んでいきたいと思います。




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