第14地区特別集会でメッセージを語られる文姸娥様
(2015年10月10日、千葉市)
(2015年10月10日、千葉市)
2015年に来日された際の文姸娥様のメッセージ、
今回は、「学んでも学んでも到達できない
真のお母様の深い愛と心情の世界(1)」です。
☆
文姸娥(ムン・ヨナ)様(文孝進〈ムン・ヒョウヂン〉様令夫人)が2015年10月、
真のお母様の願いを受けて来日されました。
ご滞在中、10日には第14地区*特別集会(千葉市)で、
11日午前には松濤本部(東京・渋谷)の日曜礼拝、
午後には青年学生大会(東京・中野)で親しくメッセージを語られました。
また翌12日には、「世界平和統一家庭連合出帆記念大会」
(千葉市、幕張イベントホール)に出席され、
日本家庭連合の出発を共に祝ってくださいました。
ここでは、家族連れ約千人が集った
第14地区特別集会で語られたメッセージ
(翻訳し、整理したもの)を紹介します。
(文責・『世界家庭』編集部)
☆
忙しいスケジュールの中、全てを二の次にして
集ってくださり、ありがとうございます。
私たちがここに集ったのは、
ひとえに真の父母様に対する慕わしさと愛ゆえです。
真のお母様の思い、その深い愛を考えれば、
私はあまりにも不足で、皆様に
十分にお伝えするのは難しいだろうとも考えます。
ただ、皆様のために精誠を尽くされる真の父母様の心は、
私が表現するよりもはるかに大きく、
深いことを知っていただきたいと思います。
☆
《真の父母様の生活の中心は朝も昼も夜も常に天の父母様》
それではまず、真のお父様のみ言を少し紹介します。
タイトルは「真の父母様を信仰し、真の父母様を知り、真の父母様と共に暮らし、
真の家庭と愛で一体化して、地上王国の生活を始めよう」です。
その一部を訓読します。
「皆さんが『神様のみ旨』と言うとき、
それは歴史の目的、創造目的が完成することです。
『神様のみ旨は創造目的の完成である』、
このようになるのです。
創造目的の完成とは何でしょうか。
それは、み旨の完成です。
み旨の完成とは何でしょうか。
四位基台の完成です。
四位基台の完成とは何かと言えば、
真の家庭を完成することです。
真の家庭とは何でしょうか。
真の父母がいなければならず、
真の男性と真の女性がいなければならず、
真の夫婦がいなければならず、
真の子女がいなければなりません。
一番の中心は何かと言えば、
個人の目的も真の父母であり、
男性と女性の目的も真の父母であり、
赤ん坊の目的も、兄弟の目的も、真の父母です。
真の父母になって、息子、娘をもつ。
家庭をもつ。
このようになるのです」(1997年、アメリカ)
家庭連合時代という新しい時代を出発するに当たって、
私にはこの真のお父様のみ言が、深く心に刺さりました。
では、私たちはどのようにすれば、遠くにいらっしゃる真の父母様と、
一緒に暮らしているかのごとく生活できるのでしょうか?
それを知るためには、目に見えない天の父母様(神様)と一体となり、
侍(はべ)って暮らしていらっしゃる
真の父母様のことを知らなければなりません。
それがどのような生活なのか、
皆様も気になっていらっしゃると思います。
もし、それを知ることができれば、たとえ物理的な距離があるとしても、
真の父母様と共に暮らす私たちになれるのではないかと思います。
私が真の父母様に身近に侍らせていただくようになったのは、
孝進様と祝福を受けた1999年以降です。
決して長い期間ではありません。
そういう中で私は、「真の父母様の全ての中心は常に天の父母様である」
という結論を得ることができました。
それは必ずしも、「天の父母様のみ旨を成してさしあげます」
という壮大な話をされることとは限りません。
朝、目が覚めれば最初に「天の父母様、おはようございます。
新しい一日が始まりました」とご報告なさることであり、
食事の時間になれば、「腹が減ったから何々を食べよう」というのではなく、
「天の父母様、何を召し上がりたいですか?
どのようなものを一緒に味わいたいとお思いですか?」とお尋ねになることです。
また真のお父様も、摂理的な内容を勝利なさったときはいつも、
「これら全てのことは、天の父母様が導き、
保護してくださったので、できたのだ」と言われました。
ご自身が一生懸命にやったというのではなく、
天の父母様に常に感謝し、天の父母様のことを思われるのです。
私は、そのようなおふたりのお姿をたくさん目撃してきました。
☆
今年(2015年)、真のお母様は聖和(ソンファ)3周年を前にして、
ヨーロッパ宣教50周年を記念し、新たな半世紀を出発するために、
ヨーロッパに行かれました。
そのときお母様は私たちを連れて、以前、
真のお父様と一緒に訪問された地域を回られました。
行く先々でお母様は、
「お父様はこの場所に座ってコーヒーを飲まれた」
「朝はソーセージを召し上がった」
などとお父様との思い出話をされました。
また、景色の良い所に行けば、
「お父様とここに座ってあそこを眺めた」
などという話もしてくださいました。
☆
風光明媚(めいび)な所に行けば、私であれば、
まず「ああ、本当にきれいだ。
早く写真を撮らなければ」と考えます。
自分がこの美しい景色の中に足を踏み入れたという
証拠を残したいし、
カメラに収めて観賞したいと思うでしょう。
ところが真のお母様は開口一番、
「天の父母様が私たちのために、このように準備してくださったのだね。
どれほど苦労されただろうか。
本当にありがたい」とおっしゃるのです。
そのようなお姿を生活の中で拝見しながら、
「これが真の父母様と私の違いなのだな」
と思うようになりました。
(『世界家庭』2016年1月号「文姸娥様のメッセージ
学んでも学んでも到達できない真のお母様の深い愛と心情の世界」より)
〜文姸娥様のメッセージ〜
学んでも学んでも到達できない真のお母様の深い愛と心情の世界(1)
私たちの真の父母様 6
真の父母様の生活の中心は朝も昼も夜も常に天の父母様
(blessed lifeより)
☆
*14地区は2015年当時のもの
真の父母様の一挙手一投足は、
すべて、神様が動機となっているのですね。
嬉しいことも悲しいことも、
自分の感情から起こるのではなく、
神様の心情に当てはめておられる。。。
さらに言うならば、喜怒哀楽の感情以外にも、
起きられる時、休まれる時、
日々の生活すべてが、神様とともにあるのが、
真の父母様であるのでしょう。
ヨナニムご自身が、いつもお母様に侍っておられるので、
そのことを一番感じておられるのは間違いないでしょう。
実は、この6年前の集会に参加させていただきました。
そのときもブログに2回に分けて紹介しました。
ヨナニムも歌を歌ってくださったり、
とても懐かしいです。
(14地区となっているのは、
現在の5地区体制になる前のものです)
今回は、その時のみ言全体を4回のシリーズで
取り上げてくださるようなので、
楽しみに次回を待ちたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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