李相軒(イ サンホン)先生の「霊界の実相と地上生活」
今回は、真の父母様への手紙です。
☆
「父母様、私の手紙をお受けになり、慰められますように」
と祈られて、語り始められた。
☆
父母様、これまで玉体御健勝であられましたでしょうか。
私、相軒(サンホン)が涙で親不孝のお許しを願います。
御苦労なさる父母様の前で、先にここに来るようになり、
申し訳なさを禁じえないのでございます。
これまで360万双国際合同祝福式を完遂なさるために、
連続する御苦労、この息子はよく存じております。
ここ天上でも、階層ごとに食口(シック)の幹部たちが回りながら、
皆が大変努力しております。
地で苦労しておられるので、ここ天上は、
私たちが整理して伝道しようと努力しますが、
根本は父母様が来られてこそ、まとめられるようでございます。
御苦労なことを再び負わせてしまうようで、
申し訳なく思うのでございます。
天上の祝福式は、お父様がなさるべきことですが、
多くの人たちが待機しており、期待しております。
私どもは、地獄の門が開かれて、解放の喊声(かんせい)が
わき起こるであろうと講義して回っています。
私どもが最善を尽くして活動したといいますが、お父様の前には何でもなく、
ただお父様の御苦労を少しでも軽くしてさしあげるためでございます。
☆
お父様!
私が地上にいる時、地上人たちが霊界の事実について
質問すれば、口がふさがりました。
学術セミナーのたびに、霊界について質問する人たちがいましたが、
明快に答えられなかったのです。
また、私自ら解くことができなかった
謎のような問題が、霊界の事実でした。
そしてついに地上で霊界論を整理できず、
ここに来るようになったのです。
それで、私がこの国に来て、霊界の事実を詳しく整理して、
地上に送ろうとするのは、
第一に、地上に生きているすべての知性人たちの気掛かりを
解いてあげたいからであり、
第二に、食口たちの地上の暮らしを助けたいからであり、
第三に、父母様の困難を少しでも助けてさしあげたかったからでございます。
先に来た罪責感のためでもあるのでございます。
☆
お父様!
これまで、私は無我夢中で霊界を回りました。
あちらこちらをくまなく探し、把握しようと努力いたしました。
今、私が力を尽くして把握した内容を、地上にお送りしますので、
誤った部分があれば、叱ってくださいませ。
これは、霊界の事実を明らかにすることで、
食口たちに助けになることを願う心のためでございます。
また、父母様が天上に来られれば、霊界を整理なさるのに、
あまりに御苦労なことと存じ、
地上人たちが罪を犯さずに来ることを願う心のためでございます。
そして、神様がおかわいそうだからでございます。
☆
お父様!
この幸福な所にお送りくださり、心から感謝申し上げます。
親不孝な子に下賜された、「福人」という称号、実に畏れ多いことでございます。
許してくださった、私の地上の人生を、今整理しましたので、
永遠の国であるここ天上で、熱心に地獄解放のために奮闘努力いたします。
お父様、お母様!
私たち夫婦が、父母様の恩寵(おんちょう)により
良い所で楽に過ごすことをお許し願い、
敬礼をお捧げいたします。
長生きしてくださいませ。
1997年8月21日
相軒 拝
相軒 拝
霊界の実相と地上生活
第一章 真の父母様に捧げる文
一 真の父母様に
第一章 真の父母様に捧げる文
一 真の父母様に
☆
李相軒先生が私たちのために、
霊界の存在をはっきり知らせるくださることは、
父母様の重荷を軽くして差し上げたい、
その一念でありました。
霊界から送られたメッセージは、1997年ですから、
清平の聖霊役事が開始された1995年から、
少し経ったときのことでした。
最新の状況とは違うと思いますが、
存在様相を教えてくださることが
改めて感謝なことであると感じます。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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