2021年10月28日

霊に憑かれたとき・・・既存のお祓いの限界と、天寳役事のすごさ 《北谷先生 死んだらわかるけど、それでは遅い》



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北谷先生の「死んだらわかるけど、それでは遅い」
今回は、『既存の供養には限界がある』です。


人間は亡くなった後、霊界に行きます。
ところが、すぐに霊界に行けない場合もあるのです。

例えば、交通事故などで突然命を奪われた人は、
浮遊霊としてその事故現場に残ることがあるのです。

また、強烈な恨みを持ったまま亡くなった場合、
その恨みの原因をつくった地上人の体の中に入るケースもあるのです。


私の一家が信仰していた神道では、恨みを抱えたまま、
霊界に行くことすらできないでいる霊人たちに対して、
六カ月間、謝り続けることで供養していました。

その人が生前好きだった食べ物などをお供えしながら、
毎日ひたすら先祖のしたことを「すみません」と謝るのです。

子供のときには、「先祖がやったのだから、
子孫ではなく先祖のところに行けばいいのに」
などと、よく思ったものです。

そのようにして六カ月供養すると、
母に入った“神様”が、その霊人から
恨みがすべて取れているかどうかを調べます。

そうして恨みが取れていることが分かったら、
そのことを紙に書き記して、海に流すのです。

私が信仰していた神道では、こうすることで因縁が切れて、
供養ができ、その霊は霊界に行けるというのです。

このようなことは神道だけでなく、仏教などでもしています。


ところで、神道や仏教でこのように供養をして因縁を切ったとして、
その供養された霊は、果たして霊界のどこに行くのでしょうか?

天国に行けるのでしょうか?
そうではありません。

その人が地上で生きていたのと同じような霊界に行くのです。
つまり、その人の心霊基準にふさわしい霊界に行くのです。

光言社刊 北谷真雄 / 著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より


北谷家の神道でのお祓い、
これほど大変なんですね。

あらためて、清平を通して受けてきた恩恵が
どれだけ素晴らしいものか知りました。

HJ天宙天寶修練苑で行われる霊分立役事は、
怨みをもった霊を役事を通して、
私たちの体から分立するだけでなく、
絶対善霊に生み変えてしまう、という
奇跡の役事です。

6ヵ月祈り続ける、そのように苦労されたとしても
一般的な御祓いは、悪霊を一時的に取り除くことはできたとしても、
その悪霊自体は、そのままの状態で浮遊するか、
別の人の体に入ってしまうのです。
ほとぼりが冷めれば、また戻って来る場合もあるといいます。

そういった意味では、家庭連合の霊分立役事は、
霊界の人たちを救い、地上の人たちを解放する、
どれだけ貴いものであるでしょうか。
本当に感謝しなければならない、と思います。




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2021年10月27日

中秋の名月にきいてみると・・・ 真のお母様の友達なんですか? 《自己牧会プログラム》



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自己牧会プログラム。
今回は、「月からの返事」です。

(男性 50代)

中秋の名月を自宅のマンションの窓から
眺めていたときのことです。

美しい満月を見ながら、われ知らず
月に話し掛けていました。

「お月さまは私たちをどのように思っているのですか?」
と聞くと、「愛している」と返ってきました。

「私たちが私心に囚(とら)われているとき、
どう思いますか?」と聞くと、返事は「悲しい」でした。

以前に真のお母様が、
「月を友として生きてきました」
(天宙聖和7周年〈2019年8月17日〉で真のお父様に捧げられた書信より)
と語られたことを思い出して、
「お母様と友達なんですか?」と聞いてみたら、
「そうだ」と返ってきました。

このように即座に答えが来たのは驚きでしたが、
同時に、月のように優しい明るさで
私たちを見守ってくださる
天の父母様(神様)の愛を感じることができました。

書籍『自己牧会プログラム』の205ページに、

「人間が問いかければ、私の良心を通して答えが返ってくるのです。
 神様と人と万物の共鳴圏が生じるのです。
 そうすれば、至るところに
 神様が遍在しておられることに気づくはずです」

とありますが、まさにそのことを実感した出来事でした。

これが自己牧会プログラムで教えている
「天国人の生活」なのだと思います。

自己牧会プログラムに出合わなければ、
たとえ信仰をしていたとしても、
そのような境地を味わうことは難しかったと思います。

これからも、「今ここ」が天国だと
思えるような生活に挑戦していきます!

私の心の中にいる神様 91
月からの返事
(blessed lifeより)


万物は、神様の被造物ですので、
霊的感性が研ぎ澄まされていたら、
万物を通して、神様のメッセージを
受け取ることができるのではないかと思います。

良心の声を聴く訓練をしていたら、
どんな時にも、神様が万物を通して、
私たちに愛を与えたい心情を感じることができるでしょう。

私は、毎日江戸川をジョギングしているのですが、
「音」に意識を向けていくと、
鳥のさえずり、虫の鳴き声、風の音など、
あまり意識していなかった「音」を耳にすることができます。

自然の音を通して、神様のメッセージを受け取れる、
私の心の器を備えていきたいと思うのです。






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posted by ten1ko2 at 06:45 | Comment(0) | 自己牧会プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月26日

マリア・ジブナと共に投獄、生還したスロバキア人の証し 《真のお母様、感謝します》



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チェコスロバキア(当時)で殉教した
マリア・ジブナさんと共に投獄された兄弟の証し
『東欧の涙の歴史に光を当ててくださった』
を紹介します。

(久しぶりに、マリア・ジブナさんの
真の父母様への手紙もあわせて掲載します。)

ユライ・ライダ(六○○○双)

私はスロバキアの首都、ブラチスラバで育ちました。
一九七一年に入教した、東欧の初期のメンバーの一人です。
妻もスロバキア出身です。

私が伝道された当時、ブラチスラバは
チェコスロバキアの中心都市の一つでした。

そこに最初の宣教師であるドイツの女性食口、
エミリエ・シュテベルが来たのは
一九六八年八月三十日のことでした。
オーストリアの首都ウィーンから国境を越えてやってきたのです。

同年に起こったチェコスロバキアの民主化運動
「プラハの春」には大きな希望がありました。
共産主義には希望がありませんでした。

しかし、その年の八月二十日、ソ連、東ドイツなど
五カ国の軍隊が侵攻し、
プラハが占領されてしまったのです。
人々は深い絶望に陥りました。

そのような深刻な状況にもかかわらず、
エミリエは勇気を持ってやってきたのです。
真の父母様のメッセージを携えてー。


東欧の共産圏での地下宣教「ミッション・バタフライ」が始まる
一九八〇年以前、一九七三年から七八年にかけて、
チェコスロバキアで二十人近くの食口が投獄されました。

獄死したマリア・ジブナ(享年24)、そして私もその中にいました。
誰もがマリアのように殉教する可能性があったのです。
私も死んでいたかもしれません。

後に、アメリカにおられた真の父母様が、
刑務所に送られた私たちのために、
朝早くから聖地で涙しながら
祈ってくださっていたことを知りました。
父母様が私たちを救ってくださったのです。


私たち初期のメンバーの
伝道への情熱にはものすごいものがありました。

共産主義者ですら、私たちに比べれば弱い者にすぎませんでした。
警察は私たちに伝道させないようにしましたが、
私たちを止めることはできませんでした。

私たちは聖霊に満たされてエネルギーに満ちあふれ、
彼らを圧倒したのです。
それは再臨主と共にあったからです。


真のお母様は二〇一五年の基元節二周年に、
このチェコスロバキアの初期のメンバー、
そして東欧への最初の宣教師を表彰してくださいました。

また、欧州宣教五十周年を迎えた同年五月には欧州に来てくださり、
復興をもたらしてくださったのです。

さらに二〇一六年二月、真の父母様御聖誕日と
基元節三周年の記念行事のときには、
「ミッション・バタフライ」をテーマにしたミュージカル
「天一国の蝶の夢」を上演してくださったのです。


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私は統一運動であるチェコ天宙平和連合(UPF)の事務総長として、
その記念行事に参加させていただきました。

お母様が直接指導されて完成したこのミュージカルは、
聴衆に深い感銘を与えました。
もちろん、私も泣きました。

それは、私が四十五年もの間、心の奥底にしまっていた涙の歴史に、
お母様が光を当ててくださったからです。
共産主義国を愛し、み言を伝え、解放をもたらしてくださった
真の父母様に改めて感謝を申し上げます。

光言社刊「真のお母様、感謝します」より


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マリア・ジブナさんのお父様への手紙

  お父様、私は一度もあなたに
  お会いしたことがありません。

  しかし、あなたのみ言を聞いて、
  『これが私の人生の行くべき道だ』
  そのように確信しました。

  そして、この道を出発してまいりました。

  しかし、この国は神様を認めない
  共産主義の国です。

  だから、私は明日、
  この地上にいることはできないかも知れません。

  でも私は自分が来た道を決してうらんだりしません。

  あなたに対して何一つのわだかまりもありません。

  だから私に対して心配しないでください。

  でもお父様、
  一つだけ願いがあるとすれば、
  生きているときに
  あなたとお会いしてみたかった。

「平和を愛する世界人として」
文鮮明自叙伝より


マリア・ジブナさんの手紙。
皆様もご記憶にあるかと思いますが、
本当に胸を打たれますね。。。

その手紙がお父様の前で読まれた時、
その場に居合わせた食口たちは、
みんな泣きました。

お父様は、しばらく下をうつむいていましたが、
顔を上げられた時、こうつぶやかれたといいます。
「先生は悪い男よね」

お父様は、ジブナさんを殺した
共産主義者たちを怨むのではなく、
自分が悪い、と責められるのです。
お父様の真の親の姿を感じます。。。

マリア・ジブナさんをはじめ、
今回、証ししてくださった方など
迫害に直面された方々は
文字通り、命懸けの道を行かれました。

今の時代は、そのような命にかかわるような
迫害は一切ありません。
そういった方たちのご苦労があったことを思い、
み旨に更にまい進していきたいと思うのです。



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あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
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