「氏族メシヤ」絶対にできない、と思っていた私が・・・
以前、伝道教育局長をされていた矢野治佳先生が
氏族メシヤに関しての講話をされたことがあり、
その資料をたまたま目にしたので、
紹介したいと思います。
☆
私には、お父様との出会いの中で
忘れられない思い出があります。
1999年の夏にジャルジンの40日修練会に参加しました。
そこでは「興進様の聖和は
私たちが氏族メシヤを勝利できなかったことが
大きな原因である」ことが強調されました。
私は、5万50万摂理、ホームチャーチ摂理、
還故郷摂理の過去の経験からして、
「お父様は、私たちが、もっとも取り組みづらい時に
指示されてきたな」という思いが押し寄せてきて、
他の全ての事柄は整理できても、
「氏族メシヤは難しい、不可能だ」
という思いを強く残して帰ってきました。
☆
真の子女の日に、当時の水沢里の修練所に行く機会がありました。
ある時間、モヤモヤした思いで下を向いて座っている私の前に、
お父様が立ち止まられて、み言を語り始められました。
「真の父母は天宙にも替えがたい」と言われながら、
突然私の頭を強くはたかれたのです。
「お前、今まで天宙をかけてみ旨をやったことがあるか?」。
私は頭の中が真っ白になってしまいました。
天宙という単語は私の辞書にはなかったのです。
とっさに「はい、ありません」と答えていました。
真のお父様は、ニヤリと笑われながら、
「そうだろう。だから、そんな渋い顔をしてるや」と言われ、
その場が爆笑につつまれました。
後で冷静になったとき、答えが見つかりました。
「ハイ、それをされたのは真の父母様だけです」
が正解です。
真の父母様が文字通り、血と汗と涙で
天宙までの勝利圏を立てて下さり、それを、
個人・家庭・氏族の3段階の勝利で相続して下さるのに、
それが「できない」とか「難しい」ということは、
どれほど真の父母様にとって悲しいことであり、
残念なことなのかを思い知らされました。
まず、そのことに取り組み、
勝利したいと決意して出発すること自体が、
天の父母様と真の父母様の願いなのです。
☆
今回、神氏族メシヤとして、
天寶家庭として搭載されるのが、
世界では、5400家庭あまり、
日本においては、2200家庭あまりです。
他の国ではわかりませんが、
日本においては、「特別チャレンジ」ということで、
チームで在籍43家庭、祝福430家庭が
代表家庭の実績になる、という特例により、
多くの天寶家庭が誕生しました。
また、信仰の子女だけでなく、信仰の孫も
カウントされたり、さまざまな条件を含めての
天寶家庭搭載となったのです。
私たちの「天寶家庭勝利」と言っても過言ではありません。
かつて矢野先生がお父様に指摘されたころとは
比較にならないくらい勝利できる環境が与えられています。
時代の勝利圏と真の父母様の愛のゆえです。
だからこそ、矢野先生が語られるように、
天宙をかけてみ旨を歩まれた真の父母様に
報いる者となるために、前を向いて、
次に続く者になっていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)