自己牧会プログラムの海外からの証し。
今回は、「必ず道は開かれる」です。
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(ヨーロッパ在住 日本人女性 60代)
20年前の夫の離教とともに、私の心は
かたくなになり、ゆとりもなく、
ただ家庭生活を守るだけの日々になりました。
伝道前線にも臨んでいましたが、
夫との心情的距離を持ったままでした。
何か公的に歩むことで、自分の立ち位置を
保ってきたように思います。
やがて次男が引きこもりになり、
今10年が過ぎようとしています。
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「自己牧会プログラム」に出合ってからは、
自分は正しいという固定観念で人を見ていること、
知らず知らずのうちに
他を否定していることに気付くようになりました。
ワークを実践しながら、全てを下ろして
無になることで、多くの天の知恵に触れ、
再創造されていく恩恵を感じるとともに、
本然の自分は神様に侍る生活の喜びを
感じ取れるのだと理解するようになったのです。
こうして、自分が否定してきたことを
一つ一つ下ろしていくと、それまで夫に対して、
「こんなことを言っても理解してくれないだろう」
「これを言ったら傷つくだろう」など、
自分勝手な思考の中で距離を置いてきたことが、
まさに固定観念そのものだと分かりました。
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そして、その囚(とら)われがなくなると、
夫との関係に変化が出てきたのです。
まず、ありがたいことに、
夫が一緒に訓読をしてくれるようになりました。
以前は夫が拒絶して読むことができなかった
真のお父様の自叙伝の訓読も終え、
今は天一国経典『天聖経』に入っています。
その途上においては夫が願う本も訓読するなど、
私の心に壁をつくらないように努めました。
8月に入り、祝福家庭なら当然のことながら、
安侍日を夫婦で共にできるようになったのは夢のようでした。
さらに、天寶(てんぽう)家庭にも挑戦することができました。
その道のりは簡単ではなかったですが、
夫に相談しながら、一つ、また一つ、
共に越えていきました。
天寶家庭の摂理に真のお母様が
生命と愛を注ぎ込まれるが故に、
私たち祝福家庭が生かされていると実感しています。
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今は夕食後に夫と卓球をしていますが、
ある日、夫が完敗したことがありました。
「もうやりたくない」と言うかと思ったら、
「私はあなたの最高のコーチだ」という言葉で
私を感動させてくれました。
時に夫婦でダンスをすることがありますが、
ちぐはぐなダンスに笑い合いながら、
喜んでくださる神様に思いをはせています。
夫婦が互いに満たしてあげる心、
分かち合う心を持つ喜びを味わいつつあります。
このように、自己牧会プログラムは、
私に具体的な進展と希望を与えてくれました。
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自己牧会プログラムはヨーロッパでも
静かに浸透しつつあり、オンラインで
週1回のセッション(体験共有)の場が持たれています。
南東京教区渋谷家庭教会の壮年が座長になって、
温かく見守りながら、一人一人に
適切な導きをしてくださっています。
その場で共有される、姉妹たちの
良心との対話の証しは、私にとって大きな喜びと刺激です。
そして毎日、自己牧会プログラム事務局から、
YouTubeで配信されるセッションと、
LINEで配信されるワーク実践のエクササイズ
「天一国道場」は、私の強力な支えとなっています。
「引きこもりの息子にも必ず道が開かれる。
大丈夫、しっかり進みなさい」
という良心の励ましを受けながら、
生かされていることに感謝する日々です。
私の心の中にいる神様 93
必ず道は開かれる
(blessed lifeより)
必ず道は開かれる
(blessed lifeより)
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素晴らしい証しです。
以前、お伝えしたと思いますが、
自己牧会プログラムは、日本だけでなく、
海外にも広がっています。
さらに言えば、日本人だけではなく、
外国人にも良い影響を与えているのです。
良心は誰もが持っているものであり、
その影響は人類共通だと思うのです。
私も、証しを読ませていただきながら、
「私」に与えられた人間関係、環境において、
今、マイナス的だと思われることがあっても、
絶対にマイナスなことは一つもないのだ、
そんな風に励まされています。